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なぜ、日本企業は「グローバル化」でつまずくのか
世界の先進企業に学ぶリーダー育成法
なぜ、日本企業は「グローバル化」でつまずくのか
著者:ドミニク・テュルパン
/高津 尚志
出版社:日本経済新聞出版社
出版日:2012/4/3
Amazon商品の説明より
『なぜ、日本企業は「グローバル化」でつまずくのか』
―世界の先進企業に学ぶリーダー育成法
国内から世界を見ているだけでは気づかない。この大きく変わった現実とどう向き合えばよいのか。ネスレ、GE、ヴァーレ、マースク、ヴェオリアなどの事例をまじえ、スイスの世界的ビジネススクール、IMDの学長が語る。
目次
| まえがき |
第1章 | 新しい世界、立ちすくむ日本 |
| カタカナの「グローバル」では本質を見失う |
| 日本の世界競争力は、五九カ国中二六位 |
| 世界競争から脱落する日本企業 |
| 巨大なグローバル企業ほど小さな国生まれ |
| 日本企業の世界認識はG7時代のまま |
| デジタル・ネイティブと「新南南経済圏」の台頭 |
| 真のグローバル企業に国境はない |
| 空前の海外M&Aブームと貿易赤字国への転落 |
| 世界競争力ランキングに映るリアルな日本 |
| 「ビジネスの効率性二七位」、その中身 |
第2章 | なぜ、日本企業は「グローバル化」でつまずくのか |
| つまずきの要因1 もはや競争優位ではない「高品質」にこだわり続けた |
| つまずきの要因2 生態系の構築が肝心なのにモノしか見てこなかった |
| つまずきの要因3 地球規模の長期戦略が曖昧で、取り組みが遅れた |
| つまずきの要因4 生産現場以外のマネジメントがうまくできなかった |
| 視野狭窄、土俵違い、多様な人材の欠如 |
| 日本式経営の輸出から良識あるグローバル経営 |
第3章 | 先進企業は、どのように人材に投資しているのか |
| 人事異動がグローバルに対応するネスレ |
| イノベーションとダイバーシティ |
| GE、クロトンビル改革でグローバル・リーダー養成 |
| 新興国企業ほど世界級人材を求める―中国・シノペック、ブラジル・ヴァーレ |
| 欧州企業が求める高度な意識改革、発想支援―マースク、ヴェオリア |
| 日本企業の挑戦1―花王 |
| 日本企業の挑戦2―住友商事 |
| 日本企業の挑戦3―JT |
第4章 | 地球規模で活躍するリーダーに求められる能力 |
| どのような形でグローバルをめざすのか |
| どこで地球規模の意思決定をするのか |
| グローバル・マインドセット―「認知管理力」「関係構築力」「自己管理力」 |
| グローブトロッターと引きこもりと |
| 「高い好奇心」と「問う力」 |
| 内にも外にもグローバル・マインドセットのある人材を |
第5章 | グローバル人材育成のために日本企業ができること |
| 提案1 研修以前にもっと人事異動を効果的に使え |
| 提案2 幹部教育を手厚くせよ |
| 提案3 人材育成は日本人も外国人も対象にせよ |
| 提案4 英語とともにコミュニケーションの型を学べ |
| 提案5 海外ビジネススクールを有効に活用せよ |
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| あとがき |
| 参考文献 |
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