日本の人事部・アメリカの人事部
日本企業のコーポレート・ガバナンスと雇用関係
日本の人事部・アメリカの人事部
著者:
サンフォード・M. ジャコービィ
出版社:東洋経済新報社
出版日:2005/10
内容紹介
日本の人事部・アメリカの人事部―日本企業のコーポレート・ガバナンスと雇用関係
・日本企業の人事部とアメリカ企業の人事部の違いは?
・日本もアメリカもともに市場重視の傾向にあるのか?
・平等と効率は両立するのか?
・株主とそれ以外のステークホルダーの最適なバランスとは?
・資本主義は多様化するのか、それとも収斂に向かうのか?
本書は、日米の大企業におけるコーポレート・ガバナンスと雇用関係について書かれています。日米両国の大企業への大規模調査をもとに、経済・経営のみならず、歴史や企業文化など幅広い視点から分析し、今後の展望を示します。
目次
| 日本語版への序文 |
| 日本語版への謝辞 |
第1章 | 企業経営と資本主義の多様性 |
| 研究方法 |
| 日本で何が起きているのか |
| アメリカでは |
| 収斂と国別モデル |
| 展望 |
第2章 | 巨大日本企業の人事部―これまでの実態 |
| 組織志向/戦略と組織構造/影の実力者/組合/人事部のキャリア/コーポレート・ガバナンス |
| 変化を求める圧力 |
| 生産性向上/社会的価値/組合/パイの配分問題と社会規範/法改革 |
第3章 | 現代日本企業の内実 |
| 企業の概観 |
| J証券/J運輸/J部品工業/J電機/α建設とβ建設/Jエレクトロニクス |
| 挑戦と変化 |
| 本社の再編成/コーポレート・ガバナンス/組合/雇用慣行 |
| 変化のなかの安定 |
| 組織の再編/コンサルタント/雇用慣行/組合/コーポレート・ガバナンス |
| 結論 |
第4章 | アメリカにおける人的資源管理の展開 |
| 初期の人事管理 |
| ウェルフェア・キャピタリズム |
| 激動の時代 |
| 人事部の全盛期 |
| 一九七〇年代 |
| 危機 ―― 一九八〇年代と一九九〇年代 |
| 新たな可能性 |
第5章 | 現代アメリカ企業の内実 |
| 諸会社 |
| US証券/US運輸/US部品工業/USエレクトロ/USコン・エナジー |
| 結論 |
第6章 | 調査データの比較 |
| 回答者の概観 |
| 傾向と比較 |
| 資源配分/管理権限の集権度/戦略に対する人事部の影響力/雇用慣行/コーポレート・ガバナンス/役員の権力認識/規模と多角化/役員および企業の価値観 |
第7章 | 評価と展望 |
| アメリカの将来には何が待ち受けているか |
| 曲がり角に立つ日本 |
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| 訳者あとがき |
| 原注 |
| 事項索引/人名索引/企業索引 |
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