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稼ぐ力

「仕事がなくなる」時代の新しい働き方

稼ぐ力
稼ぐ力
著者:大前 研一
出版社:小学館
出版日:2013/9/5

Amazon商品の説明より

『稼ぐ力』―「仕事がなくなる」時代の新しい働き方

あなたは自分に"値札"をつけられますか?

「上司や先輩の真似をしていても業績は上がらない。彼らとは違う能力とスキルが必要なのだ。いかに“自立"して稼げるか? それが今、問われている」

就活生も新入社員も中高年社員も必読! 世界的経営コンサルタントによる最新&世代別「サバイバル仕事術」--。

パナソニックやソニー、シャープといった日本を代表する大企業までが赤字転落、次々と大規模なリストラを余儀なくされています。成果主義や裁量労働が広がり、グローバル化やIT・ロボット化が進む今、従来までの仕事では利益が出なくなり、「仕事がなくなる」時代へと移り変わりつつあります。そんな中で、ビジネスマン一人一人の“稼ぐ力"がシビアに問われています。

日本企業は今、何に苦しんでいるのか? 現在の低迷から脱却するために必要な人材とは何か? そして、ビジネスマンが今こそ身につけるべき能力やスキル、仕事観とは……。

著者の大前研一氏が、マッキンゼー時代から今に至るまで指導してきた人材育成の要諦や採用基準、仕事力の鍛え方などを織り交ぜながら、厳しい雇用劇変時代を生き抜くための考え方と働き方を指南します。

【編集担当からのおすすめ情報】
「大前さん」だって、日々勉強している--。
大前氏は、1日500本、1週間3500本のニュースをチェックし、国内外のメディアを通じて常に新しい情報や知識をインプットしながら、いま世界で何が起きているのかを分析しています。世の中がこれほど激しく変化している時代に、大学を出たらもう勉強しないというのは実に恐ろしいことだと言います。本書では、そんな大前氏が、「仕事を生み」「利益を生み」「社会を変える」ための新しい働き方を提案しています。


