エバンジェリストの仕事術

自分の価値を高め、市場で勝ち抜く

Amazonの商品説明より

「エバンジェリストの仕事術」―自分の価値を高め、市場で勝ち抜く

●エバンジェリストとは?
エバンジェリスト──「伝道師」という意味を持つこの言葉は、現在、マイクロソフトをはじめとする世界的なIT企業で、新たな職位を示す名称として、そして、ITエンジニアの新たなキャリアとして注目が集まりはじめています。

彼ら、エバンジェリストの仕事はひと言で言うと「伝える」こと。
新製品や新技術だけでなく、新たな価値や想いなど、その企業が発信したいすべてを、顧客やクライアントなど、伝えたい対象に的確に届けるための存在、それがエバンジェリストです。

エバンジェリストにはその仕事の性質上、プレゼンテーションやデモンストレーションのスキルとともに、エンジニアと同レベルの技術知識が求められます。

●トップ・エバンジェリストが明かす仕事術
本書の著者、西脇資哲氏はマイクロソフトで唯一の社長専属エバンジェリストであり、すべての製品のエバンジャライズを一任されている、日本屈指の存在です。

本書ではそんな彼が
・エバンジェリストになった経緯
・エバンジェリストに求められる資質
・エバンジェリストの仕事の全貌
・トップ・エバンジェリストとして君臨し続けるためのプレゼン術
・会場の規模別、観客別のデモンストレーション術
・セミナーやイベントを繰り返し依頼されるための人脈術
・高い評価を受けて、次につなげるための集客術

など、必要なスキルとノウハウ、テクニックを初公開!
エバンジェリストとしてトップを走るためのすべてを明かします。

IT業界で勝ち抜き、成功したいプログラマー、システムエンジニア必読!
受け手に情報を正しく伝えたい広報・PRの担当者にもオススメです。

目次

まえがき ―エバンジェリストかく語りき― 第1章 「エバンジェリスト」とは何者か？ 「価値」を伝導するエバンジェリストという仕事 「新しい価値を伝えるひと」の必要性 エバンジェリスト≠広報 エバンジェリスト≠広告塔 エバンジェリストはインディペンデントである エバンジェリストの評価 評価基準は自分でつくる 優秀なエバンジェリストは優秀なエンジニアである エバンジェリストは平和主義である 第2章 エバンジェリスト・西脇資哲のつくられ方 エバンジェリストはいかにしてできあがったか？ メインフレームの時代にプログラマーデビュー ―1980年代後半― コンピューターの魅力を引き出す システムエンジニアとして奔走 システムエンジニア諸君へ コンピューターがつながる時代 ―1990年代初頭― エンジニアの最終形、プリセールスエンジニアに 硬直しない、つねにオリジナルな工夫をする 第3章 インターネット! インターネット!! インターネット!!! インターネットのエバンジェリスト、始めました 新しい世界がやってくる! 新たなステージ 外資系への挑戦 マーケティングとの出会い 第4章 「外資系IT企業」の流儀 エバンジェリストへのファースト・ステップ ―日本オラクル― エバンジェリストの萌芽 無名の製品を売る オラクルでマーケティングの経験を磨く より大きな世界へ 第5章 日本マイクロソフトへ マイクロソフトのエバンジェリストへ 助走期間にオリジナルな仕事を見つける 唯一無二の存在・テクニカルソリューションエバンジェリスト 経営者がプレゼンする意味と意義 社長専用のエバンジェリスト 第6章 エバンジェリストの仕事術 エバンジェリスト・西脇の仕事 全貌 スケジューリングの作法 カリスマ・エバンジェリストの1日 エバンジェリストのメールの作法 ブランディングを高める優先順位 どこでも、誰にでも、まずは自分をアピールする 余計なものは潔く捨てる リハーサル ―エバンジェリストの最重要項目― コミュニケーション ―ひととのつきあい方、SNS作法― エバンジェリストのツール エバンジェリストの人脈術 ―飲み会という悩ましき問題― 健康管理も仕事のうち エバンジェリストの準備 デモはシナリオが鍵 第7章 エバンジェリストの現場 プレゼンテーションの極意 砂漠で砂を売る 誰もがプレゼン/デモをする時代 プレゼン/デモの成功の秘訣は「体験の共有」 エバンジェリストは「体験」さえも蓄積する エグゼクティブへのプレゼンは「速く・短く・美しく」 開発者、技術者へ向けたプレゼンは「仲間目線」が鍵 シーンが違えばプレゼンも変わる 規模によって重視すべきポイントも変わる 自分で魅力をつくり出す 第8章 「伝える技術」の磨き方 磨き続けた「伝える技術」 「伝える」スキルを伝える 伝説の勉強会「デモの達人」を開催 最大のブレークスルー。エバンジェリスト、書籍になる 伝えられないものは何もない 教えることの魅力＞エグゼクティブへのプレゼン 等 第9章 エバンジェリストになるために エバンジェリスト＝自由 インディビジュアル・コントリビューターという働き方 究極の商品は自分自身 エバンジェリストの道は自分で拓く エバンジェリストは繰り返し、繰り返し、繰り返し エバンジェリストの努力と習慣 エバンジェリストはつねに対等 これから、どうしよう？ エバンジェリストのエバンジェリスト 　 あとがきに代えて　―エバンジェリストの原点―