ビジネスニュース・セミナー情報・研修プログラム・コラム・講師プロフィール・インタビュー等、仕事をもっと楽しむための情報を発信

緊急開催!これからのマーケティング

大震災を経て消費者はどう変わったのか?企業は何をすべきか?

講師 高田 誠 株式会社朝日サステイナビリティ・マネジメント
坂下 素子 株式会社マッキャンエリクソン プランニング本部 T&I局 プラネットマッキャン
開催日 2011年6月7日(火) 時間 13:00~17:00
費用 39,900円(消費税込み) 会場 主婦会館(東京都千代田区)
主催 株式会社マーケティング研究協会
過去の経験(阪神大震災やカトリーナ台風時の対応)と今起きていること(緊急調査によって見えてきた『捉えるべき』消費者意識の変化)の理解を通じて、この危機を乗り越えるために、企業として、マーケターとして、今何をすべきか、今後どうあるべきかを中長期視点に立って考えるセミナーです。

<講師紹介>

高田 誠

(株式会社朝日サステイナビリティ・マネジメント)

元P&Gジャパン広報・渉外担当部長。1964年群馬県生まれ、1987年東京理科大学卒業、P&Gの製品開発本部に置いて日本、中国、グローバルプロジェクトを担当後、広報・渉外部で、社会性を高めるソーシャルマーケティング、戦略的企業広報、サステイナビリティプログラムのリーダーを務める。 2010年8月P&G退職後、現在、株式会社朝日サステイナビリティ・マネジメント代表取締役社長。神戸と東京を拠点に活動。


坂下 素子

(株式会社マッキャンエリクソン プランニング本部 T&I局 プラネットマッキャン)

T&I局はマッキャンエリクソンのリサーチチームで、独自調査McCann PULSE^(TM)やグローバルネットワーク(130カ国)を用いて生活者、社会トレンドを分析し、国内外のマーケティング活動提案を行っている。最新の『FUKKATSU』調査では、震災後のさまざまな変化を定期的にモニタリング中。プラネットマッキャンとは、世界44拠点で活動するマッキャン・ワールドグループのサステナビリティ専門集団。サステナビリティをテーマとした国内外のコミュニケーション活動、CSR活動含む企業活動の支援を行っている。

【第1部】世界の災害を経験した企業P&G出身の講師が、これからのマーケティングを提案!!

 

1.はじめに

 ①東日本大震災とは

 ②過去の国内、海外の事例を考える

 

2.「生活者」の現在

 ①不安と価値観の変化

  ~ 「何が大切なのか」

 ②広がる被災者への支援の輪

 ③存在感を増したソーシャルメディアの価値と役割

  Twitter, Facebookの意味合いが明確に

 ④寄付という貢献と責任

 ⑤経済の重要性を認識した生活者

 

3.コミュニケーション&広告の現在

 ①不謹慎という批判

 ②極端な自粛

 ③義援金の意味

 ④広告から消えた商品

 ⑤CSR広告のアプローチ

 

4.これからのマーケティングへの提案

 ①あたらしい価値観と新しいビジネスニーズを捉える

 ②ソーシャルマーケティングの発想へ

  ・広告手法ではなく、本質が問われる

  ・正しいことをするブランドであること

  ・本来の価値を考える

  ・社会に求められるブランドに

 ③適切な広告と効果的なコミュニケーション

  ・変わっていく判断

  ・特定セグメントへの価値提供とメッセージ

  ・インフルエンサーマーケティングの活用

 ④マーケターは大きな貢献をできる

  ・「社会貢献マーケティング」で復興を支援

  ・複数企業での活動&NPOや行政との連携

  ・「継続的支援」へ協力

 ⑤マーケターが学ぶこと

  ・「社内の理屈」ではなく「社会での意味」を考える習慣

  ・生活者の視点をリアルタイムに把握する力

【第2部】緊急調査から明らかになった震災後の消費者意識から、マーケティングの方向性を提示

 

1.調査によって明らかになった消費者意識と企業活動への反応

 ①震災2週間後、1ヵ月後の消費者意識の変化と地域による温度差

 ②企業の姿勢、取り組み、コミュニケーションを消費者はどう捉えたか?

 

2.震災後の持続可能性ニーズの高まり

 ①より求められる「安定」と「節約」

 ②再認識された「繋がり」の重要性

 ③注目されるエシカル消費、高まる資源や環境への関心

 

3.復興支援の中で企業はどのように取り組めばよいか?

 ①企業の復興支援活動と人々の反応

 ②10の復興支援手法

 

4.これからの消費に繋がるコンセプト

 ①これからのマーケティングに求められる『戦略的CSR』手法

 ②戦略的CSRを実践する上でのルールと10のコンセプト

Training Information

おすすめ企業研修