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ザ・プレゼンテーション

ザ・プレゼンテーション
ザ・プレゼンテーション
著者:ナンシー・デュアルテ
出版社:ダイヤモンド社
出版日:2012/9/7

Amazon商品の説明より

『ザ・プレゼンテーション』

90分で80回も会場を沸かせた
スティーブ・ジョブズの基調講演。

100年つづいた人種差別問題をわずか17分で動かした
キング牧師の「私には夢がある」。

たった4分で米国民の動揺をしずめた
レーガン大統領のシャトル事故追悼演説。

20分で1600人をクラシック音楽ファンにした
ベンジャミン・ザンダーの名プレゼン。

納得、感動、鳥肌が立つような興奮――。
心が動かされるプレゼンテーションには、実はある共通する「仕掛け」があります。
世に名プレゼンターと呼ばれる人たちは、自身のプレゼンにその仕掛けを巧みに織り込むことで、社会的なムーブメントが起こし、商品の魅力を伝え、革新的なアイデアを広めているのです。

本書の著者ナンシー・デュアルテ氏は、実はアル・ゴアの『不都合な真実』のプレゼン制作にもかかわった陰の立役者。日本よりも数段進んだプレゼンテーション文化を持つアメリカにあって、まさに「トップの中のトップ」ともいうべきプレゼンのプロです。

そのデュアルテ氏が、みずからの“手の内"を惜しげもなく披露したのがこの一冊。これまで誰一人として体系化を試みたことのない、プレゼン制作手法のエッセンスがこの中に凝縮されています。

また本書では、スティーブ・ジョブズ、レーガン元大統領、リチャード・ファインマン、ベンジャミン・ザンダーなどなど、歴史に残る圧巻の名プレゼン事例を紹介しています。著者はこれらをつぶさに分析することで、優れたプレゼンには共通する「型」が存在することを証明します。

「どうして聴き手にメッセージが伝わらないんだろう?」
「どうすれば味気ないプレゼンをもっと魅力的なものにできるだろう?」
「スティーブ・ジョブズみたいなプレゼンはどうやったらできるのだろう?」

あなたがこのような悩みを抱えているなら、ぜひこの本を手にとってみてください。
仕事でプレゼンテーションを行う機会の多いビジネスパーソンはもちろん、学生、講師、コピーライティングやアートディレクションに携わるクリエーターまで、「聴き手の心に響くプレゼン」をめざすすべての方に。単なるハウツーではない本物のプレゼン手法が、本書には詰まっています。

※本書に登場する感動のプレゼン動画の数々は、本書公式サイトでご覧いただけます。 → http://www.diamond.co.jp/go/presentation/


目次

序文
イントロダクション
第1章心を動かすプレゼンテーション
説得の力
聴衆との“共鳴”が変化を生む
変化とは健全なもの
プレゼンテーションはつまらない
月並みが月並みを生む
人っておもしろい
事実だけでは不充分
言いたいことはストーリーが伝えてくれる
主人公はあなたじゃない
聴衆こそがヒーロー
第2章神話や映画に学べ
ストーリーを組み込む
ドラマはあらゆる要素をそなえている
テンプレートを使ったストーリー構成
「ヒーローの旅」の構成
関門を越える
コミュニケーションの輪郭
発端から冒険への誘いまで
中盤でコントラストを生みだす
行動への誘い
結末
スパークラインとは?
ケーススタディ:ベンジャミン・ザンダー
ベンジャミン・ザンダーのスパークライン
第3章聴衆を知る
聴衆と共鳴するには?
聴衆を分類する
ケーススタディ:ロナルド・レーガン
ヒーローと出会う
メンターと出会う
共通の基盤をつくる
聴衆との共通点から始めるコミュニケーション
第4章旅の計画
旅の準備
ビッグアイデア
旅の計画
旅の計画に役立つツール
リスクを知る
抵抗に対処する
見返りを与える
ケーススタディ:ゼネラル・エレクトリック
第5章内容を練る
ありとあらゆる情報を集める
事実だけではダメ
頭でっかちになるな!
コントラストが輪郭をつくる
アイデアを意味あるものに変える
ストーリーを想起させる
情報をストーリーに
ケーススタディ:シスコシステムズ
データから意味へ
アイデアを絞り込む
アイデアからメッセージへ
第6章構成を考える
構成を考える
理解できるプレゼンテーションに
ケーススタディ:リチャード・ファインマン
リチャード・ファインマンのスパークライン
インパクトを与えるメッセージの並べ方
感情のコントラストを生みだす
伝達のコントラストを生みだす
銀幕にあなたのストーリーを
プロセスのまとめ
第7章記憶に残る何かを伝える
STARの瞬間を生みだす
ケーススタディ:マイケル・ポーラン
サウンドバイトをくりかえす
心をゆさぶる映像
ケーススタディ:ジョン・オートバーグ
ジョン・オートバーグのスパークライン
ケーススタディ:ラウチ財団
ケーススタディ:スティーブ・ジョブズ
スティーブ・ジョブズのスパークライン
第8章改善の余地はどこにでも転がっている
シグナルは増幅し、ノイズは最小限に
好感を与える第一印象
バベルの塔から飛びだそう
簡潔さが大切
スライドからの脱却
情緒的アピールのバランス
正直な批評家と検討会を開く
ケーススタディ:マーカス・コバート博士
ケーススタディ:レナード・バーンスタイン
第9章世界を変えよう
世界を変えるのは大変なこと
世界を変えるためのプレゼンテーション
プレゼンテーションを悪事に使うな
内部崩壊中のエンロンのプレゼンテーション
競争力をつけよう
ケーススタディ:マーティン・ルーサー・キング・ジュニア
ケーススタディ:マーサ・グレアム
透明になりなさい、そうすればアイデアが注目される
あなたは世界を変えられる
終章インスピレーションはどこからでも得られる
ケーススタディ:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
ソナタのスパークライン
ケーススタディ:アルフレッド・ヒッチコック
ケーススタディ:E・E・カミングズ
 
 
原注
写真クレジット
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