「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト
「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト
著者:酒井 穣
出版社:光文社
出版日:2010/1/16
Amazon内容紹介
「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト
誰でも最高のマネジメント知識へアクセスしうる今日においては、いかにモノやカネを動かしたところで、競争優位は確保できない。ヒトこそが企業経営に残された最後の開発ターゲットである。
本書は、ベストセラー『はじめての課長の教科書』の著者が、IT系ベンチャー企業フリービットでの実務経験に基づいて、人材育成プログラムの論理的な背景と、プログラム導入の実践上のポイントを概説するものである。
経営の行き詰まりに直面している経営者や人事部、さらには自らの成長戦略を考える若手のビジネスパーソンにとって有益なヒントになるだろう。
出井伸之氏(クオンタムリープ(株)代表取締役、ソニー(株)アドバイザリーボード議長)推薦!
目次
| はじめに |
第1章 | 何のために育てるのか(人材育成の目的) |
1-1 | 従業員を路頭に迷わせないための人材育成 |
1-2 | 事業に利益をもたらすための人材育成 |
1-3 | 企業理念を実現するための人材育成 |
| コラム1 成長とは何か |
第2章 | 誰を育てるのか(育成ターゲットの選定) |
2-1 | 人材は3つのタイプに分けることができる |
2-2 | 人材のポテンシャルを「見抜く」 |
2-3 | 周囲の「評判」によるターゲット人材の選抜 |
| コラム2 自分を、あきらめない。 |
第3章 | いつ育てるのか(タイミングを外さない育成) |
3-1 | 年単位のタイミング計測(組織内の地位と人材育成) |
3-2 | 月単位のタイミング計測(やる気・スキルと人材育成) |
3-3 | イベント・ベース(スポット介入の人材育成) |
| コラム3 経験学習モデル |
第4章 | どうやって育てるのか(育成プログラムの設計思想) |
4-1 | 自発の経験を重視する |
4-2 | 規律と動機付けに配慮する |
4-3 | ミラーニューロンを意識して「学ぶ社風」を作り出す |
4-4 | 対話の機会創出を重視する |
4-5 | あるべき人材像(目標)を明確に示す |
4-6 | キャリア・パスに固有のコンピテンシーを明確に示す |
4-7 | 修羅場の経験を積極的に評価する |
4-8 | 勝ちぐせをつける(バックワード・チェイニング) |
4-9 | アフォーダンスを意識した教育デザインをめざす |
4-10 | リーダー人材の育成には徒弟制度を導入する |
4-11 | 合意のマトリクスによる育成プログラムのポートフォリオ管理 |
| コラム4 ケラーのARCSモデル |
第5章 | 誰が育てるのか(人材育成の責任) |
5-1 | 経営者は、人材育成に本気か |
5-2 | いよいよ企業は学校になる(教え合い、学び合う場) |
5-3 | 各事業ラインにも人材育成担当者を配置する |
5-4 | 企業単体ではなく、企業リーグが人材を育てる |
| コラム5 チームワークが重要な理由 |
第6章 | 教育効果をどのように測定するか |
6-1 | 教育効果測定が求められる背景 |
6-2 | フリービットにおける7段階の教育効果測定 |
6-3 | 人材育成を担当する部門を評価する |
6-4 | 測定することの教育効果 |
| コラム6 熟達の5段階モデル |
第7章 | 育成プログラムの具体例 |
7-1 | 読書手当「道真公の愛」 |
7-2 | 社内ミニブログ(Yammer) |
7-3 | 将来の自分への手紙 |
7-4 | 突撃☆お仕事インタビュー |
7-5 | 富士山麓での幹部合宿研修 |
7-6 | 日本語のできない外国人の採用 |
7-7 | ジグソーメソッドによるインタラクティブな学習 |
7-8 | ケースメソッド |
| コラム7 脱皮できない蛇は滅びる |
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| 主な参考文献 |
| あとがき |
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