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戦略としてのブランド

「コンセプト」×「オペレーション」×「組織」でつくる成功の方程式

戦略としてのブランド
戦略としてのブランド
著者:鬼頭 孝幸
出版社:東洋経済新報社
出版日:2012/10/11

Amazon商品の説明より

『戦略としてのブランド』

なぜソニー、パナソニックは、アップル、サムスンに負けたのか?
なぜP&Gやネスレに並ぶ日本ブランドが育っていないのか?

気鋭の戦略コンサルタントがグローバルで勝てるブランドをつくるための6つのパターンと7つの処方箋を詳説

ブランドづくりは成長戦略とその実行そのものである。
世界で勝てるブランドをいかにつくるか。
新たな“成功の方程式"“勝ちパターン"のあり方が
海外企業、また奮闘する日本企業の事例から学べる。

グローバルで勝てるブランドをつくる6つのパターン
ハイプレステージ型:エルメス、フェラーリ、ドゥ・ラ・メール・・・
プロダクトアウト型:アップル、レッドブル、デル・・・
グローバルメガブランド型:P&G、ロレアル・・・
グローバルストアブランド型:ZARA、H&M・・・
コーポレートブランド型:サムスン、LG、フォルクスワーゲン・・・
マルチローカルブランド型:ネスレ、アンハイザー・ブッシュ・インベブ・・・

グローバルで勝てるブランドをつくる7つの処方箋
処方箋1グローバル市場をよく知る
処方箋2明快なビジョンをつくり共有する
処方箋3勝負する領域を選択し、“戦い方"を考える
処方箋4ブランドポジショニングを定義する
処方箋5自社の“勝ちパターン"をつくる
処方箋6価値創出バリューチェーンをつくる
処方箋7コンセプト/オペレーションを動かす組織体制、仕組みを整える


目次

第1章日本企業のブランドはなぜ凋落したか
日本企業ブランドの現状
・低下する日本企業ブランドの世界市場シェア
・新興国で勝てない日本企業ブランド
・グローバルで低下する日本企業のブランド力
80年代までの成功の背景
・グローバル化を強く意識していた戦前・戦後の企業家たち
・“新興国”メリットを最大限活用し、“新たな価値”を続々と生み出す
・欧州市場での成功=世界で勝てるブランド
・「日本」「日本製」ブランドを食いつぶすな
・グローバル化の遅れた内需系企業ブランド
“失われた20年”で崩れた日本企業の成功方程式
・“成功方程式”の前提条件が崩れた
・前提条件の変化1 世界市場の多極化
・前提条件の変化2 先進国市場の成熟化・多様化
・前提条件の変化3 日本経済の成熟化
・前提条件の変化4 グローバル競争環境の変化
・前提条件の変化に対応できなかった日本企業
・グローバル市場で劣勢に立たされる内需系企業
新たな“勝ちパターン”を作ろう!
・多極化した世界市場で戦える新しいモデル構築が必須
・多様化した競争相手といかに差別化するか
第2章ブランドづくりは成長戦略とその実行そのもの
ブランドとは何か
・ブランド=消費者の思い浮かべる価値イメージ
・優れたブランドは“ポジティブ・スパイラル”を実現する
・ブランド体系
ブランドとは、単なるマーケティングの1テーマではない
・あらゆる顧客接点を通じてブランドは構築される
・優れたブランドであるための3つの要件
・強いブランドをつくるために押さえるべき3つのポイント
・コンセプト×オペレーション×組織・インフラ
成功企業ほど、グローバルでのブランドづくりを重視している
・強いブランド構築はグローバルで勝ち残る必須条件
・コマツ・マンダムなど日本企業の成功例もある
戦略的なブランド構築が苦手だということを自覚する
・ブランドの「本質」に対する理解不足が目立つ日本企業
・“積み重ね”による価値創出が日本企業のブランドを生み出した
“価値創出”ではなく“販売力”依存の成長モデル
ブランドに関する誤った認識を正す
・あなたのブランドに関する認識は正しいですか?
・“ブランドとは何か”、正しく認識することから始める
第3章グローバルで勝てるブランドをつくる6つのパターン
ブランド構築の6つのパターン
ハイプレステージ型:
徹底したこだわりと独創的な価値で世界の富裕層を魅了する
・世界の富裕層を顧客に持つ高級ブランド
・エルメスやフェラーリ、ドゥ・ラ・メールなどに見る富裕層の心をつかむ3つのポイント
プロダクトアウト型:
独自性の強い製品、イノベーティブな製品で勝負する
・新たな市場を“生み出す”ブランド
・アップル、レッドブル、デルなどから学ぶ3つのポイント
グローバルメガブランド型:
世界で愛されるメガブランドを複数育成・展開する
・“1000億円ブランド”育成に経営資源を集中投下
・P&Gやロレアルが満たす3つのポイント
グローバルストアブランド型:
優れたオペレーションを武器にグローバル化する
・“勝てるオペレーション”をテコに世界各地に店舗進出
・グローバルアパレルの巨人、ZARA(インディテックス社)
・ZARAをも凌駕するグローバルアパレル企業H&M
・グローバルストア型ブランド展開の4つのポイント
コーポレートブランド型:
各エリアに最適なプロダクトミックスで攻め込む
・多極化する市場を効果的かつ効率的にカバー
・サムスン、LG、フォルクスワーゲンなどから学ぶ8つのポイント
マルチローカルブランド型:
地元密着のローカルブランドを多数束ねる
・ターゲット領域でシェアトップを目指す
・ローカルブランドを中心に事業を展開
・トップシェアを取れるローカルブランドの獲得、育成に注力
・ネスレやアンハイザー・ブッシュ・インベブに見る5つのポイント
第4章グローバル・ブランドマネジメント・プラットフォーム
「コンセプト」×「オペレーション」×「組織」が土台となる
「コンセプト」=ブランドづくりの基本デザイン
「オペレーション」=「コンセプト」を実現するプロセス・機能
「組織」=実行のための組織体制、人材、仕組み
第5章グローバルで勝てるブランドをつくる7つの処方箋
新たな勝ちパターン実現に必要な発想転換
・今こそ海外成功企業に愚直に学ぶべき
・日本企業の抱える課題を理解する
・グローバル・ブランドマネジメント・プラットフォーム構築が課題を打破する
コンセプトづくりの処方箋
処方箋1 グローバル市場をよく知る
処方箋2 明快なビジョンをつくり共有する
処方箋3 勝負する領域を選択し、“戦い方"を考える
処方箋4 ブランドポジショニングを定義する
オペレーション設計の処方箋
処方箋5 自社の“勝ちパターン”をつくる
処方箋6 価値創出バリューチェーンをつくる
組織構築の処方箋
処方箋7 コンセプト/オペレーションを動かす組織体制、仕組みを整える
「プラットフォーム」は“あるべき姿”起点でつくる
第6章“グローバルブランド”づくりへの日本企業の挑戦
・グローバルで勝てるブランドづくりにチャレンジする日本企業たち
ファーストリテイリング(グローバルストアブランド型/プロダクトアウト型)
コマツ(コーポレートブランド型)
日産自動車(コーポレートブランド型)
ユニ・チャーム(グローバルメガブランド型)
資生堂(グローバルメガブランド型/ハイプレステージ型)
 
おわりに

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