デコンストラクションは従来型のバリューチェーンの再構築を行い、新しい事業構造をつくる。
デコンストラクションのプレーヤーは伝統的な事業モデルである一気通貫のバリューチェーン
(インテグレーター)とは異なる事業モデルを展開する。以下4つのパターンがある。
レイヤーマスター(専門特化型企業)
バリューチェーンの一部に特化。その領域で支配的地位を確立する。
オーケストレーター(外部機能活用企業)
バリューチェーンすべてを自社内に保有せず、一部をパートナー企業に任せる。
バリューチェーン全体のマネジメントを行い、顧客にトータルの価値を提供する。
マーケットメーカー
既存のバリューチェーンの弱み・欠点につけこみ、新たな市場をつくりだす。
既存のバリューチェーンの重複や満たされないニーズを解消する。
パーソナルエージェント
消費者側からビジネスモデルをつくりあげるのがパーソナル・エージェント。
情報ナビゲーターが顧客のニーズに合わせて購買代理店となる。