ストラテジストにさよならを
ストラテジストにさよならを
著者:広木 隆
出版社:幻冬舎
出版日:2011/12/24
Amazon商品の説明より
『ストラテジストにさよならを』
投資のプロと個人投資家の差なんて、あるようで実はない。プロ顔負けの投資家になって、ストラテジストなんて要らない!と言えるようになろう。
「株をやっているけれどさっぱり儲からない」と嘆いている方は必読!市場が右肩上がりだった時代の投資法から決別して、今の時代の新しい投資法を実践せよ。ユニークなレポートを配信することで知られているマネックス証券のチーフ・ストラテジストの著者による、目からウロコの指南書。
目次
| はじめに |
第Ⅰ部 | なぜ株は儲からなかったのか? |
第1章 | 20年続く下り坂の経済と株式市場 |
| 「失われた20年」の日本経済 |
| 企業の収益性も低迷 |
| なぜ日本企業の収益性は低いのか |
第2章 | 「長期投資」の誤解 |
| 「長期投資」とは? |
| マーケット・タイミングは当てられない |
| なぜ長期投資が有効なのか? |
| 時間分散――長期投資でリスクが減る、という誤解 |
| ダウンサイド・リスクこそ投資のリスク |
第3章 | 個人投資家が陥りがちな「塩漬け」の罠 |
| 投資には心理が大きく影響する |
| 「プロスペクト理論」が示す満足と苦痛の非対称 |
| 経路依存のバイアス |
| 過去を忘れる |
第4章 | 頼るものがない |
| プロとの圧倒的な情報格差 |
| 誰を頼るべきか |
| アテにならないストラテジスト予想 |
| バイサイド(運用会社)発の情報の読み方 |
| メディアと説明責任 |
第5章 | それでも株は儲かる |
| この10年で半数は値上がり |
| 失敗に学ぶ |
| プロには勝てないのか |
| 必要なのはインテリジェンス |
第Ⅱ部 | どうすれば儲かるのか? |
第6章 | 投資の理論を知る |
| 難解な投資理論は個人投資家に不要か |
| 聞くべき話は予測ではなくロジック |
| 理屈と理屈ではないものの間 |
| なぜ、論理的に考えるべきか |
| チャートとストラテジストの使い方 |
第7章 | 株式投資の評価尺度を学ぶ |
| 企業の株価を評価する |
| 株の投資指標 その1「ROE」とは |
| 株の投資指標 その2「PER」とは |
| 株の投資指標 その3「PBR」とは |
| PBRが1倍を下回ることの意味 |
| 日本株は割安ではない |
| リスク・プレミアムの増加によるPERの低下 |
| 益利回りとは何か |
第8章 | 大局観を持つ |
| 世界の政治経済がどう動くのかを知る |
| 混沌とした生の情報のなかから何が真実か見極める |
| 究極の大局観――株式とは何か――について考える |
| 大局観、もしくは俯瞰図 |
第9章 | 正しい長期投資は「売る」ことである |
| 何度もトライできるようにしておく |
| 売却基準(ロスカット・ルール)を設定する |
| 走りながら考え、絞り込んでいく |
| 期待できる利回りは年率5%程度 |
| 売りに意識を集中させる |
| 現実的な目標意識 |
第10章 | 分散投資とリスク・コントロール |
| ポートフォリオ構築の基本は分散投資 |
| 業種と企業規模による分散 |
| 損をしないためのヘッジをどうするか |
| 「恐怖指数」という飛び道具 |
最終章 | 投資とは不確実性を相手にするゲーム |
| 現実主義に徹すること |
| 相場のほうが勝手にブレる。自分はブレないこと |
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| おわりに |
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