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人が育つ会社をつくる[新版]
キャリア創造のマネジメント
人が育つ会社をつくる[新版]
著者:高橋 俊介
出版社:日本経済新聞出版社
出版日:2012/6/23
Amazon商品の説明より
『人が育つ会社をつくる[新版]』―キャリア創造のマネジメント
企業の成長に欠かせない「人材育成の仕組み」を「ひとりひとりの社員のキャリア構築」の視点から考える。多様な成長パターンを用意し、人が自発的に育つ会社をつくるための考え方を豊富な事例とともに解説する1冊。
スキルを陳腐化させない「学び続ける人材」になれ。人の成長を促す仕組みを“キャリア構築”の視点から考える。
目次
第1章 | なぜいま組織で人が成長しにくいのか |
1 | 暗黙の人材育成機能だったOJTの崩壊 |
| 指導伝承を困難にする上下関係の流動化/閉鎖的なネットワークの限界/中長期にわたる投資の重要性 |
2 | 若者たちの焦りと思い込み |
| キャリアや成長への焦り/成長を妨げるコミュニケーションスタイル/キャリアイメージのギャップ/成長予感を満たしたい/若者で増える「答え教えて症候群」 |
3 | ITとグローバル化が職場に迫る変化 |
| ブラックボックス化するコミュニケーション/失われる学びの体験/求められるダイバーシティ・マネジメント/多様な価値観を巻き込む「横のリーダーシップ」 |
4 | 求められる能力の変化 |
| スキルよりも重要な思考・行動特性/ビジョンなき疲弊/「測定しにくい力」こそ重要/ミドルが遭遇するキャリアショック |
5 | 指導命令型から脱け出せない悪循環 |
| 若手の試練不足/なぜ自己啓発が進まないのか/人材育成を妨げる旧態依然のマネジメントスタイル/研修投資に対する誤解 |
第2章 | 何が若手社員を成長させるのか |
1 | 成長は、仕事を通じてこそ得られる |
| 成長実感を形づくる4要素/個人の主体的な取り組みがカギ/成果を求めるのではなく、成果意識を高める仕組みをつくる/上司ではなくチームが若手を育てる |
2 | 組織は何をすべきか |
| 再現性の高い「質」で評価する/ポジティブ・フィードバックを増やす/人間的成長がなければ成果も出ない/評価は「客観性」でなく「納得性」/立場に関係なく生産的な議論ができるか/流動化時代だからこそ思い切った人材育成投資をする |
3 | 職種によって異なる成長実感 |
| 成長実感のハードウェア技術職/やりようによっては確実に成長できる営業職 |
第3章 | 多様な成長パターンを用意する |
1 | なぜ成長の多様性なのか |
| よいキャリアの条件/多様な成長パターンの実現 |
2 | 仕事のプロフェッショナル化による成長 |
| 成長へのカギ―顧客接点のプロフェッショナル化から読み取れる5つのポイント |
3 | キャリアチェンジを通じた成長 |
| 成長へのカギ―キャリアチェンジから読み取れる4つのポイント |
4 | 正規社員以外の働き方での成長 |
| キャリア初期の重要性 |
| 成長へのカギ―個の成長と人材活用の有機的結合 |
5 | 気づきと働き方変革による成長 |
| 成長へのカギ―「気づき」と「行動」のきっかけづくり |
6 | 自らおこなう仕事のプロフェッショナル化 |
第4章 | 自らキャリアを切り開いていく力をつける |
1 | 健全なキャリア自律概念とは何か |
| 自らキャリアを切り開いていく能力/キャリアに対する誤解が大きいほど、功利的になる/自分の頭で考えて答えを出す/社内の人材流動性がエンプロイメンタビリティを高める/経営課題としてのキャリア自律 |
2 | 健全なキャリア自律概念の4つの特徴 |
3 | 自分のキャリアを切り開く能力を強化する |
| 再び、よいキャリアの条件/動機や価値観の棚卸し、内省/具体的なキャリアの切り開き方/ミドルのキャリア自律支援 |
第5章 | 新たな人材育成のための仕組みをつくる |
1 | 日本の人材育成の落とし穴 |
2 | 上下関係の育成に頼らない学習する組織の構築 |
| トヨタ自動車の販売店改革の事例 |
3 | 人材育成型リーダーシップへの転換 |
| ネスレの事例/人材育成型リーダーシップとは |
4 | 研修と実践をリンクさせた思考・行動特性の変革 |
| 日本GEのリーダー育成の事例/アステラス製薬の若手社員研修の事例/BBTのサイバーMBAの事例 |
5 | 戦略的スキルのタイムリーな抽出と学習行動へのリンク |
| サムスンの事例/日本IBMの事例 |
6 | 経営幹部候補にかぎらない試練の組織的創出と提供 |
| 日産自動車V‐FASTの事例 |
7 | 「普遍性の高い知」の獲得 |
| 住友商事と慶應義塾大学の6観研修の事例 |
8 | 管理職業務の分解と育成責任の組織共有 |
| 上司だけに任せられない部下の育成/目標管理と人材育成/キャリアアドバイザーの役割 |
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| あとがき |
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