プロフェッショナルの働き方
プロフェッショナルの働き方
著者:高橋 俊介
出版社:PHP研究所
出版日:2012/1/19
Amazon商品の説明より
『プロフェッショナルの働き方』
人事・組織論の第一人者が、プロフェッショナルになるための10カ条を提案する!
想定外の変化が当たり前のように起こる21世紀的仕事環境・経済環境。この中で、長い間第一線に立ち、やりがいを感じながら、価値を提供し続けるにはどうしたらいいのか。そのひとつの答えが、生涯プロフェッショナルという働き方である。
著者がこれまで行ってきたビジネスパーソンへのインタビューや企業事例をもとに、プロフェッショナルとしての思考と行動の条件を明示する。
○顧客と提供価値を自分で定義する ○ヨコ型リーダーシップを発揮する ○キャリアの背骨をつくる
など、21世紀を生き抜くための高橋流キャリアづくりの決定版!
目次
| はじめに |
第1部 | 生涯第一線の時代 |
1 | ピラミッド組織から自律組織へ |
| プロフェッショナルとは何か |
| ビジネスモデルの変化で働き方が変わった |
| 臨機応変に対処できるのは自律組織 |
| 鉄道の運転士とパイロットはどこが違うのか |
| 緊急事態に対応する全日空のフライト・トレーニング |
| ファーストリテイリングのスーパースター店長制度 |
2 | 四十五歳現場引退モデルの限界 |
| 大企業のキャリアモデルは崩壊した |
| 官公庁のキャリアモデルも限界を迎えている |
| 四十五歳=管理職ではなくなった |
| なぜ若手社員は辞めるのか |
| パイロットは、なぜやりがいを感じるのか |
| ジャーナリストは、なぜ四十五歳で現場を退くのか |
| 自分のキャリアに投資が必要 |
3 | プレイングマネジャーの問題 |
| プレイングマネジャー化は、何をもたらしたか |
| 管理職の新しい姿とは何か |
4 | 一生第一線の仕事を続けられる人 |
| 出世しないとみじめになる日本の社会 |
| 第一線で働き続けたい人が増えている |
| プロフェッショナル化が向いている仕事は何か |
5 | 二十一世紀の仕事の特徴 |
| 想定外変化の時代に突入した |
| 高度な専門性が求められている |
第2部 | プロフェッショナルの条件 |
条件1 | 顧客と提供価値を自分で定義する |
| 顧客は誰で、何を提供するのか |
| 毒まんじゅうは食べるな |
| 仕事観の三分類を考える |
| 内因的仕事観と規範的仕事観のバランスが大事 |
条件2 | 仕事をプロフェッショナル化する |
| 仕事のサイクルを自分で回す |
| WHAT構築能力=直感力を高める |
| 論理的思考は欠かせない |
| 自分の裁量を増やす方法 |
条件3 | ヨコ型リーダーシップを発揮する |
| 商社はいかにして化学プラントを受注したか |
| 自ら提案し、活路を拓いたSE |
| 「一般化された信頼」を身につける |
| 「多様性への感受性」が必要 |
| ソーシャルアントレプレナーの説得力に学ぶ |
条件4 | 普遍性の高い学びをする |
| インド人と日本人のメンタリティーの違い |
| 普遍的な学びができる人は、ラーニングカーブが変わる |
| 適応すれども同化せず |
| 日本陸軍はなぜ失敗したのか |
| 菊乃井は「なぜそうするのか」を教える |
| ビジネスパーソンに多い三つのタイプ |
| 普遍性を高める学びの方法 |
条件5 | 専門性と動向にコミットする |
| 生涯テーマをどう見つけるか |
| スイスの時計学校は基礎理論を重視する |
条件6 | キャリアの背骨をつくる |
| フランク・ミュラーには時間哲学がある |
| エスモードジャパンは三年間で背骨をつくる |
| 企業に求められるのはオンデマンド人材 |
| SEはどのように背骨を見つけたか |
| キャリア教育の問題点は何か |
条件7 | 行動と成長をセルフマネジメントする |
| コーチは二種類の帽子を使い分ける |
| ザッケローニ監督は精神支援の名人 |
| フィードバックをもらい、ポケットを増やす |
| 名経営者は、なぜ晩節を汚すのか |
| ヴァイラントが指摘する防衛機制の成熟 |
条件8 | 多様で開放的な人間関係をつくる |
| 「情けは人のためならず」が重要 |
| 会社がゲマインシャフト化している |
| 開放的な絆と閉じた絆は、どちらも大切 |
| ハッシュ・ハウス・ハリアーズのユニークな運営 |
条件9 | 自分らしいキャリアに落とし込む |
| 十年後のキャリアゴールは意識しない |
| 専門性の深堀りから幅を広げていく |
| 幅広い想定外の経験から、徐々に自分らしさに絞り込む |
条件10 | ワークとライフを統合する |
| 変化への対応力が弱まっている |
| 感情脳が劣化しているSE |
| ワーキングマザーの勝負能力 |
| キャリアビジョンとライフビジョンは不即不離 |
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| おわりに |
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