奇跡の人材育成法
どんな社員も「一流」にしてしまう!
奇跡の人材育成法
著者:永守 重信
出版社:PHP研究所
出版日:2008/7/23
Amazon商品の説明より
『奇跡の人材育成法』どんな社員も「一流」にしてしまう!
35年前の1973年、たった3人の部下と、旋盤1台と研磨機1台という設備だけでスタートした会社(日本電産)が、2008年3月現在、資本金662億円、従業員13万人(グループ140社)という巨大企業グループに成長。いまや精密小型モータ業界における世界のトップ企業として君臨するに至った理由は?
もちろん創業者である著者の強烈なリーダーシップなしには考えられないが、なかでも話題を呼んだのは新入社員の採用法で、創業後しばらくは「大声試験」「早飯試験」「便所掃除試験」「留年組だけの試験」など、従来の常識を覆す試験を続けた。しかも、そこで採用されたなかから優秀な幹部がどんどん育っていったのである。
本書は、「ヒト、モノ、カネ」のすべてがない状態から企業を大きくしていくには、大企業と同じことをやっていたのでは絶対に成功しないということを身をもって語った名著で、起業を目指す人のバイブルを復刊したもの。
目次
| はじめに |
| まえがき(文庫版刊行時のもの) |
序章 | 企業の発展は人間教育がすべてである |
| 私の歩む道は私がつくる |
| 他人のやらないことをやる |
| 社員の“やる気”をそぐのは何か |
| 捨て身の人材教育法 |
| 私に従った三人のサムライたち |
| 辞める人間、辞めない人間 |
| 叱って育てるのはまず幹部から |
第一章 | 「一番以外はビリだ!」という発想 |
| 永守式人材育成法の原点 |
| 鶏口となるも牛後となるなかれ |
| 段階的に自信をつけろ |
| 塾経営に明け暮れた高校時代 |
| 電気技術の習得に没頭 |
| 上司がアホに見えて仕方がない |
| 鼻つまみもんで開き直る |
| 二十七歳で取締役事業部長に |
| ついに悲願の「社長」に |
| 自信過剰の塊 |
第二章 | 歴史・信用・のれんを打ち破れ! |
| 「経営三原則」の作成 |
| みんなの笑っている顔が浮かんでくる |
| 私を奮い立たせた三人の恩人 |
| 闘争心・自立心・反発心 |
| 難関は日本社会のメカニズム |
| 日本がダメなら海外へ |
| 初めての大量注文 |
| “ヒト・モノ・カネ”でまたも窮地に |
| 時間だけは平等だ |
| 昼めしは十時のおやつと思え |
第三章 | 奇想天外!新卒社員の採用法 |
| 成績をみての採用をやめる |
| 声の大きい人間は仕事ができる |
| 「早飯試験」奮闘記 |
| 「早飯試験」の大きなメリット |
| 「便所掃除試験」の意味するもの |
| 先んずれば人を制す |
| 金の卵を留年組の中から探せ |
| 中途採用社員の選択基準 |
第四章 | 三流を一流にする全マニュアル |
| 社内に企業秘密以外の秘密なし |
| 叱られる社員は一人前 |
| 若い社員の叱り方 |
| 叱り方の実践例① ある技術部長の場合 |
| 叱り方の実践例② ある営業マンの場合 |
| 叱り方の実践例③ ある総務担当者の場合 |
| 叱り方の実践例④ ある海外駐在員の場合 |
第五章 | 叱った代償は必ず払う |
| 年に三回部下を誉めちぎる |
| ボーナスに加算するハチャメチャな賞金 |
| 海外駐在員への心くばり |
| それでも去っていく社員 |
| 人間には分相応というものがある |
| 倒産会社社員の後援会 |
| 追跡調査はトップの責任 |
第六章 | 女性社員ほど難しいものはない |
| マンツーマンで誉めちぎる |
| 家庭のしつけがすべて |
| 社内結婚をしたくないような職場はダメ |
| 女性社員には将来感謝される教育を |
第七章 | こうすれば必ず戦力がアップする |
| 職業観を確立させよ |
| 仕事と家庭はどちらが大切か |
| けじめをつけることの必要性 |
| 功労者を誉めちぎってはいけない |
| 裏方の人間は誉めて使え |
| 教育しても無駄な人間のチェック法 |
| トラブルの起こる職場の見分け方 |
| 午後七時前の電話はまかりならぬ |
| 叱る場所は演出せよ |
| 幹部との間にある最後の一線 |
| 会社はドラマだ |
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| あとがき(単行本刊行時のもの) |
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