会社人生は「評判」で決まる
会社人生は「評判」で決まる
著者:相原 孝夫
出版社:日本経済新聞出版社
出版日:2012/2/16
Amazon商品の説明より
『会社人生は「評判」で決まる』
評判がいい人は、働きやすく、成果も上げられる。では、どんな人の評判が高まるのか。人事コンサルタントとして多くの会社員を観察してきた著者が、さまざまな具体例から、評判の重要性、高める方法を解説します。
組織内における「評判」とは何か、どう作用するのか、高め、維持するにはどうすべきか。多くの企業人事を見てきたコンサルタントが具体例を踏まえ、わかりやすく解説。社内で評判が形成されるメカニズム、好評を得て維持する方法を、多くのエピソードを踏まえ解き明かす。
目次
| プロローグ すべては評判で決まる |
| なぜ大家は追い出したい住人に屈服したのか |
| 無役職の社員を人事部が評して「評価はともかく・・・」 |
| 評判の良い人は、組織外の人にもすぐ分かる |
| 評判の悪い歯医者や飲み屋に足を向けますか |
| 「○○ってどう?」―評判社会の到来 |
| 採用の合否も面接前に決まってしまう? |
第1章 | 評価が高くても、評判が悪ければ意味がない |
| 「仕事はできるが人望がない」 |
| 人事を決める"裏スタンダード"とは何か |
| 仕事仲間から評判を集めて評価を決める |
| 血の通った情報としての評判 |
| 「社内隠密」が隠れた有望人材を発掘する |
| ザッケローニ監督の最大の「武器」は何か |
| 「恥の文化」では、「他者の判断」が絶対基準となる |
| 「評価が低い」には反論できても、「評判が悪い」には反論できない |
| イチローはなぜメジャー1年目に大活躍しなければならなかったか |
| 「うちの人事は見ていないようで、実はよく見ている」 |
| 上司も人事も「人を見る目がある」と言われたい |
第2章 | 驚くほど少ない情報と言葉で、印象はつくられる |
| 1つの悪評で昇進は見送られる |
| いつもの有力者の近くに寄り添う「あの人」が・・・ |
| 評判形成のメカニズム |
| 驚くほど少ない情報から印象は形成される |
| 人物の全体像を変えてしまう「一言」の印象とは |
| 「彼のことなら私も知っています」で採用が決まった |
| 他人については皆言及したがる、特に悪い話は・・・ |
| ヘッドハンターも重視するのは評判だ |
| 転職も「人柄」が、他人にマネできない決定要素となる |
| 評判が良い人のことは悪く言いづらい |
| 良い評判には自己強化のスパイラルが働く |
| 自分への「信頼感」や「有能感」が結果を左右する |
| 「あの人はできる」と思われることが大切な理由 |
| 人は期待をかけられると、そのとおりになっていく |
| 「愛されるよりも恐れられる方が安全である」 |
第3章 | 中途半端な立場の人ほど、高圧的になりやすい |
| 評判の良い悪しを分ける3つの重要ポイント |
| 素人相手に「専門用語」を使う人が抱えるのは・・・ |
| 評判の良い好業績者には師匠的存在がいる |
| 「彼は本当によくやっている」が熱く語られる理由 |
| 支援的ユーモアがストレス状況を緩和する |
| 客室乗務員もパフォーマンスをするサウスウエスト航空 |
| 根回しを軽視しない |
| 「ちょっと相談させてもらっていいですか?」 |
| 「言い訳の達人」が失敗を好印象に変える話術 |
| プロフェッショナルは結果よりプロセスに集中する |
| プロセスを楽しめる人の持つ強み |
| 一段高い目線を持てる人 |
| 質問1つで分かる本質的な点に目が向いている人 |
| ダメ上司との正しい付き合い方 |
| 自己陶酔型のダウンローディング課長 |
| 頭の良い人がしばしば犯す典型的な過ち |
| 個人として優秀なだけでは組織に貢献できない |
| 出世をあきらめた人は「評論家」になりやすい |
| どうすれば彼らの「評論活動」を止められるか |
| 中途半端な立場の人ほど高圧的になりやすい |
| 部下となれ合う課長、急に尊大になる課長 |
第4章 | 結果を出す職場では、他部署の社員が油を売る |
| 職場が問題を発生させ、問題を解決する |
| 日本の職場が弱体化している |
| 相互無関心による孤独感は健康をも害する |
| 自らをも省みる余裕のない中高年 |
| 自己ブランド化に一生懸命な若者たち |
| 人より細かいところが「少しだけ」優れる効用 |
| 立場や年齢より「世代」の違いが元凶なのか |
| バブル世代と就職氷河期世代の価値観の違い |
| 健全な職場を生むリーダーの「感情」の特徴とは |
| 「はやぶさ」の成功の裏にポジティブフィーリング |
| いじられキャラの果たす重要な役割 |
| 好業績者1人よりムードメーカー1人 |
| 控えに回ってもモチベーションを保てる選手を選ぶ |
| チリ鉱山落盤事故からチームを救った生来の"道化役" |
| 「まなざしによる管理」が日本企業の強みだった |
| 職場で自分の評判を良くしようとするのは正しい |
| 日々のモチベーションの源泉は職場と他者にある |
| 職業人生を保障するのは仕事スキルではない |
| 職場においてしか養われない能力を大事にしよう |
第5章 | 評判を高め維持する、シンプルな考え方と働き方 |
| パーソナル・レピュテーション・マネジメントのすすめ |
| 他人の顔色ばかり見ると逆効果になる |
| 年功序列的なチームは遠い過去になる? |
| 「結婚しても私は仕事はしない」の衝撃 |
| 青い鳥を追いかけてはいけない |
| 意味を理解しないと動けない人々 |
| 出世に背を向けている人は評判が高まりづらい |
| 評判を維持・向上させる3つのポイント |
| 一人ひとりの出会いに必ず意味がある |
| 一人ひとりを最大限に重んじること |
| しっかり話しても真意が伝わらないのはなぜか |
| 抜擢されても嫉妬されない人の共通点 |
| 「同じことの繰り返し」によって真理に辿り着く |
| 不当な行為は、確実に評判を落とす |
| 自らの役割を演じきる |
| 役づくりのためには、体重も増やし、髪の毛も抜く |
| 「印象管理」の3つの次元 |
| 組織人として、組織に寄り添う生き方 |
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| あとがき |
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