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「家電量販」徹底研究セミナー

~前年割れ対策に奔走する流通各社の戦略とメーカー、販社の対応策~

講師 得平 司 株式会社クロス代表取締役
開催日 2012年5月11日(金) 時間 10:00~17:00
費用 47,250円(消費税込み) 会場 砂防会館(千代田区平河町)
主催 株式会社マーケティング研究協会
<講師プロフィール>
得平 司 株式会社クロス代表取締役

中央大学商学部を卒業し日本の流通コンサルタントの草分け的存在である成瀬儀一先生の主催する「販売能率増進本部」に入社。1984年に同本部指導部長を経て、1987年に有限会社フィックを設立し独立。現在は株式会社クロス代表取締役として活躍。消費財流通に精通し、各種、小売業、流通企業の指導、並びに、メーカー、卸売業に対する「小売り・流通対応・戦略」の指導に活躍。特に「家電業界」の研究、指導には定評があり、家電量販企業大手各社、及び、大手家電メーカーや情報・通信関連企業、日用雑貨メーカー等に対して数多くの教育、指導、コンサルティングの実績を有し、好評を得ている。専門分野は「流通企業の経営戦略」「流通企業の店舗診断、活性化政策」「メーカーの流通マーケティング政策」「メーカーの営業政策」、等
主要著書:「ヤマダ電機のPCDA経営」(日本経済新聞出版社)、「最新 家電量販業界の動向とカラクリがよ~くわかる本」(秀和システム)、「街と店から時代を読む」(同文館出版)、等

1.家電業界の変化と方向性

1)国内家電市場の動向と展望

 ◇2012年度国内家電需要は対前年比91%と下落予測

 ◇テレビをはじめ軒並み前年割れの状況をどうカバーしてゆくか?

 ◇白モノ・生活家電、黒モノ・AV関連、情報・通信機器、他主力商品の動向

2)激流の家電流通業界

 ◇2011年度決算にみる家電量販各社の現状と今後の方向性

 ◇首都圏ターミナル駅市場、地方大都市駅前争奪戦のその後と今後の行方

3)取扱商品カテゴリー拡張の方向性、ラインロビングと各社の狙い

 ◇玩具、ゲーム、カメラ、時計、ブランド品・宝飾品、化粧品、医薬品、

  介護用品、住設機器、リフォーム、家具、寝具、ゴルフ・スポーツ用品、

  自転車、カー用品、楽器、書籍、酒、食品、衣料品、保険、ハウスクリーニング…etc

2.家電量販各社の戦略と課題 ~ 店舗、商品、販促などから上位9社をクローズアップ!! ~

1)ヤマダ 2)エディオン 3)ヨドバシ 4)ケーズ 5)ビック 6)コジマ 7)上新 8)ベスト 9)ノジマ

3.「ヤマダ電機」圧倒的な強さの秘密とその戦略に見る今後の家電量販業界の方向性

1)ヤマダ電機の「PCDA経営」とは

2)ヤマダ電機の出店投資戦略の秘密 ~他社とどこが違うのか~

3)出店投資を支えるダントツの財務内容とそれを生み出す考え方

4)ヤマダ電機のマネジメントの強さ ~他社との違いと特徴~

5)ヤマダ電機の立地、業態戦略 ~都市型、郊外型、地域型~

6)今後の新市場、新分野への挑戦 ~住宅市場、エコ市場、海外市場~

7)ヤマダ電機と取引することで生み出されるメリット

4.2012年度のトピックスと業界各社の動向

1)アナログ停波以降のテレビの落ち込み復旧と「ロンドン五輪効果」の見通し

2)スマートフォン各キャリアの戦略とタブレットPCによる参入メーカーの動向

3)価格下落が進む中でのPCメーカー、周辺機器、ソフト、サプライ品メーカーの戦略

4)LED電球メーカーの商品戦略と照明・インテリア売り場、その他売り場に与える影響

5)オール電化、エコキュート、ソーラーシステム等エコ製品の広がりと各社の需要取り込み戦略

6)「ジャパネットたかた」、「Amazon」等、TV通販、ネット通販の台頭と各カテゴリーへの影響度

7)中国人買い物客需要の更なる取り込み策

5.家電量販が求める納入メーカー、販社の営業対応

1)家電量販の組織とバイヤー、MD、SV、店長の役割

2)本部が欲しい情報と、店舗が欲しい情報

3)新商品情報の提供、商品勉強会の実施の仕方

4)市場動向、売れ行き情報の効果的な提供の仕方

5)新店への対応と既存店に対する支援

6.実売へ直結するメーカー、販社からの提案と支援策

1)旗艦店舗、重要店舗を押さえる店頭プロモーション

2)店舗に導入してもらいやすい販促ツール

3)伸長するカテゴリーに合わせたクロスMDの展開

4)店長、担当者を巻き込むラウンダー営業の活動

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