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データ・サイエンティストに学ぶ「分析力」
ビッグデータからビジネス・チャンスをつかむ
データ・サイエンティストに学ぶ「分析力」
著者:ディミトリ・マークス/ポール・ブラウン
出版社:日経BP社
出版日:2013/2/28
Amazon商品の説明より
『データ・サイエンティストに学ぶ「分析力」』
ビッグデータからビジネス・チャンスをつかむ
米ハーバード・ビジネス・レビュー誌が「21世紀で最も魅力的な職業」と呼ぶ職業、それは「データ・サイエンティスト」だ。
本書は、“既に手元にある魅力的なデータ(Sexy Little Numbers)"を、これまでとは違った角度から分析し、思い込みをこわして新しいビジネス戦略を描き成功させたデータ・サイエンティストの手法を、実例と多数の図表を交えて紹介する。
データを分析し、誰に、何を、どのメディアを通して、いくらの予算をかけて消費者にアプローチするか、マーケティング戦略を決めたらどう実行に移し、その結果を測定して最適化を図っていくか、という「データ・アナリティクス(分析)」の一連のプロセスがわかる。
著者は、大学時代に計量経済学を学び、統計学のトレーニングを積んだ後、世界的広告会社オグルヴィのデジタル・マーケティング部門でシスコシステムズ、BT(ブリティッシュテレコム)などの大手クライアントで実績を積んだ生粋のデータ・サイエンティスト。
「測定した結果が何の意味をもつのか」をシンプルな形で示すことに徹底的にこだわる。
本書で掲載する70点の図表も、いずれもビジネスの現場で練り上げられたものばかりである。
目次
| イントロダクション:数字はずっと魅力的だった |
| 監修者まえがき |
第1章 | リトルデータでビジネスを成長させる |
| シスコシステムズのケーススタディ |
| 売上をどう増やす? |
| 本書の流れ |
第2章 | ターゲティング――誰にアプローチするか |
| バリュースペクトラムモデル |
| 財布内シェア |
| 顧客のセグメント化 |
| データがなくても作り出せる |
| 顧客生涯価値 |
| モデルの全体像 |
| 月曜日の朝にすること |
第3章 | メッセージ――何について話すか |
| 定性情報の定量化―BTのケーススタディ |
| 既存業務の補完 |
| 自動化されたお勧めツール |
| この商品を買った人は、こんな商品も買っています |
| テキストデータの分析 |
| なぜ感情が重要なのか |
| 月曜日の朝にすること |
第4章 | ロケーション――どこで顧客を見つけるか |
| もうひとつのターゲティング手段―検索エンジン |
| 内部データベース |
| 他に利用可能なデータ |
| 外部データベース |
| デジタルネットワーク |
| 別の場所を探す |
| 月曜日の朝にすること |
第5章 | 予算――いくら費やすべきか |
| 投資/回収曲線 |
| 計量経済学モデル |
| ハイブリット型アプローチ |
| 景気後退時の予算作成 |
| 予算の分配 |
| 地域による配分 |
| メディアによる配分 |
| パートナーの選び方 |
| 全体像を理解する |
| 月曜日の朝にすること |
第6章 | 測定――何が有効か、有効でないかをどう把握するか |
| 重要なものを測定する |
| 何を測るべきか? |
| 追跡メカニズムを導入する |
| データのビジュアル化 |
| 原因と結果 |
| すべてを組み合わせる―UPSのケーススタディ |
| 月曜日の朝にすること |
第7章 | 最適化――有効なものをさらに活用し、無効なものを排除するには |
| 分析 |
| 行動に移そう |
| 実行 |
| クリエイティブへのフィードバック |
| デジタル環境におけるテスト |
| 実験室としてのデジタル環境 |
| ここまでの総まとめ |
| 効果的なランディングページ |
| 長期的な効果 |
| 月曜日の朝にすること |
第8章 | アナリティクスの未来 |
| 将来のトレンド |
| データにいくら払うか? |
| プライバシーと価値交換 |
| 人材不足 |
| 経済のグローバル化 |
| マーケティングの専門化 |
| アナリティクスの普遍化 |
| 技術者と魔法使い |
| 変化か死か |
| 未来に備える |
| 研究拠店の設置 |
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| 謝辞 |
| 訳者あとがき |
| 索引 |
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