しまむらとヤオコー
小さな町が生んだ2大小売チェーン
しまむらとヤオコー
著者:小川 孔輔
出版社:小学館
出版日:2011/1/26
Amazon商品の説明より
「しまむらとヤオコー」―小さな町が生んだ2大小売チェーン
しまむらとヤオコーの成長の秘密とは?
地方発祥の小売企業が元気です。山口のユニクロ、群馬のヤマダ電機、埼玉県小川町のしまむらとヤオコー。本書では、なぜ地方発の企業が伸びたのか、しまむらとヤオコーを例に、歴史とシステムから解き明かします。
ユニクロ(山口県)、ニトリ(北海道)、西松屋(兵庫県)、ヤマダ電機(群馬県)…地方発の企業ばかりが元気なのはなぜ?
目次
序章 | なぜ「しまむら」と「ヤオコー」なのか |
| 小さな町が生んだ2大小売チェーン |
| しまむらとヤオコーとの出会い |
| 異なる経営スタイル |
| 地方出身企業の強み |
第1章 | 成長を支える女性従業員 |
1 | ファッションセンターしまむら蓮田店 |
| 朝は9時半に出社、夕方の7時半には退社 |
| しっかり、がっちり働きたい |
| 店長代理から店長へのキャリア |
2 | ヤオコー川越南古谷店 |
| 川越南古谷店、クッキングサポートコーナー |
| パートナーさんたちの一日 |
| クッキングサポート会議 |
| 経営トップとパート社員の距離感 |
第2章 | 創業の苦しみを乗り越えて |
1 | しまむら、創業のこと |
| 小さな町の、小さな呉服店 |
| 研究熱心だった創業者 |
| しまむら、チェーン化への第一歩 |
| 小川町が育んだ「しまむら気質」 |
| 見てくれよりも、実質が大切 |
| 仕組みを作って、仕事を任せる |
2 | ヤオコーの創業期 |
| ヤオコー創業者トモのこと |
| トモ、セルフサービス化したい! |
| 松清・植木英吉、見返りのない説得 |
| セルフサービスの店、八百幸商店、開業する! |
第3章 | 人材の確保とチェーン組織化 |
1 | しまむらの場合 |
| しまむら、男子社員9人、一斉退社事件 |
| 大卒第Ⅰ号社員たちの入社 |
| しまむら、ディスカウント業態の始まり |
| 初めての支払い繰り延べ |
| 藤原秀次郎、理論と実行力のある人 |
| 上空から立地を検証 |
| 鳥の目も、虫の目も |
| 小学校の数が立地を選定する基準 |
2 | ヤオコーの場合 |
| 川野幸夫の決断! |
| ヤオコー、近代化に動き始める |
| ヤオコーにそろった「三本の矢」 |
| 大卒採用計画、大作戦 |
3 | しまむら、ヤオコーとの共同出店 |
| ヤオコー、しまむら児玉7号店にて |
| 藤原と犬竹、大げんかから刎頸の友に |
| そして大躍進が始まった |
第4章 | 独自のビジネスモデルの確立 |
1 | しまむらの基本ビジネスモデル |
| 藤原流、チェーンストアの原理・原則 |
| チェーンストア経営の4原則 |
| 自前主義の情報システム |
| 緻密で合理的な物流システム |
| 人材の養成と配置転換 |
| 商品調達の戦略、正直な商売 |
| 店舗開発と店舗運営 |
2 | ヤオコーの「食生活提案型モデル」が完成するまで |
| 日本における食品スーパーの位置 |
| 個店経営と権限委譲 |
| 約束実現力、節目を作る経営 |
| 近隣型ショッピングセンターの始まり・・・若葉店の開店 |
| 狭山店モデルへの布石 |
| 中之条店での経験・・・メニュー提案の始まり |
| 狭山店モデルの完成 |
| 仏・カルフールが狭山に! |
| 川越南古谷店の開店 |
第5章 | 絶えざる自己革新 |
1 | しまむらの都心出店 |
| 社長就任を打診された日 |
| しまむら新社長、野中正人の誕生 |
| しまむら高田馬場店、店舗観察 |
| 都心モデルと後方作業の変化 |
| プライベートブランド商品の開発と海外展開 |
2 | ヤオコーの事業継承 |
| 兄から弟への経営権委譲 |
| ヤオコーの新社長、川野清巳 |
| 店長塾の創設 |
| 小型店の実験と直営センターの計画 |
終章 | 両社の未来 |
| しまむらとヤオコー、新たな共同出店 |
| ある歯科医師のブログ |
| 日本の郊外に新しく街を作る |
| あとがき |
| 資料「しまむら」と「ヤオコー」両者の歴史 |
| 資料「しまむら」「ヤオコー」家系図、埼玉県地図、凡例 |
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