カテゴリー「マーケティング」
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»[気になるニュース]知恵を絞って生き残る
米自動車市場で現代自動車(韓国)が不景気ならではの新車販売プログラムで大躍進。「もし失業したら、ローンで購入した自動車をコストなしで返却できる」制度だ。日米6社が深刻な不振にあえぐ中、14.3%増(1月)という驚異的な伸び率を示す。雇用・将来に不安を抱えた消費者心理をうまく捉えたマーケティング展開。知恵を使えば危機をチャンスに変えられる好例ではないだろうか。
2009 年 2 月 17 日
小売とメーカーのバトル・ロワイアル・シリーズ
»[コラム]第4回 NBの価格は高くてよいのだ!NBメーカーがPB商品を製造することは、悪魔に魂を売るのに等しいという過激な意見もある。 シリーズ第1回で書いたように、日本のNBメーカーのなかにも、PBを製造することを断固拒否する企業と、また、それをよしとする企業と2種類ある。欧米でも、コカコーラ、ハイネケン、ケロッグ、P&G 、ネッスル(コーヒーに限り)などは小売店PBは絶対に製造しないと宣言している。 PB製造..
2009 年 2 月 16 日
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»[気になるニュース]元広告マンのスタバ体験談がベストセラー
全米で60代にして「スタバ店員」となった元広告会社重役の実話が人気を読んでいる。詳しくは記事を参照頂きたいが、「頂点に上り詰める→挫折・転落→頑張る→復活or新しい生き方」といった鉄板のストーリー展開。広告会社の元重役であっただけにスターバックスを絶賛しているのはPR目的も?と疑ってしまいますが、ストーリー展開はきっと日本でも受ける内容ですね。企業PRの参考になるかも..
2009 年 2 月 16 日
カナモリさんのいうとおり~ season2
»[コラム]別化ではなく最適化せよ!前回に引き続き、市場ポジションに応じた戦い方について、今回はニッチャーの戦い方をカナモリさんに解説頂きます。経営資源の量で劣っていても業界のニッチャ―として高い収益を誇る企業は結構多いですよね。生存領域を確保し、最適な戦いを挑み、生き残る企業となりましょう。
2009 年 2 月 10 日
小売とメーカーのバトル・ロワイアル・シリーズ
»[コラム]第3回 PBは本当に儲かるのか?小売店のPB(プライベート・ブランド)は景気が悪くなると売上が伸びる・・・・といわれる。事実、2007年に発表された「欧米4カ国における調査」では、PBシェアは不景気のときに増大し好景気のときには減少することが確認されている(*1) 。しかし、過去数十年にわたる長期的傾向をみると、不景気のときのPBの伸び率は好景気のときの減少率よりも大きい。結果、先進国におけるPBシ..
2009 年 2 月 9 日
カナモリさんのいうとおり~ season2
»[コラム]徹底して差別化せよ!不況時のマーケティングにウルトラCなど存在するのでしょうか?結局は自社の市場での地位に応じた戦略を愚直に展開することこそ王道ではないでしょうか。慌てて奇策に走ったり、他社と一緒に低価格、広告費削減などコスト削減に勤しんでもオウンゴールするだけでしょう。厳しい環境こそ定石を知り、自社なりの戦い方をするべきではないでしょうか。
2009 年 2 月 5 日
小売とメーカーのバトル・ロワイアル・シリーズ
»[コラム]第2回 ウォルマートという名のTV局メーカーが小売業と比べて相対的にその力を失っている理由にはいくつかある。そのひとつに、消費者との接点を持っていないことがあげられる。メーカーには消費者と直接接触して商品を売り込む機会は少ない。でも、その代わりにマス媒体があった。とくにTVという威力ある媒体があって、コマーシャルを大量に流せばある程度モノは売れた。 だが、そのTVがかつての馬力を失っている。マ..
2009 年 2 月 2 日
カナモリさんのいうとおり~ season2
»[コラム]スターバックスが「らしさ」を失いつつある理由出店しないと成長できない。出店しすぎると陳腐化してしまい、"らしさ"を損なわれていく。う~ん悩ましい。これ誰しもが通る道なのでしょうか?ほんのちょっと前まで都心でしかお目にかからなかったスターバックス。今や郊外のショッピングセンターも含め乱立している感じですね。スターバックスはどうするのでしょうか?
2009 年 1 月 27 日
小売とメーカーのバトル・ロワイアル・シリーズ
»[コラム]第1回 小売がメーカーになる日1947年カリフォルニアのLucky Supermarket メーカーと小売りが合体した業態もある。たとえば、衣料品分野ではユニクロや無印良品のようなSPA(製造小売業)。だが、日用雑貨や食料品分野では、メーカーと小売店(総合スーパー)とに分かれていて、粗利益の10円や100円をどう分け合うかで熾烈なバトル・ロワイアルをくりひろげている。 「メーカーと分け合わなければ、も..
2009 年 1 月 26 日
カナモリさんのいうとおり~
»[コラム]「『カルピスソーダ』ジンジャーゼロカロリー」の戦略を分析するおなか壊すくらい飲んでいたカルピス。子供の時にあれだけ愛していたのに大人になってからはまったく飲まなくなりました。少子化で市場が縮小する中、ターゲットを大人にも拡大していく方向のようです。"ブームのジンジャー"と"あの懐かしい記憶"で大人が購入するようになるか注目ですね。既にお子さんのいるご家庭ではパパもママも仲良く一緒に飲んでるようですが。(商品は19日より発売..
2009 年 1 月 22 日