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失敗事例に学ぶ!ブランド育成の総点検

~市場環境が変わった時のブランド政策とは?強いブランドになるためのチェックポイント~

講師 戸木 純 (株)ジェイズボーテ 代表取締役
開催日 2011年9月28日(水) 時間 13:30~17:00
費用 39,900円(消費税込み) 会場 砂防会館(東京都千代田区)
主催 株式会社マーケティング研究協会
<講師紹介>

戸木 純 (株)ジェイズボーテ 代表取締役

慶應大学商学部卒業後、(株)資生堂へ入社。販売業務の後、商品開発部へ転属。イプサ(IPSA)の事業立ち上げにおいてオリジナルのマーケティング手法をベースに販売を伸ばし、マーケティング本部長として活躍。本社では、化粧品開発において、高級ブランドから低価格ブランド、チャネル攻略ブランドなど数々のブランドを担当・育成するとともに戦略的な商品の立ち上げにも深く精通する。現在は(株)ジェイズボーテを立ち上げ、ブランド開発や人材育成のサポートを展開。理論。マニュアルだけではなく現場密着の取組スタイルは、現在のマーケターにも学ぶ点が多く、定評を博している。

1.「今だから語れる」ブランド開発 失敗の経験とその本質

 ~まずは、マーケティング嗅覚を高めよう!身近にある失敗の落とし穴~

 1.顧客少しずつ、自社のブランドと乖離していく

 2.購買行動が変わってきたとき、商品設計は変えるか、否か

  ~コンビニ・ドラッグからネット・通販まで、流通構造の再編をどう戦うか

 3.育てた顧客が一人立ちしていく 

  ⇒多様化する情報源とトップブランド信仰の陰り

 4.ブランド・リニューアルの失敗

  ⇒既存顧客の声をどう解釈すればいいのか

  ⇒変えるポイント/変えないポイント/変えるタイミング/変え方の見極め

 5.使用行動の視点が埋没

  ⇒分かったつもり(思い込み)と自己都合(メーカー都合)

 6.プロジェクトに見る失敗・成功のあれこれ

2.市場迎合のマーケティングから脱却~これからの時代のブランディング~

 1.時代の流れを読む

 2.強いブランドとは・・・共感・絆づくり

 3.強いブランドをつくる「お客様の琴線に触れる価値」その要素とは

 4.売れるプレミアムブランド創りとちょっとした贅沢消費富裕層

3.ブランド・リニューアルの実践事例 ~資生堂の共感・絆への挑戦~

 1.リニューアルとは「進化=環境適合」

 2.リニューアルの目的

   (鮮度維持、機能強化、失敗挽回、リポジショニング)

 3.リニューアルのタイミング

   (基幹商品、機能商品、失敗商品、リポジショニングのケース)

 4.リニューアルの方法あれこれ(一斉・順次・併売・旧品回収のケース)

 5.リニューアル時の課題

   (残す所と変える所、既存顧客と新規顧客、在庫問題、開発費)

4.女の子のDNAに迫るブランディング ~ドラッグストア戦略ブランド~

 1.市場(購買チャネル)、ユーザー価値観の変革を構造的にとらえる

 2.対象者を観察し、イメージビジュアルで表現する

 3.ユーザー像を見極めるコンセプトワーク

 4.商品設計~店頭設計への落し込み

 5.女性のDNAに訴えかけるコミュニケーション戦略

5.質疑応答

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