目次

まえがき一人一人の「稼ぐ力」が問われている
第1章<現状認識Part1>日本企業は今、何に苦しんでいるのか
「アベノミクスで賃上げ」政策への疑問
海外から投資を呼び込めない"異常"
企業は「面従腹背」で海外逃避
国家にとって最も大切なのは「雇用」
「六重苦+新・六重苦」を強いられる企業
「輸出大国・日本」のピークは1980年代
非常にシリアスな"日本のアメリカ化"
米国は産業創出、欧州は投資立国・・・・日本は?
カギを握るのは「人間力」
ユニクロ「世界同一賃金」構想が意味するもの
世界企業が格闘してきた「仕事と給与」問題
国境を超えた転勤に必要な「COLA」
国内トップ企業はなぜ海外で業績を伸ばせないのか
欧米に後れをとる原因は「組織」「採用」「人事」
手本にすべき昔のアメリカ市場開拓
大企業の経営者はなぜ今「内輪もめ」しているのか
欧米の経営者はプロ、アジアは世襲、日本は混在
強力なリーダーほど"その後"の人事が難しい
大企業のリストラはなぜうまくいかないのか
「人の数」だけ仕事が増える
「要る人」と「要らない人」を分ける
本社部門がやるべき仕事を定義し直せ
必要なのは「本当に使える人事データベース」
「人事DB」に書くべきこと
一挙に数千人規模の退職募集で会社は衰える
第2章〈現状認識Part2〉これからの日本企業に必要な人材とは
「追い出し部屋」の本当の問題
「平均点」の仕事をしていたら会社が倒れる
「65歳定年制」で若手・中堅も割を食う
「大卒」程度の能力では食べていけない
2030年にも生き残れるスキルとは?
「ハード」スキルと「ソフト」スキル
「会社の外での勉強」が必要
「国内で引きこもり」は通用しない
「格差」はますます拡大していく
なぜ「マッキンゼー出身者」は優秀なのか?
新規採用試験は「日給1万円」のリサーチ
仕掛けさえ作れば「35歳で社長」は可能
安倍政権「育休3年間」はなぜ間違っているか
「女性活用術」は男性にも通じる
もし私が採用面接官だったら何を質問するか
人にできないことをやるのが「仕事」
「仕事がなくなる」なら自分で創ればいい
多くの経営者はいくらでも採用したがっている
人気企業ランキング上位の会社こそ疑え
人気とは無縁だが有望な会社がある
伝統品産業も発想しだいで巨大産業化
第3章〈新しい働き方研究〉世代別「稼ぐ力」をどう鍛えるか
ユビキタス時代の新しい働き方
「仕事の定義」ができない上司が多い
「時間」ではなく「仕事」で縛る
「外部」の人材活用が競争力の源泉
ボーダレスに仕事を発注できる
「給与」に見合う「価値」を生んでいるか
余人をもって代えがたい管理職がいない
「揺らぎのシステム」で人を動かす
ヤフーの「年収1億円」制度を考える
会社人生の第1フェーズは「受命・拝命」
第2フェーズは管理職として経験蓄積
第3フェーズに必要な三つの役割
サバティカルもTOEICも本質ではない
今こそ「50歳定年制」―会社人生3分割計画
「年齢+勤続年数=75歳」で定年に
「やりがいがない」50代社員につける薬
なぜ中高年社員は自己評価が高いのか?
危機感が薄い「バブル入社組」は会社の重荷
「そこそこの給料でいい」と言う30代の限界
最初の就職で「天職」に就けるとは限らない
自分の「勝負期」「勝負スキル」を考えよ
「人の心を動かすプレゼン力」をどう鍛えるか
最も大切なのは「たった一つの物語」
目指すは「積み上げ」型より「Q&A」型
第4章〈企業経営分析〉産業“突然死”に備えるケース・スタディ
「選択と集中」はどこが間違っていたのか
「ハードウェア至上主義」の誤謬
商品ではなく「機能」の選択と集中を図れ
IBM会長の脱コモディティ化戦略
キーワードは「CXM」
新たな選択と集中は「スピード&機能別」に
史上最強企業アップル「終わりの始まり」
リビングルームを制する者がITを制する
「無料アプリ」がアダになる
ソフトバンクの米企業買収は正解か否か
NTTは再統合・KDDI合併も
電力不足ニッポンを走るEVの暗すぎる未来
「カセット式EV」も実現が難しい
安くてエコなEVなど錯覚である
マクドナルド失速の真因はここにある
「バリュー(価値ある)セット」は誰のため?
天才経営者も読み違える
孫正義、柳井正の「次」は誰か
「失敗例」に事欠かない日本の後継者選び
欧米型育成の要諦は「キャリアパス」にあり
トップに必要な「三つの資質」
優れたリーダーはみんな「学びの天才」である
辣腕経営者ほど時代についていけなくなる
先鋭的スイス企業は世界中からトップ抜擢
第5章〈人材教育〉求む! 日本と日本企業を強くする新世代人
国内で頑張る企業を追い出した民主党の愚
人件費が日本の「100分の1」の国
競争力維持に必要なのは「労働力の自由化」
東大「秋入学」ではグローバル人材は育たない
国際人養成に励み、発言力を増やす中国
日本の大学が永遠に改革できない理由
「暴走大臣」より深刻な文科省のレベル低下
「バカロレア資格を日本語で」構想は理解不能
「サイバー&バウチャー」で激変する
内向き・下向き・後ろ向き人材を量産
「世界のどこでも生きられる力」を鍛える
国際的な競争力強化は「全国一律」では無理
子供を"放浪"させるドイツを見習え
朝日新聞が絶賛する欧米大学の現実
BBT大学の"20年先を行く"メソッド
学生SNS「すごい時間割」の発想がすごい
あとがきこの国をダメにした「偏差値」を廃止せよ
[特別英語講座]大前流プラクティカル・イングリッシュ習得法

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