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デザイン思考の道具箱

イノベーションを生む会社のつくり方

デザイン思考の道具箱―イノベーションを生む会社のつくり方
デザイン思考の道具箱
―イノベーションを生む会社のつくり方
著者:奥出 直人
出版社:早川書房
出版日:2007-02

内容

日本の「デザイン思考」研究の第一人者であり、その成果をもとにみずからもコンサルタントとして一流企業の商品開発に携わる奥出教授が、企業の創造性を高めてイノベーティブな商品を生み出すための秘策を明かす話題の書。

読書メモ

デザインとビジネスの融合、実にエキサイティングな一冊

技術や品質だけでは差別化できないと言われて久しいですが、日本企業では従来型イノベーションからの脱却できず、イノベーションから収益が出ない現状があるようです。本書で示すデザイン思考で生み出す創造的イノベーションは、AppleはもとよりGEなどでも実績をあげている。また、P&Gなどのコモディティ化した商品でもイノベーションする手法として活用されている。

本書で紹介される創造のプロセスと事例は「なにをつくればよいのか、つくったものをどのように説明すればよいのか、そしてどのように事業に結びつけるのか」、お悩みの商品企画・開発やマーケティング担当者に大きなヒントを提示する。

著者の奥出直人氏は慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授で多くの一流企業の商品開発に参加している方。創造的な21世紀のモノづくりを体験されてはいかがだろう。

目次

まえがき
第Ⅰ部デザイン思考で経営する時代
第1章知識から創造性へ―経営戦略が変わる
第2章デザイン思考の試み―IDEO、Dスクール、そしてiPod
第Ⅱ部デザイン思考の道具箱―創造のプロセスとプラクティス
第3章創造のプロセス―デザイン思考の道具箱
第4章経験の拡大―創造のプラクティス1
第5章プロトタイプ思考―創造のプラクティス2
第6章コラボレーション―創造のプラクティス3
第7章イノベーションを評価する―創造のプロセスの下流
あとがき

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