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DIGITAL DISRUPTION
破壊的イノベーションの次世代戦略
DIGITAL DISRUPTION
著者:ジェイムズ・マキヴェイ
出版社:実業之日本社
出版日:2013/8/30
Amazon商品の説明より
『DIGITAL DISRUPTION』―破壊的イノベーションの次世代戦略
「第3の産業革命」に乗り遅れるな!MAKERS時代に勝ち残るマインドセットとビジネスモデルを人気アナリストが説く。
『イノベーションのジレンマ』のクレイトン・クリステンセン絶賛!
「本書はまれに見る良書である。この本を読めば、イノベーションの未来と我々がそれにどう対応すべきかが明確に理解できる」
●デジタル・ディスラプションとは?
消費者の欲求を第一に考え、無料のツールを活用・提供し、シンプルな方法で、迅速に商品・サービス・仕組みに創造的破壊を起こすこと。次世代の破壊的イノベーションとして、大きな潮流となりつつある。
●なぜデジタル・ディスラプションが重要なのか?
従来のイノベーションの場合、新商品を開発して市場に送り出すには膨大な資本が必要なため、ごく限られた数の会社が、ほんのわずかのアイデアを実現するのがやっとだった。しかし、デジタル・ディスラプションの時代は、無料で好きなように使えるデジタル・ツールを駆使して、どんな会社も、個人も、破壊的なイノベーションを起こせる。
「元手がなくても利益を上げられる」時代が到来しているのだ。この産業構造の激変に乗り遅れてはいけない!
目次
| はじめに |
Part1 | デジタル・ディスラプションとは何か? |
Chapter1 | デジタル・ディスラプションが持つ意味 |
| デジタル時代の創造的破壊者 |
| 12歳の少年がなぜ破壊を起こせたのか |
| 従来のイノベーションとは何が違うのか |
| デジタル化されていない産業にも革命を起こす |
| 人+インフラ=ディスラプション |
| 創造的破壊を成功させるための3要素 |
| 1.デジタル・ディスラプターの思考法を持つこと |
| 2.デジタル・ディスラプターとして行動すること |
| 3.今すぐ自分自身を創造的に破壊すること |
| ディズニーに新たなモデルをもたらす |
Part2 | デジタル・ディスラプターの思考法 |
Chapter2 | 業務に変革をもたらすために思考法を変革する |
| 製薬業界の規制を打ち崩す |
| 「顧客が本当に求めているものを提供するために、私たちには何ができるか?」 |
| 残念な思考法でヒットを逃したメーカー |
| 1万2000種類の迷彩柄著作権を持つ男 |
Chapter3 | 無料(フリー)のツールが破壊者を自由(フリー)にする |
| 無料ツールの3つの種類 |
| 1.まったく無料―「デザイン・マム・ドットコム」のビジネスモデル |
| 2.ほぼ無料―ピンタレスとのビジネスモデル |
| 3.実質的に無料―テトラパック社のビジネスモデル |
| 「フリー」のサイクルは止まらない |
Chapter4 | デジタル・ディスラプターはデジタル・プラットフォームを使いこなす |
| アプリ「ルーズ・イット!」が応えたニーズ |
| 失敗もありがたいフィードバックと考える |
| アップルやグーグルは破壊者ではなく助力者 |
| 顧客や地域との間にデジタルの橋をかける |
Chapter5 | 「デジタル消費者」の欲求を満たす |
| 過去の消費者とデジタル武装した消費者の違い |
| 『600万ドルの男』が街にあふれ出す |
| もはやマズローの説では説明しきれない消費行動 |
| 人間の4つの根本的欲求モデル |
| 第1の欲求―快適さ |
| 第2の欲求―つながり |
| 第3の欲求―多様性 |
| 第4の欲求―独自性 |
| 加速し続ける欲求にどう対応するか |
Part3 | デジタル・ディスラプターらしく行動する |
Chapter6 | より早く、より多くのアイデアをウミダス |
| 漸進的イノベーションと理想的イノベーションの罠 |
| 新たな市場を生んだ新たな問いかけ |
| 「隣接領域のイノベーション」3つの法則 |
| 1.隣接領域を探求する |
| 2.融合的な隣接領域を活用する |
| 3.イノベーションの道を貫く |
| 超人的なアイデア力をつける唯一の方法 |
| 顧客が次に良くするものを提供できない心理メカニズム |
Chapter7 | トータルな商品体験を提供する |
| トータルな商品体験を売る時代 |
| すべての業界の境界線が消えていく |
| 航空会社が売っているものは? |
| 4つの要素で考える |
| 1.顧客 |
| 2.利益 |
| 3.戦略 |
| 4.商品 |
| 蚊帳の外に置かれないために |
Part4 | 今すぐ自分自身を創造的に破壊する |
Chapter8 | 創造的破壊の準備はできているか |
| ディズニー社で起こった奇跡のような破壊 |
| 市場調査から見えてくる企業の本音 |
| 方針と慣習に切り込む |
| 苦手領域で一躍トップに |
Chapter9 | デジタル・ディスラプションへの道 |
| 忘れてはいけない3つの問い |
| デジタル・ディスラプションを起こすステップ |
| HOW?―自分自身にデジタル・ディスラプションを起こす |
| 1.創造的破壊を経営幹部レベルの優先事項に位置づける |
| 2.部門間の壁をすべて特定し、これらの障壁を避けながらデジタル・ディスラプションへ到達する計画を立てる |
| 3.小規模な改革チームをつくり、ディスラプションのチャンスを見つけさせる |
| 4.潜在的競争相手をすべて洗い出し、彼らから学ぶ |
| Who?―顧客から始める |
| 1.自分が満たせる、または満たすべき顧客の根本的欲求を特定する |
| 2.顧客の立場になって、彼らが次に求める利益は何かを考える |
| 3.顧客にとっての隣接領域のリストをつくり、自社で実現できる可能性のあるものを特定する |
| What?―トータルな商品体験をつくり上げる |
| 1.自社の商品体験へとつながるデジタルな橋をかける |
| 2.まったく無料、ほぼ無料、実質的に無料なデジタル・ツールを使う |
| 3.選り好みせず積極的に提携する |
| 4.従来とは異なる指標で測定する |
| 5.失敗を予想し、受け入れる |
| 各ステップを繰り返し続ける |
Chapter10 | さらなる破壊へ |
| 次世代の破壊の5つのルール |
| 1.個人の力 |
| 2.データマイニングされた生活 |
| 3.平等に分かち合う |
| 4.シングル・タスク企業 |
| 5.規制は時代遅れになる |
| 創造的破壊が生き方そのもになる |
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| 次なるステップ |
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| 謝辞 |
| 翻訳者の言葉 |
| 注記 |
| 索引 |
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