マーケターを笑うな!
「買いたく」させる発想法
マーケターを笑うな!
著者:山本 直人
出版社:朝日新聞出版
出版日:2010/12/7
Amazon商品の説明より
マーケターを笑うな! 「買いたく」させる発想法
情報が溢れ、成熟した社会は「何を選べばいいのかよくわからない」時代。故に選択を動機づけるマーケティングこそが、より重要になっている。本書は理論書ではなく、「マーケティングとはなにか」を現場の仕事や、マーケターの視点、発想法を交えながら解説するマーケティング原論。一般ビジネスパーソンの仕事や企画にも欠かせない「マーケティング的」発想法の重要性がよく分かる。現役マーケターにも、あらためて仕事のあり方を見直すきっかけになる1冊!
目次
| まえがき マーケティングとはなにか |
| 桜とお酒 |
| 自分の欲しいものがわからない |
| マーケターはつらいか楽しいか |
第1章 | マーケターはどこにいる |
| マーケティング界のいま |
| とりあえずアチラコチラにいる |
| まずは「現場」から始まった |
| ネットに広がる売り言葉 |
| 営業はいらない |
| いいモノをつくれば売れるのか |
| マーケティングのプロはどこに? |
| 経営に接近するマーケティング |
| マーケティングは経営なのか |
| マーケティングが真ん中にあるために |
| 「優れた疑問」を持てるか |
第2章 | マーケターはどう考える |
| 「売れない時代」と向かい合う |
| 主張しながら協調する |
| 異質を生み出し異質に思わせない |
| 大きく/小さく、あるいは増やす/減らす |
| ゼロか、それとも∞か |
| くっつけるか、分けるか |
| バッサリ切ってヒットに |
| 高く/安く、あるいはカッコよく/親しみやすく |
| 意識の上下が「適正価格」になる |
| 時間を短く/長く、あるいは早く/ゆったり |
| 最強の切り札は「辞書の書き換え」 |
| 「ピンとくる」書き換えが大切 |
第3章 | マーケターはなにをする |
| 観察をビジネスに変え、「買う理由」をつくり出す |
| 調べて設計して実行していく |
| 何が欲しいか聞いてはいけない |
| まずはユーザーの声を聞く |
| 調査は調べる前に決まる |
| ターゲットとは性・年齢ではない |
| ライフステージとライフコース |
| そもそもユーザーか。そうではないのか、そうだったのか |
| 「ハレ」の気分のお客さんか、「ケ」の気分のお客さんか |
| たくさん使う人か、それほど使わない人か |
| 特定のブランドに忠実かそうでもないか |
| そろそろ買おうか、まだまだ先か |
| とにかく人のことを考えることが「設計」の基本 |
| 自分の位置はお客さんが決める |
| 空白のつかみ方はいろいろある |
| 2つの軸の落とし穴 |
| インサイトへの執念が設計を決める |
第4章 | マーケターはなにを悩む |
| マーケティングが直面する課題 |
| ―狭き道を進む快感を知る― |
| 「売れない」では悩みにならない |
| 年齢シフトはそろそろ限界か |
| 子どもの数は低位安定へ |
| 低価格志向はどこまで続く |
| あまりに増えた売り場 |
| 自分でつくって自分で売る |
| 爆発しっぱなしの情報 |
| 売り上げが目標ではない時代の情報は |
| 最後は経営者かマーケター |
第5章 | マーケターって誰? |
| 常識を書き換えるプロフェッショナルになるために |
| プロフェッショナルとスペシャリスト |
| いきなり「マーケター」は難しい |
| ネットビジネスとマーケティング |
| 理論よりも感覚=センシティビティー |
| マーケティングではウロウロする思考が大切 |
第6章 | マーケターはなにを目指す? |
| マーケティングの未来 |
| ―会社の仕事から社会の仕事へ― |
| それでも誤解が膨らむ理由 |
| 不自由になれば利益はあがる? |
| サービス業化する政府や自治体 |
| 政治とビジネスの大切な相違 |
| 一人では幸せになれない |
| もう一度「買う理由」について |
| それぞれの「明日」を探していく |
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| おわりに |
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