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外資系コンサルの知的生産術
プロだけが知る「99の心得」
外資系コンサルの知的生産術
著者:山口 周
出版社:光文社
出版日:2015/1/15
Amazonの商品説明より
「外資系コンサルの知的生産術」―プロだけが知る「99の心得」
まず必要なのは…
×「思考の技術」
○「行動の技術」
論理思考やフレームワークを学んでも、仕事がうまくいかないのはなぜ?
劇的に成果が上がる、本当に使える「知的生産の技術」=「行動の技術」。
「ボロボロになるまで本書を活用しきってほしい」(筆者談)
【内容紹介】
筆者は、二十代を広告代理店で、三十代を外資系のコンサルティングファームで過ごしながら、これらの職場で研修トレーナーとして、さらに三十代半ば以降は、これにビジネススクールのファカルティという立場も加わって、おおよそ二千人ほどのビジネスパーソンに対して「知的生産の技術」を指導してきました。この経験から痛いほどわかったのは、どんなにピカピカの学歴を持った頭脳優秀な人材でも、「動き方」を知らないとまったく知的成果を生み出すことができない、ということです。こういった人たちに対して何より必要なのは、「思考技術」のトレーニングではなく、具体的に手や足をどう動かすか? という「行動技術」、つまりは「心得」のトレーニングなんですね。(本文より)
目次
| まえがき |
第一章 | 知的生産の「戦略」 |
1. | 「顧客の知識との差別化」を意識する |
2. | 「新しさの出し方」を決める |
3. | 顧客を明確化する |
4. | 要求されているクオリティを押さえる |
5. | 使える時間を押さえる |
6. | 活用できるリソースを確認する |
7. | 顧客の期待値をコントロールする |
8. | 期待値のズレはすぐに調整する |
9. | 指示は、「行動」ではなく「問い」で出す |
第二章 | インプット |
10. | 情報ソースは幅広にとる |
11. | まずはインタビューを押さえる |
12. | 「よい質問=よいインプット」と知る |
13. | 質問は紙に落とす |
14. | 「わかったふり」をしない |
15. | インタビューガイドを忘れる |
16. | 情報をインプットする前に、アウトプットのイメージを持つ |
17. | 強いのは一次情報 |
18. | 現場観察を活用する |
19. | 「現地現物」を「現地見物」にしない |
20. | 仮説は捨てるつもりで作る |
21. | 情報量は運動量で決まる |
22. | 青い鳥を探さない |
23. | 「とにかく、なんとかする」という意識を持つ |
24. | 学習のS字カーブを意識する |
第三章 | プロセッシング |
25. | 文脈を意識する |
26. | 「行動」を提案する |
27. | 常にポジションを取る |
28. | 最初からポジションを取る |
29. | 「考える」と「悩む」を混同しない |
30. | 答えは探さず、来させる |
31. | 「長く考える」のではなく「何度も考える」 |
32. | 「分析」以外の脳のモードを使い分ける |
33. | 論理と創造のモードを使い分ける |
34. | 論理性あっての創造性と知る |
35. | ピンと来るオチから逆算する |
36. | 理性と感情の両方を動員する |
37. | 立場と論理をゴッチャにしない |
38. | 音声化と視覚化の双方を活用する |
39. | とにかく紙に書いてみる |
40. | とにかく人に話してみる |
41. | ヒューリスティックを意識する |
42. | 視点・視野・視座を変える |
43. | 視野を広げる |
44. | 視点を変える |
45. | 視座を上げる |
46. | アンラーンを繰り返す |
47. | 「問い」に立ち返る |
48. | 「問い」を進化させる |
49. | 「問い」をずらす |
50. | 「問い」を裏返す |
51. | 「気合い系」の情緒言葉に逃げない |
52. | 用語を厳密に定義する |
53. | 思考停止ワードに注意する |
54. | 浅薄な帰納に流れない |
55. | 反証例を考える |
56. | 「なぜ?」と「もし?」を多用する |
57. | 数値の皮膚感覚を磨く |
58. | 想像力を働かせて「人」を思い浮かべる |
59. | 定説にながされて思考停止しない |
60. | 禁じ手に着目する |
61. | 作用と反作用を意識する |
62. | 「わからない」という勇気を持つ |
63. | 権威に盲従せず、逆に従わせる |
第四章 | アウトプット |
64. | 「Less is more =少ないほどいい」と知る |
65. | What Why How の三点セットをまとめる |
66. | 抽象行動用語を使わない |
67. | ベクトルではなく、到達点を伝える |
68. | 説得よりも納得を、納得よりも共感を追求する |
69. | 論理・倫理・情理の三つのバランスを取る |
70. | 受け手の反応を予測する |
71. | 「伝え方のアプローチ」を決める |
72. | アウトプットの表現フォーマットを決める |
73. | 質問には答えずに質問で返す |
74. | アウトプットが出ないときは、インプットを見直す |
第五章 | 知的ストックを厚くする |
75. | ストックが厚くなると洞察力が上がる |
76. | 知的ストックで常識を相対化する |
77. | 知的ストックで創造性が高まる |
78. | ストックを厚くするべき知識分野 |
79. | 読みたい本だけ読む |
80. | メタファー的読書とメトニミー的読書を使い分ける |
81. | 短期目線でインプットを追求する |
82. | 心地よいインプットに用心する |
83. | 英語でのインプットを心がける |
84. | 常に「問い」を持つ |
85. | 自分らしい「問い」を持つ |
86. | ガベージイン=ガベージアウト |
87. | 身の丈にあったインプットを |
88. | 欠損があっても構わない |
89. | 「いいインプット」を見極める二つの軸 |
90. | 独学する |
91. | 「時間を防御する」という意識を持つ |
92. | 世界を観察する文化人類学者たれ |
93. | 違和感を手がかりにして世界を理解する |
94. | 相対主義という「感性の鈍麻」に捉われない |
95. | 冷蔵庫ではなくイケスを作るイメージを持つ |
96. | 情報という魚を選り抜く |
97. | 情報という魚に優先順位をつける |
98. | イケスにテーマを設定する |
99. | イケスに合う魚を釣り上げる |
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| あとがき |
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