消える中間管理職
10年後に生き残る働き方
消える中間管理職
著者:鴨志田 晃
出版社:アスキー
出版日:2007/6/9
Amazon商品の説明より
『消える中間管理職』―10年後に生き残る働き方
IT革命とグローバル化によって、20世紀型の工業社会は21世紀型の「知識社会」へと変貌を遂げました。この時代のビジネスでは、上司と部下の間で情報を伝達するだけの中間管理職は必要とされません。情報から価値を生み出すことができる「ゴールドカラー」だけが求められているのです。今を生きるサラリーマン必読の1冊!
目次
| はじめに |
第1章 | ゴールドカラーの誕生――知識社会の働き方 |
| 好景気の実感なき日本経済 |
| ホワイトカラー受難 |
| ホワイトカラーとは何か? |
| 消えゆくホワイトカラー |
| 守る人と挑戦する人 |
| 植木等的生き方はなぜあこがれの的だったのか? |
| 自由だけを欲しがる安易さ |
| 物知りだけでは役に立たない時代 |
| フラット化とオフショアリング |
| インド人エンジニアが求められる理由 |
| 生き残る「無敵の民」 |
| 情報の拡散とスマート・カスタマーの登場 |
| 情報格差にあぐらをかいていてはダメ |
| ゴールドカラーという知識労働者の誕生 |
| ゴールドカラーが担う知識社会の主役 |
第2章 | 専門家の幻想から脱却する――専門バカとマルチ人間 |
| 情報洪水のなかで無知が増す? |
| 独立して成功できる人は一握り |
| 誰かが選ばれて誰かは選ばれないという現実 |
| プロフェッショナルの条件 |
| 等身大の自分と肥大化した自分 |
| 知識の多寡に意味はない |
| 一流のプロを師匠に持つ |
| 王貞治は、いかにして一本足打法を習得したか? |
| 「見える専門性」と「見えない専門性」 |
| エジソンの言葉の真意 |
| 弁護士は知識社会の花形職業? |
| 司法試験は高額投資 |
| 弁護士が増えても仕事は増えない |
| 弁護士が活躍するための条件 |
| 日本企業で嫌われる大学院卒 |
| ゆがんだ学歴社会・日本 |
| スレイブ・ナカムラの悲劇 |
| 従属を強いられるサラリーマン |
| 競争社会に対応できない日本の大学教育 |
| 競争社会を醸成する人材の流動化 |
| 価値の多様化が専門バカを減らす |
| 専門知識を応用する智恵こそ必要 |
第3章 | ビジョンを語って衆知を活かす――新しいマネジメントの登場 |
| 消える中間管理職 |
| 「お飾り部長」と「エスカレーター課長」 |
| 時間価値労働から知識価値労働へ |
| 社会がどうあるかではなく、自分はどうあるべきか? |
| 職業に貴賎はないが生み出す価値の差はある |
| 結果しか意味はない「知識価値労働」 |
| 「管理型マネジャー」から「創発型マネジャー」へ |
| ①「部下のサポーターであれ」/②「部下の時間効率をマネージせよ」/③「オーケストラの指揮者のように」 |
| 信長鉄砲隊のイノベーション |
| 知識価値をビジネス価値へと転換するイノベーションこそ最も大切 |
| 人材がすべて |
| 企業の事業や組織を変えられる人は垂涎の的 |
| ビジョンを語って衆知を活かす |
第4章 | ニューミドルマンの顧客専門家になる |
| ニューミドルマンの出現 |
| ゴールドカラーの顧客専門家 |
| 優秀な営業マンはどんどん成長してゆける人 |
| 顧客の側を向ける優秀な営業マン |
| 損保の凄腕営業マンの話 |
| ゴールドカラーの営業マンの条件 |
| 商品ではなく自分を売る |
| 自分を売るための姿勢 |
| 自分をアピールできなければ買ってもらえない |
| チームプレイが活きるのも個人の力 |
| 自分ブランドで信頼をつくる |
| クレームはピンチでありチャンス |
| 顧客のニーズを知るための三つの方法 |
| ①「仮説をぶつけてみる」/②「雑談をしてみる」/③「空気を読む」 |
第5章 | 成長エンジンをつかめ |
| 「理想家」であると同時に「現実主義者」であれ |
| 成功する起業家は「成長エンジン」を掴む |
| マイクロソフトの綱渡り |
| ゴールドカラーと「成長エンジン」――「VITALITYの法則」 |
| ●第一の成長法則「働くビジョンを持つ」 |
| ●第二の成長法則「学ぶ心を持つ」 |
| ●第三の成長法則「結果にこだわる」 |
| ●第四の成長法則「仮説を持つ」 |
| ●第五の成長法則「まずは動く」 |
| ●第六の成長法則「知識を蓄える」 |
| ●第七の成長法則「頑健になる」 |
| ●第七の成長法則「前向きに考える」 |
| あとがき |
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