| まえがき チャド・ディッカーソン(エッツィCEO) |
| はじめに |
| 創造する自由を与える精神/業界の中央舞台に躍り出る/20%ルールを革新に変える「20%ドクトリン」とは |
1章 | 自分のかゆいところに目を向けろ |
| Gメールができるまでの暗くて長い闘い |
| 不満が大きな製品を生みだす/まずは小さな試作品から始める/「正しい態度とは謙虚さ」だ/ほとんど全員がGメールを嫌っていた/必要なコードを4時間で書き上げた/既存のものを利用する勇気を持つ/製品発表のタイミングは慎重に/弱みを見せてサポートを得る |
2章 | 破産の危機を乗り越えて |
| 制約が原動力となって生まれたフリッカー |
| 早すぎたオンラインソーシャルゲーム/会社を方向転換する「ピボット」を目指す/政府からの思いがけないプレゼント/ネットでシェアする流れが追い風に/資金がありすぎることの弊害 |
3章 | プログラマーたちの祭典 |
| ヤフー・ハックデイはこうして始まった |
| 自分のアイデアをプレゼンする絶好のチャンス/コーディングが文化になる可能性/情熱に従えばクリエイティブになれる/集中力と競争心をあおる方法/「人事部に最も止められそうで賞」/おたく文化とロックンロール/文化の違いを超えて理解される/幹部社員にプレゼンできるチャンス/社内のプロセスを機能させる/プログラマーたちの運動会 |
4章 | 教育の現場に20%ルールを持ち込め |
| NYの貧困地域に誕生した「自信」を育む高校 |
| 校長を舵を握る「CEO」に変革させた/文芸を重視する学校づくり/資金集めのための委員会を組織/視野を広げるために「外」へ連れ出す/「終わりに近づくことすらない仕事」 |
5章 | 市民が見せたジャーナリスト魂 |
| 報道を変えたハフィントン・ポストの素人記者たち |
| 誰でも参加できる政治報道を目指す/帰属意識とともに目的意識を与える/魅力ある人員を引き入れるためにできること/コミュニケーションで定着率を高める/投稿のハードルを下げる試み/ボランティアに求める基準は緩めない/形式を打ち破ることを常に意識する/他との違いを際立たせる技術/草の根特派員のスターがものにした特ダネ/記者が入れないパーティーにもぐりこんだ/破壊的なものこそが成功だ/輝きを失って失速した |
6章 | 一流シェフの新たな出発 |
| トーマス・ケラーが家庭料理に魅せられた理由 |
| 人に共感を与えることの重要性/即興でつくる家庭料理がメニューに/「思い出の味」で客を楽しませる/新しいルールが成功を導く |
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| おわりに |
| 初期段階――アイデンティティの構築/中間段階――サポートをつかみ取る/最終段階――成長と決意 |
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| 注 |
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