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「家電量販」徹底研究セミナー

講師 得平 司 株式会社クロス代表取締役
開催日 2011年4月21日(木) 時間 10:00~17:00
費用 47,250円(消費税込み) 会場 砂防会館(東京都千代田区)
主催 株式会社マーケティング研究協会
~ポストエコポイント前年割れ対策に奔走する流通各社の戦略とメーカー、販社の対応策~

得平 司 株式会社クロス代表取締役

流通戦略、営業戦略コンサルタント。1954年秋田県生まれ、中央大学商学部を卒業し日本の流通コンサルタントの草分け的存在である成瀬儀一先生の主催する「販売能率増進本部」に入社。1984年に同本部指導部長を経て、1987年に有限会社フィックを設立し独立。現在は株式会社クロス代表取締役として活躍。
消費財流通に精通し、各種、小売業、流通企業の指導、並びに、メーカー、卸売業に対する「小売り・流通対応・戦略」の指導に活躍。特に「家電業界」の研究、指導には定評があり、家電量販企業大手各社、及び、大手家電メーカー各社に対して数多くの教育、指導、コンサルティングの実績を有し、好評を得ている。
 専門分野は「流通企業の経営戦略」「流通企業の店舗診断、活性化政策」「メーカーの流通マーケティング政策」「メーカーの営業政策」、等
 著書に「街と店から時代を読む」(同文館出版)等。

1.家電業界の変化と方向性

1)国内家電市場の動向と展望

 ◇2011年度国内家電需要は対前年比87.6%と急落予測

 ◇エコポイント需要先食いと猛暑特需の反動による前年割れ

  をどうカバーするか?

 ◇白モノ・生活家電、黒モノ・AV関連、情報・通信機器、他主力商品の動向

2)激流の家電流通業界

 ◇2010年度決算にみる「勝ち組」と「負け組」の構図、要因と今後の方向性

 ◇ポストエコポイント前年割れ対策による新店ラッシュの動向

 ◇首都圏ターミナル駅市場、地方大都市駅前争奪戦のその後と今後の行方

3)取扱商品カテゴリー拡張の方向性、ラインロビングと各社の狙い

 ◇玩具、ゲーム、カメラ、時計、ブランド品、宝飾品、化粧品、医薬品、介護用品、住設機器、リフォーム、家具、寝具、ゴルフ・スポーツ用品、自転車、カー用品、楽器、書籍、酒、食品、衣料品、保険、ハウスクリーニング…etc

2.家電量販各社の戦略と課題
~商品・店舗・販促などから上位8社をクローズアップ!!~

1)ヤマダ

2)エディオン

3)ヨドバシ

4)ケーズ

5)ビック

6)コジマ

7)上新

8)ベスト

3.2011年度のトピックスと業界各社の動向

1)地デジ移行による薄型テレビ、地デジチューナー、

  BDレコーダーの動きと3D対応製品の可能性

2)スマートフォン切替え需要取り込み策と

  タブレットPCによる参入メーカーの動向

3)通信キャリアのバンドルによる単価下落の中でのPCメーカー、

  周辺機器、ソフト、サプライ品メーカーの戦略

4)LED電球メーカーの商品戦略と照明・インテリア売り場、

  その他売り場に与える影響

5)オール電化、エコキュート、ソーラーシステム等エコ製品

  の広がりと各社の需要取り込み戦略

6)「ジャパネットたかた」、「Amazon」等、TV通販、

  ネット通販の台頭と各カテゴリーへの影響度

7)「コスモス・ベリーズ」、「アトムチェーン本部」の急伸

  によるLPガス販売業者など異業種参入の影響と可能性

4.家電量販の業界課題と納入メーカー、販社への影響

1)オーバーストアによる社内競合の発生と駅前型店舗の競争激化

2)価格競争の激化とポイントカードを活用した顧客戦略、販促施策の展開

3)POSデータの共有、活用への取組み

4)ローコストオペレーションへの取組み

5)ヘルパー等、取引に関する慣習と法令改正への取組み対応

6)前年割れ対策のための新規顧客の取り込み、単価アップのための売り場提案

7)中国人買い物客需要の更なる取り込み策

5.家電量販が求める納入メーカー、販社の営業対応

1)家電量販の組織とバイヤー、MD、SV、店長の役割

2)本部が欲しい情報と、店舗が欲しい情報

3)新商品情報の提供、商品勉強会のタイミング

4)市場動向、売れ行き情報の効果的な提供の仕方

5)新店への対応と既存店に対する支援

6.実売へ直結するメーカー、販社からの提案と支援策

1)旗艦店舗、重要店舗を押さえる店頭プロモーション

2)店舗に導入してもらいやすい販促ツール

3)伸長するカテゴリーに合わせたクロスMDの展開

4)店長、担当者を巻き込むラウンダー営業の活動

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