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デザイン・ドリブン・イノベーション
デザイン・ドリブン・イノベーション
著者:ロベルト ベルガンティ
出版社:同友館
出版日:2012/07
同友館HPの説明より
『デザイン・ドリブン・イノベーション』
現在、競争優位を確立しているアップル社やアレッシィ社や任天堂などのようなデザイン主導のイノベーションを行う企業を、事例豊富にわかりやすく解説する。ユーザー中心のマーケット・プル戦略ではなく、全く新しい意味を持つ製品やサービスを創出するデザイン主導のイノベーション戦略により企業は躍進できることを示すとともに、そのプロセス、構築方法を示す。
目次
| 訳者まえがき |
| 親愛なる読者諸君へ |
| マネジャーはマネジャーである前に人間である |
| デザイナーはデザイナーである前に人間である |
| …そして学者は学者である前に人間である |
第1章 | デザイン・ドリブン・イノベーション |
| イントロダクション |
| デザイン・ドリブン・イノベーション戦略 |
| 意味の急進的イノベーションによる競争 |
| 手つかずの難問 |
| 提案するということ |
| 解釈者たち |
| 解き放たれた関係資産の力 |
| 本書の構成 |
第1部 | デザイン・ドリブン・イノベーションの戦略 |
第2章 | デザインと意味 |
| モノに意味を与えることでイノベーションを興す |
| デザイン:モノの見方の万華鏡(モノの見方は多様に変転する) |
| モノに意味を与えるものとしてのデザイン |
| すべての製品には意味がある |
| 製品の意味と言語 |
第3章 | 急速な突進 |
| デザイン・ドリブン・イノベーションを企業戦略に据える |
| 意味の急進的イノベーション |
| 意味とイノベーション戦略 |
| 急進的でありたい?ならば、ユーザー中心のイノベーションは忘れよ |
| 3つのイノベーション戦略 |
| イノベーション・ポートフォリオの比較 |
第4章 | 技術が悟る瞬間 |
| テクノロジー・プッシュとデザイン・ドリブン・イノベーションの相互作用 |
| 競争を覆す:Wiiと任天堂の復活 |
| クオーツ技術の可能性創出:ファッション・アクセサリーとしてのスウォッチ |
| 画期的技術の意味は鳴りを潜めている、だから技術の代替は近視眼的に考えられる |
| R&Dと技術戦略への示唆 |
| 技術サプライヤーへの示唆 |
| どのようにSTマイクロ・エレクトロニクスがMEMSの意味を活用したか |
第5章 | 価値と挑戦 |
| なぜ会社はデザイン・ドリブン・イノベーションに投資するのか、またはしないのか |
| デザイン・ドリブン・イノベーションの価値 |
| イノベーション・レースからの脱却:製品の寿命 |
| デザイン・ドリブン・イノベーションの挑戦 |
| デザイン・ドリブン・イノベーションのプロセス |
第6章 | 解釈者たち |
| デザイン・ディスコースの研究 |
| あなたはひとりではない |
| デザイン・ディスコース:研究者の輪 |
| 文化的生産の世界における解釈者たち |
| 技術の世界における解釈者 |
| デザイン・ディスコースに参加する、その「プロセス」 |
第7章 | 耳を傾ける |
| 鍵となる解釈者を見つけ、引きつける |
| ゆがんだ世界における主要な解釈者 |
| 先見の明がある研究者 |
| 仲介(Brokering)と媒介(Mediating) |
| ささやき声に企業を没頭させる |
| 天才の遺伝子配列:デザイン・ディスコースの地理 |
| 解釈者たちを引きつける |
| 陳腐化 |
第8章 | 解釈する |
| 自らのビジョンを展開する |
| アレッシィのティー・アンド・コーヒー・ピアザ |
| アルテミデのライト・フィールド |
| バリラのビヨンド・プリモ・ピアット |
| デザイン・ディレクション・ワークショップ |
| 製品開発中に方針を曲げない |
第9章 | 話しかける |
| 解釈者たちの魅力的な力を活用する |
| 解釈者たちに話しかける |
| 文化の原型(Prototypes)を通じて話すこと |
| あなたのビジョンを守ること |
第3部 | デザイン・ドリブン能力の構築 |
第10章 | デザイン・ドリブン・ラボ |
| どのように始めるか |
| その能力 |
| 関係資産の構築 |
| デザイン・ドリブン・ラボ |
| 拡張:デザイン・ドリブン能力から得る利益 |
第11章 | ビジネス・ピープル |
| 最高経営幹部の仕事である |
| これが最高経営幹部の仕事である |
| 美術商:没頭することの重要性 |
| マネジャーはマネジャーである前に人間である |
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付録A | 本書で紹介した企業・業種・市場 |
付録B | 教育とデザイン政策への示唆 |
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| 訳者あとがき |
| 索引 |
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