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最強集団ホットグループ奇跡の法則
成果を挙げる「燃えるやつら」の育て方
最強集団
ホットグループ奇跡の法則
著者:
ジーン リップマンブルーメン
ハロルド・J. レヴィット
出版社:東洋経済新報社
出版日:2007/03
Amazon商品の説明より
ホットグループとは、義務感あるいは帰属意識ではなく、仕事そのものによって動機付けられた自生的かつ随時的の生きた存在である。仕事が終われば解散するというミッション中心の随時的グループである。複雑なるものを単純化し、予期せぬものに対処するうえで最適な組織形態というべきである。本書はホットグループが何をできるかだけでなく、それが必要とするリーダー、いくつかの問題についても述べている。
目次
| 日本語版への序文 ― 二一世紀の主役であるあなたへ |
| 編集者序言 ― ホットグループは二一世紀の主役 |
| 推薦のことば |
| これこそ私の求めていたもの/仕事についての初の良書/目新しいものではないハウツーで乗り越えられない変化の時代/いかなる組織にも必要 |
| はじめに |
| 未来はこれにかかっている/組織行動に不可欠な道具/問題は規模にあらず自己ベストを更新させる/いつでもどこにでも生まれうる |
第Ⅰ部 | 最強集団の知られざる生態 |
第1章 | 軌跡の集団ホットグループ |
| ミッション至上主義集団 |
| 燃え上がるやつら―ある海軍大尉の経験 |
| 現場に引っぱり出す/全員の心を突き動かす |
| 熱き魂は伝染する |
| 「世界を背負っている」感じ |
| 惹きつけてやまない磁場 |
| ホットと知能は無関係 |
| 風のごとく現れては消える |
| 本書のあらまし |
第2章 | 希望の種を蒔く |
| 個人?組織? |
| 野生を飼いならすな! |
| あるべき組織の構造材 |
| 反主流の魂 |
| 誰がエベレストに初登頂したか!? |
| 必要なのは「よき農夫」 |
| 付き合いなど二の次 |
| 大義を確信する兵士たち |
| 破壊力は爆発的 |
| どんな環境で成長するか? |
| (1)親組織がホットグループの発芽に気づいていない |
| (2)トップマネジメントそのものがパトロンになっている |
| (3)組織が本当に変化しようとしている |
| (4)すでに組織が危機下にある |
| 組織は永続しない |
| 個の希望を満たす |
第3章 | 戦略はミッションに従う |
| ミッションが命 |
| チームプレーは不要 |
| ホットドッグと寿司 |
| 魔法のブレークスルー |
| 子どものようにはしゃぎ回る |
| 思考の型を共有する |
| 「心」が仕事をする |
| 馴れ合いに悩まされない |
| 脱線歓迎 |
| 時には秘密も必要 |
| 強みで勝負 |
第4章 | ミッション達成のためのアプローチ |
| ミッションの磁力 |
| 激走列車を止めるな! |
| ミッションの達成=グループの終わり |
| 自由で無秩序がいい |
| 感情の自動調整器 |
| 「どうしてあんなことができたのだろう?」 |
| シンボルを上手に活用 |
| 能力評価に要注意 |
| 「仮想敵」のもたらす効果 |
| 秘密主義の「問題児」 |
| 道を踏み外しては意味がない |
| なつかしく思い出す黄金の時間 |
| 異質な者同士が生む創造性 |
第Ⅱ部 | 成果を挙げる「熱いやつら」の育て方 |
第5章 | いかにして「やつら」の魂に火を付けるか?―リーダーたる者の条件 |
| 「リーダーって何?」 |
| 大組織は脆い |
| シリコンバレーはホットグループだらけ |
| 多様性を楽しむ風土 |
| リーダーの一流と二流を分けるもの |
| 豊かに織りなす交響楽の世界―指揮者型 |
| 「一緒にやってみないか?」―パトロン型 |
| 絶対にあきらめない―炎の番人型 |
| 求められる資質 |
| 「世間知らず」たちをどうするか |
| リーダーについてなぜ悩む |
第6章 | 「人」の共鳴からスタートする ―指揮者型リーダーのための一二の心得 |
| あるがままに受け入れよ |
