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実践力を鍛える戦略ノート[戦略立案編]
実践力を鍛える戦略ノート[戦略立案編]
著者:原田 勉
出版社:東洋経済新報社
出版日:2010/3/26
Amazon商品の説明より
『実践力を鍛える戦略ノート[戦略立案編]』
どのようなアイデア、計画、仮説も、まずは思い込みから出発します。しかし、その思い込みに固執してしまうと、問題を解決できず、新たなアイデアも生まれません。戦略の立案で重要なことは、できるだけ早い段階でこの思い込みを打破することです。事実に向き合うことが大切なのです。
そのために必要なのは、情報を収集し、必要最低限の分析ツールを駆使して、自分の問題意識を分析することです。新しいアイデアは、そこから生まれるのです。
本書では、実際のビジネスの現場で役立つ戦略的思考と問題解決能力のスキルを習得するために、理論的な学習は最低限にして、できるだけ多くのケース演習を積み重ねることができるようにしています。分析手法の解説で必要な知識を学習した後で、自らの力でケース演習に挑戦することで、必ず実践的なスキルが身につくでしょう。
目次
| はじめに |
| 本書の特徴 |
| 学習方法 |
| 実践で役立たせる方法 |
第1章 | 資源配分としての経営戦略を考える―ポートフォリオ分析 |
1 | 戦略思考家は運を蓋然性に任せる |
| 優勝劣敗の法則 |
| 経営戦略とは |
| 経営戦略の構造 |
| 戦略と戦術の違い |
2 | ポートフォリオ分析 |
| 経営資源と外部資源の検討 |
| PPMの作成 |
| PPMの読み方 |
| いかに将来の花形事業を育てるか |
| 事業単位の分け方で結果が異なる |
| ケース演習1 |
| 例題1 事業構成の組み替え |
| 例題2 ロック・ポップ社における製品戦略の見直し |
| 問題 ドットコム社の新製品戦略 |
第2章 | 事業コンセプトをデザインする |
1 | 事業部レベルでの戦略立案 |
| 事業のドメイン |
| 事業コンセプト |
2 | 事業戦略と4C |
| 事業戦略の構成要素 |
| 事業コンセプトと4Cの関係 |
| ケース演習2 |
| 例題1 アスクルの事業コンセプト |
| 例題2 A社にとっての顧客価値 |
| 問題 ピックス社の事業コンセプト |
第3章 | 自社の強みと弱みを分析する―ビジネスシステム分析 |
1 | ビジネスシステム |
| いかにして顧客価値を提供していくのか |
| 組織図の問題点 |
| インプットからアウトプットへの流れ |
2 | ビジネスシステム分析の手順 |
| 分析のための7つのステップ |
| 簡便的なビジネスシステム分析 |
| 他のビジネスシステム分析 |
| ビジネスシステム分析のポイント |
3 | ビジネスシステムの変革 |
| ケース演習3 |
| 例題1 エックス社の生産システム |
| 例題2 GI社の販売システムの効率化 |
| 問題 ダリー社の物流システム |
第4章 | 外部環境を分析する―戦略グループ・マップ、業界構造分析 |
1 | 戦略グループ・マップ |
| 2つのレベルの競争 |
| 戦略グループ・マップの作成手順 |
| 戦略グループ・マップの分析:戦略ポジショニング |
2 | 業界構造分析 |
| 業界の魅力度を評価する |
| 業界構造分析の留意点 |
| ケース演習4 |
| 例題1 テーマパーク業界の戦略ポジション |
| 例題2 ポータル業界の魅力度 |
| 問題 中堅スーパー・アイマートの競争優位 |
第5章 | 戦略オプションを立案・選択する―SWOT分析 |
1 | 経営戦略の立案 |
| SWOT分析 |
| SWOT分析の手順 |
| 弱みとは強みであり、強みとは弱みである |
| 脅威こそが真の機会になる |
| 目指すべきは機会と強みのマッチング |
2 | 戦略オプションの基本パターン |
| ポーターの基本戦略 |
| 競争ポジションにもとづいた戦略パターン |
| 製品ライフサイクル戦略 |
| 製品・市場マトリックス |
| ケース演習5 |
| 例題1 スカリー社の反撃 |
| 例題2 バイク便業者の戦略ポジションの決定 |
| 問題 ウィークケミカル社のマーケティング戦略 |
第6章 | 財務的に戦略を評価する―損益分岐点分析、キャッシュフロー分析、プロフォーマ財務諸表分析、比率分析 |
1 | 損益分岐点分析 |
2 | キャッシュフロー分析 |
| 資金運用表 |
| キャッシュフロー計算書 |
| 累積キャッシュフロー曲線 |
3 | プロフォーマ財務諸表分析 |
| プロフォーマ損益計算書 |
| プロフォーマ貸借対照表 |
4 | 比率分析 |
| 収益性比率:デュポン・フォーミュラ |
| 効率性比率:回転率、回転期間 |
| 安全性比率:流動性 |
| ケース演習6 |
| 例題1 財務状況の分析 |
| 問題1 A社のプロフォーマ財務諸表分析 |
| 問題2 B社のキャッシュフロー分析 |
| おわりに |
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