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P&G流 世界のどこでも通用する人材の条件
プロクター・アンド・ギャンブルの元人事担当ヴァイスプレジデントが教える
P&G流 世界のどこでも通用する人材の条件
著者:会田 秀和
出版社:ダイヤモンド社
出版日:2013/6/14
Amazon商品の説明より
『P&G流 世界のどこでも通用する人材の条件』―プロクター・アンド・ギャンブルの元人事担当ヴァイスプレジデントが教える
ビジネス・ブレークスルー大学大学院推薦!
P&Gは“グローバル・リーダーの養成学校”と言われる。
本書には、そのエッセンスが詰まっている。
世界に挑戦するならば、ぜひ一読されたい。
(本書の帯より)
<著者略歴>
元プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)米国本社(シンシナティ)HR担当ヴァイスプレジデント。ブリガム・ヤング大学マリオット・スクール・オブ・ビジネスで組織行動学修士を取得後、オハイオ州シンシナティ市にあるP&G本社に入社。同社において、人事および組織デザインの社内プロフェッショナルとして、P&Gフィリピンの改革、P&GジャパンとP&Gコリアのグローバル化、P&Gグレーターチャイナの改革などを手がける。現在、AIDA LLC代表。また、アストラゼネカ株式会社の社外取締役、ビジネス・ブレークスルー大学大学院客員教授(組織行動学)を務める
目次
| はじめに グローバル人材が求められている理由 |
第1章 | 日本を飛び出し、世界でやってみる |
| P&Gはグローバル・リーダーの養成学校 |
| P&Gの本質は「自己変革」する力 |
| 日本のP&G |
| アメリカで活躍してみた |
| P&Gの日本人グローバル・リーダーたち |
| 「居心地のよいところにいたいと思う自分はまだまだ小さい」 |
| ──P&G シニアエグゼクティブオフィサー兼プレジデント(アジア担当)桐山一憲氏 |
| 「グローバル・コミュニケーションのポイントは『プルの力』にある」 |
| ──P&Gジャパン 代表取締役社長 奥山真司氏 |
| 「ハングリーな国々に囲まれている日本はラッキーです」 |
| ──P&Gジャパン 元ヴァイスプレジデント 野上麻理氏 |
| 「日本人でも海外で結果を出せることを証明したいと思った」 |
| ──P&Gグレーターチャイナ 元ヴァイスプレジデント 岩尾貴幸氏 |
第2章 | グローバル・ケイパビリティを育成する |
| 日本だけ見ていて、どうする! |
| 外国人社員が多すぎることの弊害 |
| アメリカ人上司に質問できない日本人社員 |
| 日本人社員の「グローバル化」に取り組む |
| グローバル・ケイパビリティを開発するABC |
| 全社員が英語で話せるように |
| すべてをグローバルに統一する |
第3章 | グローバル・コミュニケーション・スキルを身につける |
| 英語が話せるだけではグローバル人材たりえない |
| 英語力をアセスメントし、人事考課とリンクさせる |
| グローバル化において特に日本人に欠けているスキル |
| ① リスニング・スキル |
| ② プレゼンテーション・スキル |
| ③ コンフロンテーション・スキル |
| ④ マネージング・ディファレンス・スキル |
| ⑤ ビルディング・オン・アザーズ・アイデア |
| ⑥ 大人同士のインタラクション |
第4章 | クロスカルチュラル・エフェクティブネスを正しく理解する |
| 文化オンチの人は必ず問題を起こす |
| 「文化の違い」を忘れてはならない |
| 時間感覚 |
| 人間関係 |
| 情報共有 |
| 意思決定 |
| 対立 |
| 会議 |
| 表現方法 |
| 不確実性 |
| 規範や価値観 |
| 権威 |
| 全世界共通化すべきものは何か |
| 女性を活用しない手はない |
第5章 | 戦略的思考力を鍛える |
| P&Gで求められる「戦略的思考力」とは |
| オペレーショナル・エクセレンスの弊害 |
| 戦略とケイパビリティの整合性を図る |
| P&Gでは戦略的思考力をこうして鍛える |
| 戦略的HRの仕事 |
第6章 | プロアクティブ・リーダーシップを開発する |
| リーダーシップの「5Eモデル」 |
| VUCA:なぜリーダーシップが重要なのか |
| 変革の一歩はビジョンづくりから |
| リーダーとマネジャーの違い |
| 優秀でもリーダーになれるとは限らない |
| リーダーシップはすべての人に必要である |
| 新卒採用でもリーダーシップ能力を見る |
| グローバル企業では「メンター獲得競争」が繰り広げられている |
| トップ・タレントはこうして選抜・育成する |
| エグゼクティブ・コーチングの真の意味 |
第7章 | テクニカル・コンピタンスを強化する |
| まず専門知識ありき |
| 日本の学生とアメリカの学生は何が違うのか |
| P&Gではテクニカル・コンピタンスをこうして強化する |
| HRのテクニカル・コンピタンス |
| 戦略パートナーとしてのHR |
| 説得力や影響力はテクニカル・コンピタンスがあればこそ |
| 「組織とは何か」という問い |
| 自分の軸を持って取り組めば、だれかが必ず評価してくれる |
| 5つのケイパビリティを身につけるコツ |
第8章 | いまもグローバル競争、これからもグローバル競争 |
| グローバル化は不可逆 |
| グローバル・ビジネスでは「価値観」や「倫理観」が試される |
| P&Gではグローバル人材をこうして評価する |
| 世界から尊敬される企業に「追い出し部屋」など存在しない |
| もう一度、世界を目指す |
| 「情熱、誠実さ、そして変化」 桐山一憲氏 |
| 「グローバルで成功する人は好奇心にあふれている」 奥山真司氏 |
| 「一流になればなるほど、戦いの場はグローバルになる」 野上麻理氏 |
| 「グローバル人材には、3つの資質が求められる」 岩尾貴幸氏 |
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