| 第一の心得―仕事ではなく人から考える |
| 第二の心得―持てるものは総動員 |
| 第三の心得―親組織に売り込む |
| 第四の心得―ミッションの価値を明らかに |
| 第五の心得―弱者を装う |
| 第六の心得―自由を設定する |
| 第七の心得―共同体意識を育てる |
| 第八の心得―息抜きも必要 |
| 第九の心得―クールダウンする |
| 第一〇の心得―燃え尽きさせない |
| 第一一の心得―危機を乗り越える |
| 第一二の心得―意味づけを行う |
| 自由に羽ばたかせる |
|
第7章 | 野生の叡智を躍動させる ―パトロン型リーダーのための一〇の心得 |
| 人を集め、報い、評価する |
| 第一の心得―考えをはっきり伝え、それを行動で示す |
| 第二の心得―リーダー候補を見極め支援する |
| 第三の心得―野鴨を採用し応援する |
| 第四の心得―人選をグループに任せる |
| 第五の心得―不適切な人材は出てもらう |
| 第六の心得―貴重なメンバーを失ったときの対処 |
| 第七の心得―外部と競争させる |
| 第八の心得―組織内の他のグループと競争させる |
| 不毛な争いは避ける |
| 第九の心得―若者に聞く |
| 第一〇の心得―メンバーではなくグループ全体に報いる |
第Ⅲ部 | 「破壊的」な成果を生む秘策 |
第8章 | 多様なものに自由を与える |
| 「とりとめなさ」が活力源 |
| 放射型グループと円型グループ |
| 小規模にこそ利点あり |
| 「一体性維持」は本業より難しい |
| 移ろい消えるのは運命だ |
| 人跡未踏の地がなじみの地 |
| 時間の自由を与える |
| 試行錯誤は当たり前 |
| 大組織がホットグループになるとき |
第9章 | 親組織とのトラブルを回避する方法 |
| 相互依存は避けられない |
| やっかいな親組織との関係 |
| 反目は日常茶飯事 |
| 人を非難してもはじまらない |
| 争っている暇はない |
第10章 | 「想定外」の動きで大組織を変革する方法 |
| 緩めるだけで十分 |
| 変化は自由から生まれる |
| はじまりはいつも「想定外」 |
| はだしのカルメル会―赤ん坊の誕生を歓迎せよ |
| グループ志向が自分らしさをつくる |
| 管理は最小限に |
| わが民を解放せよ―変革の担い手をつくる |
| 組織改革は海老の脱皮 |
| 大エンジニアリング会社A&Bからの教訓 |
| 振り返らずに前を見よ |
第11章 | 成功と失敗の分かれ目 |
| 早死にしたホットグループ |
| 金の牛でも殺される |
| リーダー交替とグループの危機 |
| 燃え尽き症候群はこうして防ぐ |
| やっかいな新参者にどう対処すべきか |
| 招かれざる客を味方にする |
| 障害が士気を高める |
第12章 | 失われた個を求めて |
| 答えはグループにあった! |
| ナレッジワーカーからトータルワーカーへ |
| 個の底力を取り戻させる |
| 現代に現れた正義の味方 |
| 失敗は恥か? |
| 代償を恐れるな |
第13章 | 躍動する魂が芽吹く場所 ―ホットグループはどこで活躍するか |
| どのような環境でよく育つか |
| 緊張感と高揚感 |
| 危機が火を付ける |
| ハルマゲドン―キューバ危機とエクスコム |
| タイレノール事件の教訓 |
第14章 | ホットグループを歓迎しよう! |
| タスクより人 |
| 楽しいのが大事 |
| 賞の光と影 |
| 真実を重んじる場所で育つ |
| 新時代の扉を叩くもの |
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| おわりに―今こそホットグループの時代 |
| 重要なヒント/高尚で挑戦的なミッションの探求/新たな時代の組織へ |
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| 原著者謝辞―日本語版の刊行に寄せて |
| 訳者あとがき―新しい日本の活力を夢見て |
| 訳者紹介 |
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