合理的なのに愚かな戦略
なぜ、戦略シナリオは裏切るのか
Amazon商品の説明より
「合理的なのに愚かな戦略」―なぜ、戦略シナリオは裏切るのか□戦略ストーリーはなぜ裏切るのか?
優れた企業の優れた経営者が策定した戦略が失敗するのはなぜか? 個々の戦略、戦術の失敗には、一貫して「組織のあり方」や「意思決定者の認知構造」にその原因を見出すことができる。特に意思決定者の思惑や目論見(=戦略ストーリー)を超えた「逆説的」な形で現れる失敗は、合理的な戦略を “愚かな"結果に導くことになる。
□日本企業を翻弄する“6つの逆説"
日本企業は日本社会の縮図。その文化的な土壌が制約となっているケースは少なくない。「お客様は神様」「おもてなし」「価格競争」「マーケティング」「規模の経済」などの通念が、次の6つの逆説を通して打破される。
第1章「顧客志向の逆説」
第2章「プライシングの逆説」
第3章「ブランドの逆説」
第4章「コミュニケーションの逆説」
第5章「経営戦略の逆説」
第6章「イノベーションと幸福の逆説」
□豊富な企業事例をもとに失敗のメカニズムが明かされる
登場する主な企業は誰もが知る有名企業。しかし、読者はその多くの事例のなかに自分の会社の姿を見出すことになるだろう。「あなたの会社に似た会社」の失敗がそこにある。
【登場企業の一部】
サッポロビール、サントリー、コカ・コーラ、ベネッセ・コーポレーション、ノードストローム、キヤノン、ゼロックス、アップル、フォード、ソニー、東芝、ダイソン、パナソニック、サウスウエスト航空、京セラ、日本航空、マクドナルド、吉野家、松屋、ゼンショー(すき家、なか卯)、アマゾン、トヨタ、メルセデス・ベンツ、ヒュンダイ、ファーストリテイリング、GE、シャープ、ルイ・ヴィトン、BMW、資生堂、エスティローダー、グーグル、大正製薬、フォーエバーマーク、楽天、野村證券、ホンダ、ナイキ、YKK、富士フイルム、日立、三菱ケミカルホールディングス、モルガン、IBM、マイクロソフト…
□マーケティングの第一人者が放つ待望の経営論、企業文化論
著者のルディー和子氏は、外資系化粧品会社のマーケティングマネジャーなどを経て、現在マーケティング評論家、大学院教授、上場企業の社外監査役として活躍するマーケティング界の第一人者。最新の行動経済学などへの造詣も深く、人文学、社会科学など幅広い知見を駆使した評論にはファンが多い。
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