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ストラテジック・イノベーション

戦略的イノベーターに捧げる10の提言

ストラテジック・イノベーション
ストラテジック・イノベーション
著者:ビジャイ・ゴビンダラジャン/クリス・トリンブル
出版社:翔泳社
出版日:2013/8/6

Amazon商品の説明より

『ストラテジック・イノベーション』―戦略的イノベーターに捧げる10の提言

本書の中心となる課題は、「しっかりとできあがった組織で画期的なアイデアによって画期的な成長を実現するにはどうすればよいか」である。事業が成熟するにしたがって、成長がますます難しくなる。どんなビジネスモデルであれ、成長の余力はやがて失われる。成長が衰えれば株価は低迷し、CEOは職を失う。社内の空気もよどみ、社員のキャリアも停滞する。組織自体も伸び悩み、競争力も衰える。
ではどうすればよいのか?自社の内部に成長の芽を求めるのは骨も折れるし、組織が年をとり、市場が飽和するにつれて、既存市場で成長するには既存他社を食うほかはなくなり、金に飽かせてシェアを獲得するのは非常に難しい。したがって新しいビジネスモデルを探る「戦略的イノベーション」が最も魅力的な選択肢となる。

本書では、ベストプラクティスを抽出するために、コーニング、ユニリーバ、シスコシステムズ、ニューコアなどイノベーティブな企業に綿密な聞き取りをし、サン・マイクロシステムズ、3M、ウォルマート、サウスウエスト航空、インテル、ディズニー、オラクル、ジョンソン・エンド・ジョンソン、P&G、コダック、マイクロソフトなどの研究も参照した。

偉大な戦略と偉大な実施とではどちらが大切か?イノベーションについては、実施のほうが重要だ。どんなによく練られた事業計画も、かなりの推測が織り交ぜられている。問題はアイデアではなく、それをどう実施するか、なのだ。本書では単なる事業計画(創造性中心)を爆発的な成長へと導く10のルールを明らかにする。


目次

本書を推薦する言葉
日本語版への序文―再刊に寄せて
まえがき
謝辞
序章戦略的イノベーションとは何か?
第一章なぜ大企業はイノベーションに失敗するのか?
第二章なぜ組織は成功を忘れられないのか?【忘却の課題】
ケーススタディ:コーニング・マイクロアレイ・テクノロジーズ
第三章忘れるための組織変革【忘却の課題】
第四章なぜニューコはコアコと対立するのか?【借用の課題】
ケーススタディ:ニューヨーク・タイムズ・デジタル
第五章対立を前向きな力に変えるために【借用の課題】
第六章なぜ経験から学ぶことが難しいのか?【学習の課題】
第七章学びの壁‐過剰な期待や積極性【学習の課題】
ケーススタディ:ハズブロ・インタラクティブ
第八章学びの壁‐合理性・鼓舞・勤勉さ【学習の課題】
ケーススタディ:キャプストーン・ホワイト(仮名)
第九章理論型計画法(TFP)で金鉱を掘り当てよう
第一〇章戦略的実験事業を成功させる一〇のルール
ケーススタディ:アナログ・デバイセズ
 
解説 三谷宏治
索引

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