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FACTデータからの仮説設定術

講師 蛭川 速(ひるかわ はやと) マーケティング研究協会 顧問
開催日 2012年6月12日(火) 時間 10:00~17:00
費用 47,250円(消費税込み) 会場 青学会館(東京都渋谷区)
主催 株式会社マーケティング研究協会
あふれかえる情報の中から「価値あるFACT」を見極め ビジネスで通用する「仮説」を固めるには!?

「仮説設定力」は、マーケティングマネジャーが重要と捉えつつも、スタッフが 習熟していないと悩んでいるスキルの代表格です! (弊社マーケティング実態調査2011.9より)

こんな方にお薦めです
【思い当たるフシはありませんか?】
 ・データをこねくり回しているだけで、肝心の「意味」が見出せない
 ・部下の企画や提案には「思いつき」の域を出ないものが多い
 ・データを扱う上で最低限押さえておくべきことがわかっていない
 ・良い仮説/悪い仮説の基準が人によって違い、共有できていない
 ・同じデータを扱っても、気づくスタッフと気づかないスタッフがいる

1.マーケティング仮説とは

・「思いつき」と「マーケティング仮説」の大きな違い

・リサーチデータはウソをつく ~ 実績データの中にこそ、「発想の種」が隠されている

・マーケティングの99%は仮説・・・(ヒット商品の仮説を解明しヒット要因を推定する)

2.仮説設定のプロセス ─マーケティング仮説で施策の精度を向上させる

STEP1【Fact収集】膨大なデータからFact(事実)を見出す

STEP2【データ分析】時間軸/種類別/顧客別などデータを多面的に分析する

STEP3【特異点の抽出】一定の法則で説明できない変節点(データの大きな変化)を見出す

STEP4【分析結果 からの考察】なぜ特異点が生じるのか、要因を論理的に考察する

STEP5【仮説の設定】特異点を生じさせる要因を仮説として設定する

3.定量データから着眼点を整理する ─最もシンプルな分析法から仮説を導き出す

・長期間のデータから変化ドライバーを発見する

・データの相関関係から因果関係を見出す

・平均値からは見えない事象から仮説を設定する

・データを比較することで新たな発見を得る(クロス集計の軸設定)

・マーケティングデータ読み取りの留意点(認知率・購入意向率・グラフ表現)

4.定性データで仮説を補強する

・定量データで「アタリ」をつけて定性データで意味を深める

・インタビューの発言記録から重要なキーワードを抽出しその意味、背景を類推する

・定性データから潜在ニーズを類推する方法

5.マーケティング仮説の実践展開!(事例研究)

・スマートフォンのFACTデータから仮説を設定する

・統計データから現状と将来を仮説として設定する

・スマートフォン非購入者に対する今後の展開施策を考える

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