データで人を説得する法
「データに語らせる」ためのデータ収集・分析と情報発信のセオリー
講師 | 渡辺 久哲 上智大学 文学部 新聞学科 教授 | ||
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開催日 | 2012年8月24日(金) | 時間 | 13:00~17:00 |
費用 | 39,900円(消費税込み) | 会場 | 青学会館(東京都渋谷区) |
主催 | 株式会社マーケティング研究協会 |
1.そもそもデータ収集や分析を何のためにするのか?
~目的とデータの背景や性質を見極める~
1)データ収集、リサーチと統計理論
~実験データ、調査データ、履歴データの違い~
2)「真理・真実の追求」と「人の説得」とは別もの
3)データの精度は説得力を高めるか?
4)「どの様に分析するか?」より「どの様なデータを集めるか?」が重要
5)「社内」や「登録モニター」でアンケートをする際の留意点
2.そもそもデータで何がわかるのか? ~データの限界を見極める~
1)「何を使っているのか?」「どれだけ使っているのか?」【現状把握】
2)「どれが好まれるのか?」「なぜ選んだのか?」【選好の見極め】
3)「どんな人に、どれだけ買ってもらえそうか?」【購買予測】
4)「どんな商品やサービスを欲しがっているのか?」【新商品・新サービスの開発】
5)売上データやPOSデータなど販売データの分析でわかること
~観察法、実験法の基本と限界~
6)BIG DATAの落とし穴
~ソーシャルリスニング、MROC等の可能性と留意点~
3.どんなデータを収集すべきか?
~「正しい」データと「説得力のある」データ~
1)サンプルの数や計測期間の設定 ~どれくらい見ればよいのか?~
2)サンプルの代表性を検証する
~何を代表しているのか?無作為抽出と典型抽出~
3)定量データと定性データ
4)データの品質をチェックする際のポイント
5)相関関係と因果関係 ~データから因果関係を見つけ出す方法~
6)データで説得力のあるストーリー(=インサント)を描く
7)結果の誘導はどこまで許容されるか?
4.人を効果的に説得するための心理学
1)社会心理学の古典的理論による説得技法のセオリー
2)説得力をアップするための重要ポイント
・情報源 ・提示方法
・相手の属性(社内・社外、専門家・素人、上司・同僚・部下…etc)
3)注意すべき「ブーメラン効果」とは何か?
4)社会心理学の「ELM」理論に基づいた効果的な説得技法
~「周辺情報」と「中心情報」
5)タイプ別の効果的ノンバーバルコミュニケーション
5.WEBリサーチの効果的な活用方法
1)実際に行われている様々な実施方法の比較
2)WEBリサーチの限界について
3)代表性のない偏った「登録モニター」からのデータの活かし方
4)「実験計画法」の手法を使ってネット調査の信頼性を生き返らせる
5)データを「差」で判断して伝える
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