〈起業〉という幻想
アメリカン・ドリームの現実
〈起業〉という幻想
著者:スコット A シェーン
出版社:白水社
出版日:2011/9/27
Amazon商品の説明より
『〈起業〉という幻想』―アメリカン・ドリームの現実
米中西部の都市ララミー。大学中退歴のある「不惑」を迎えた白人既婚男性が、職場を転々とした末に起業に手を染める!? 失業率やGDPはじめ統計から浮かび上がる起業家大国の実像。
目次
| 謝辞 |
| イントロダクション |
| 起業とは何か/起業に関するイメージ/神話を信じ込んでいるとどうなってしまうのか/本書を読むべきなのは誰か/本書ではどのような問題を取り扱うのか/たとえば |
第一章 | アメリカ──起業ブームの起業家大陸 |
| 起業家の数は増えていない/アメリカでの起業は低調である/国によってスタートアップの数が多くなるのはなぜか/国内でスタートアップが占める割合の相違/地域間の起業の違いを説明するのは何か/結論 |
第二章 | 今日における起業家的な産業とは何か? |
| どのような産業分野で起業家はビジネスを始めるのか/なぜ特定の産業が起業家の間で人気なのか/結論 |
第三章 | 誰が起業家となるのか? |
| 起業家のマインド/なぜビジネスを始めるのか/起業家は“優れた”人間なのか/起業家になることは若者の専売特許なのか/実社会で痛い目に遭うことがビジネスを始める導きなのか/専攻が重要なのか/経験の重要さ/生粋の地元育ちよりも移民のほうが起業家になりやすいのか/コネより知識/結論 |
第四章 | 典型的なスタートアップ企業とは、どのようなものなのか? |
| 新たなビジネスのほとんどはとても平凡である/たいていのスタートアップは革新的ではない/たいていのスタートアップはごく小規模である/成長を目指すビジネスはわずかである/新たなビジネスの多くは競争優位を欠いている/半数は在宅ビジネスである/起業家はどのようにしてビジネスアイデアを思いつくのか/起業家はどのようにビジネスアイデアを評価しているか/ビジネスを立ち上げる/会社立ち上げは成功例よりも失敗例のほうが多い/チームで起業?/結論 |
第五章 | 新たなビジネスは、どのように資金調達をしているのか? |
| ビジネスを立ち上げるのにどれくらいのお金が必要なのか/主な資金源は創業者の貯金/お金持ちのほうが起業しやすいのだろうか/個人的な負債/どんな企業が外部資金を獲得するのか/負債か株式か/スタートアップは銀行から借り入れできるのか/外部からの株式資本による資金調達/ベンチャー資本はあなたが考えるほど重要ではない/ビジネスエンジェルの実像/結論 |
第六章 | 典型的な起業家は、どのくらいうまくやっているのか? |
| 典型的な新たなビジネスは失敗する/ビジネスから撤退する/起業家はそれほど儲からない/起業によるリターンは不確実である/起業家は投資資金に対する追加的なリターンを得られない/起業家はベンチャーの展望について過剰に楽観的か/ごく少数の起業家が大成功を収める/創業者の満足/結論 |
第七章 | 成功する起業家とそうでない起業家の違いは何か? |
| 時間とともに容易になる/どの産業で、ということが非常に重要/ほとんどの起業家は愚か者なのか/ほかにやるべきことは何か/よりよい起業家になるための準備は可能だ/正しい創業の動機を持て/結論 |
第八章 | なぜ、女性は起業しないのか? |
| 女性はあまり起業家にならない/なぜ女性起業家の割合は低いか/女性のスタートアップの業績は/なぜ女性が創業したビジネスの業績は貧弱なのか/結論 |
第九章 | なぜ、黒人起業家は少ないのか? |
| なぜ黒人起業家の割合はかくも低いのか/黒人によるスタートアップの業績はどうだろうか/なぜ黒人が保有するスタートアップの業績はよくないのか/結論 |
第十章 | 平均的なスタートアップ企業には、どの程度の価値があるのか? |
| 経済成長/雇用拡大/雇用の質/結論 |
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| 結論 |
| 起業の現実/われわれは何をなすべきか |
| 訳者あとがき |
| 註 |
| 神話と現実 |
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