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カテゴリー・イノベーション
ブランド・レレバンスで戦わずして勝つ
カテゴリー・イノベーション
著者:デービッド・A. アーカー
出版社:日本経済新聞出版社
出版日:2011/11/25
Amazon商品の説明より
『カテゴリー・イノベーション』―ブランド・レレバンスで戦わずして勝つ
ライバルの出る幕をなくせ!
イノベーションで、既存カテゴリーの魅力をなくす新カテゴリーを創出し、それを代表するブランドになる。競争の激しい市場で、競争をせずに事業を成長させる唯一無二の新戦略論。
本書の目標は、ライバルのレレバンスが低くなるか、まったくレレバンスを失ってしまうようなカテゴリーあるいはサブカテゴリーを形成し、そのカテゴリーに対して消費者がもつイメージを管理し、それを守るための障壁を構築することによって、ブランド・レレバンスの戦いに勝つ方法を示すことである。
──著者「まえがき」より
目次
| まえがき |
| 監訳者から本書の刊行に寄せて |
第一章 | ブランド・レレバンス |
| ―カテゴリー・イノベーションのキーコンセプト |
| |
| 日本のビール業界 |
| 米国のコンピューター業界 |
| 選ばれるブランドになる |
| ブランド・レレバンスモデル |
| 新しいカテゴリーあるいはサブカテゴリーを創造する |
第二章 | 「ブランド・レレバンス」を理解する |
| ―カテゴリー化、フレーミング、購買検討、測定方法 |
| |
| フレーミング(心理的枠組み)の重要性 |
| 絞り込みステップとしての考慮集合 |
| レレバンスを測定する |
第三章 | ケース・小売業界のカテゴリー・イノベーション |
| 無印良品 |
| イケア(IKEA) |
| ザラ(ZARA) |
| H&M |
| ベストバイ(Best Buy) |
| ホールフーズ・マーケット(Whole Foods Market) |
| サブウェイ(Subway) |
| ザッポス(Zappos) |
第四章 | 新しいコンセプトを見つけだす |
| アップル(Apple) |
| コンセプトの創出 |
| コンセプトを探し当てる |
| 優先順位をつけて分析する |
第五章 | コンセプトの評価 |
| セグウェイの電動二輪車 |
| 評価―勝者となるコンセプトを選ぶ |
| 市場はあるのか―チャンスは本物か |
| 競争して勝てるのか |
| 製品は発展性があるか |
| 決行か中止かの判断を超えて―コンセプト・ポートフォリオ |
第六章 | カテゴリあるいはサブカテゴリーを定義し、管理する |
| セールスフォース・ドットコム(Salesforce.com) |
| 新しいカテゴリーあるいはサブカテゴリーを定義する |
| 製品・サービスがもたらす機能価値 |
| 顧客とブランドの関係―製品を超えて |
| 複雑でダイナミックなカテゴリーあるいはサブカテゴリー |
| カテゴリーあるいはサブカテゴリーを管理する |
第七章 | 参入障壁を構築し、差別化を持続させる |
| ヤマハ・ディスクラビア(Yamaha Disklavier) |
| 競合他社に対する参入障壁を構築する |
| 投資障壁 |
| 強力な提供価値を実現する |
| 顧客との関係性 |
| ブランドをカテゴリーあるいはサブカテゴリーと結び付ける |
第八章 | 激動する市場でレレバンスを維持する |
| ウォルマート(Walmart) |
| レレバンスの喪失を回避する |
| 製品のカテゴリーあるいはサブカテゴリーのレレバンス |
| カテゴリーあるいはサブカテゴリーのレレバンスの喪失を避ける |
第九章 | カテゴリー・イノベーションを支える組織とは |
| GE |
| イノベーションを支える組織 |
| 選別的機会主義 |
| 戦略への動的なコミットメント |
| 組織全体の資源配分 |
| |
| あとがき |
| 原注 |
| 索引 |
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