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しくみづくりイノベーション

しくみづくりイノベーション
しくみづくりイノベーション
著者:電通コンサルティング
出版社:ダイヤモンド社
出版日:2012/9/14

Amazon商品の説明より

『しくみづくりイノベーション』

これだけモノがあふれた時代にあって、新しい技術で新しい機能を実現させた商品が売れるわけではない。
いまや顧客の求めているのは、さらなる商品の改良ではないのだ。本当に顧客が求めているものは、顧客に聞いてもわからない。
そんな時代に必要なのが、顧客の声にならない声を聞き、そこからニーズをくみ取って、それを満たす「しくみ」を実現させることだ。
これこそ、アップルが実現させたことであり、技術の高度化ではなく、顧客洞察の高度化によるイノベーションである。
本書では、そのような洞察力から「しくみ」でイノベーションをおこす方法論を提示する。著者が主張する「マーケティング・ドリブン・ビジネス・デザイン」(MDBD)とは、最終顧客を理解することによってイノベーションを生み出し、市場投入を最適化するために事業体制を再構築し、高い業績を上げる手法である。
具体的には、
1顧客を理解する「ターゲティング」、
2しくみをデザインする「ポジショニング」、
3実践を通して学習する「メイキング」
の3つのステップから構成される。


目次

まえがき
第1章「ものづくり」から「しくみづくり」の時代へ
「市場」を創造した先駆者
「ものづくり」だけではコモディティ化してしまう
しくみのイノベーションこそが長期的成長のカギ
第2章しくみの起点は顧客
「しくみづくり」を実現したカーディナル・ヘルス
顧客起点による価値創造
「しくみづくり」を促進するTPMサイクル
第3章ステップ1:ターゲティング──顧客を正しく理解する
「需要の場」の発見と調査の限界
思考を支えるアブダクション
顧客との関係を構築する新たな技法
第4章ステップ2:ポジショニング──しくみのデザイン
顧客起点からのバリュー・チェーン形成
異なる業種・業態を組み合わせた「しくみづくり」
顧客参加型の「しくみづくり」と隠れた資源の活用法
第5章ステップ3:メイキング──実践を通じて学習する
思想としてのベータ版
「しくみづくり」を実践する
「ものづくり」を変えるデジタル・ファブリケーション
第6章「しくみづくり」を可能にする組織
多様性がクリエイティビティを高める
学習プロセスを加速するチーム
三つの人材タイプと一〇の役割
第7章マーケティング発想で変えるビジネスのあり方
ビジネス・パラダイムの転換
社会を変革する三つの越境
ソーシャル・ビジネスの台頭
 
 
あとがき
注記
参考文献

Training Information

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