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Repeatability リピータビリティ
再現可能な不朽のビジネスモデル
Repeatability リピータビリティ
著者:クリス・ズック/ジェームズ・アレン
出版社:プレジデント社
出版日:2012/11/29
Amazon商品の説明より
『Repeatability リピータビリティ』―再現可能な不朽のビジネスモデル
日本企業復権への大きな道筋を示す「再生可能な不朽のビジネスモデル」の全容。12ヶ国の約2000社を対象とした調査、25年にわたる研究成果が明らかになる。
継続的な収益成長と企業価値向上に成功する確率は年々低下している。これは環境の急速な変化、予測不可能性の高まりによって「過去をすべて捨てて新しいものにチャレンジする」ことのリスクが高まっていることを意味する。
新たな事業、新たな市場、新たなビジネスモデルを追い続けることは往々にして短命の成功しかもたらさないばかりか、自滅のリスクも伴う。
持続的成長のカギは、自社の成功体験のなかから「再現可能」な勝ちパターンを抽出し、それをできるかぎり単純化して、徹底することにある。
日本語版には、日本企業のケース・スタディを含む、オリジナルの1章を追加。
ケース・スタディ:ナイキ、イケア、バンガード、オーラム、アップル、しまむら、YKK、アシックスほか。
目次
| 日本語版まえがき |
| 序文 |
第1章 | 再現可能な不朽のビジネスモデル |
| ・ムンバイで一二五年続く弁当配達 |
| ・多角化せず差別化に専念するイケア |
| ・ナイキとリーボックの明暗をわけたもの |
| ・利益を伴う成長を求めて |
| ・永続的成功を収める企業からの教訓 |
| ・成功の原動力となる再現可能性 |
| ・不朽のビジネスモデルを成功させるには |
| ・成功法則は一つにあらず |
| ・再現可能モデルを止めてしまう要因 |
| ・持続的な優位性の実現 |
| ・本書の構成と主旨 |
| コラム 再現可能モデルとは似て非なるもの |
第2章 | [原則1]明確に差別化されたコア事業 |
| ・いかにして差別化するか |
| ・成長のためのモデルの反復 |
| ・なぜバンガードは金融危機でも一人勝ちできたのか |
| ・差別化を繰り返して進化する |
| ・顧客接点以外でどうやって差別化するか |
| ・レゴ復活の軌跡 |
| ・実行にあたっての提言 |
| コラム 習うより慣れろ |
第3章 | [原則2]絶対に譲れない一線 |
| ・有効性の裏づけ |
| ・「譲れない一線」とは |
| ・司令官の意図 |
| ・優れた「譲れない一線」の特徴 |
| ・イケアの格安マグカップ開発秘話 |
| ・「譲れない一線」をルーチンに組み込む |
| ・コア事業指標 |
| ・企業理念と社訓の意義 |
| ・実行にむけての考え方 |
| コラム ビジネスにおいて「司令官の意図」の実践がむずかしい理由 |
第4章 | [原則3]循環型学習システム |
| ・適応性、このとらえ難きもの |
| ・変化への対応を誤らせる「心理的阻害要因」 |
| ・アップルの顧客フィードバックシステム |
| ・「観察→情勢判断→意思決定→行動」のOODAループ |
| ・誰からの情報をもとに学習するか |
| ・循環型学習のマネジメント |
| ・構想から行動へ |
第5章 | [リーダシップ]フリーダムかフレームワークか |
| ・CEOの役割 その1 |
| 明確に差別化されたコア事業 |
| ・CEOの役割 その2 |
| 絶対に譲れない一線の明示 |
| ・CEOの役割 その3 |
| 循環型学習 |
| ・すべてはリーダーシップから始まる |
第6章 | 「単純さ」の勝利 |
| ・複雑性によって犠牲になるもの |
| ・単純さは健全性の象徴 |
| ・結論 一〇のまとめ |
第7章 | 日本企業への示唆 |
| ・日本にも継続的成長企業は存在している |
| ・グローバルニッチかローカルドミナンスか |
| ・創業者メンタリティの復活 |
| ・最後に |
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| 付録 |
| 1 調査方法 |
| 2 再現可能性診断 |
| 3 上位三〇社に関するケーススタディのまとめ |
| 4 用語集 |
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| 原注 |
| 参考文献 |
| 謝辞 |
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