ビジネスニュース・セミナー情報・研修プログラム・コラム・講師プロフィール・インタビュー等、仕事をもっと楽しむための情報を発信

トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦 2

セクシープロジェクトで差をつけろ!

トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦2 セクシープロジェクトで差をつけろ!
トム・ピーターズの
サラリーマン大逆襲作戦2
セクシープロジェクトで
差をつけろ!
著者:トム ピーターズ
出版社:
阪急コミュニケーションズ
出版日:2000-05

内容

これからの時代、地位や肩書きに関係なく、個人事業主のつもりで働かなければ生き残れない。つまらない仕事を、注目されるものすごいプロジェクトに変える50の方法を紹介する。

読書メモ

トム・ピーターズ節 炸裂!

トム・ピーターズは言わずとしれたベストセラー「エクセレント・カンパニー」の著者で元マッキンゼーのコンサルタントとして有名。個人的には堅苦しいビジネス界に面白く過激な表現・ストーリーでエンターテインメントの要素を持ち込んだ人。

そのトム・ピーターズは一貫してホワイトカラーに対し革命を迫る。迫り方がまた過激で、ホワイトカラーの仕事の9割は消滅すると自信たっぷりに言い放ちます。だからこそ腕磨いて“ブランド人”“抜きんでる存在”になる必要性を説きます。またトム・ピーターズは危機感を煽るだけではなく、仕事への情熱に火をつけるアプローチも巧みで(名人芸)、読んだ後に危機感とやる気が共存しているので、すぐ行動に移したくなる。

本書では抜きん出る方法として日常業務をものすごいプロジェクトに変えることを提案。ものすごいプロジェクト実現を4段階 創造→売り込み→実行→退場 に分けて解説。

ものすごいプロジェクトにするにはもちろん困難も多い、その困難の解決方法を自分達で考える。すると自分のスキル・知識・経験が磨かれ、差のあるビジネスパーソン(ブランド人)に近づく。

平均点を目指す、言われたことをやる、では退屈で苦痛だし、生き残れない。サラリーマン人生をもっと楽しく、意義あるものに変えよう!

どの章も過激な言葉が心地よく、仕事への情熱をさらに燃やしてくれる一冊です。本書を読んで“ものすごいプロジェクト”に取り組んでみてはいかがでしょうか。

(ちなみに、トム・ピーターズのHPでは『現在は不況なのではなく、すべてが変わってしまっただけ。リセットして行動しよう』みたいなことが書かれていました。ワクワクする時代ってことですね。)

目次

はじめに
読者ガイド
第1部創造
1枠を取っ払う
2馬鹿はメモをとらない
2a叩けよ、されば開かれん
3言葉づかいの問題
4小さな問題の陰にビッグ・プロジェクトあり
4aすごい仕事は人がくれるものではない
5ブレーキを踏め
6愛が地球をまわす
7美貌のプロジェクト
8まずデザインありき
9革命になるかどうか
10インターネットの活用
11それはやる価値があるのか
11a誰も怒らないプロジェクトなんて……
12熱狂的ファン
12a女心がわからなきゃ
13海賊旗をなびかせ大海原をゆく
14隠れ家
15歓喜の瞬間を思い描く
16レインボーカラー
17事業計画
18夢を妄想に終わらせないために
19話を聞いてくれる人は千人力
20共謀者を探せ
20a何もできていないうちから、お客さんのことを考えよう
21尺度と測定
第2部売り込み
22あなたがもらえる時間は三分
22aメタファーは万言にまさる
23売り込む相手を考えよう
24うわさのタネになり、いつも目立っていよう
25ネットワークを広げる
26最後に来た人も、最初に来た人と同じ
27釣った魚にエサはやる
28敵は相手にせず
29顧問で箔をつける
30貧しき者の自由を知れ
31ベータテスト
第3部実行
32口に入る大きさに切ろう
33試作に狂え
33aこれは企業文化の問題
34遊ぼう、遊び仲間を見つけよう
35フライング百回
36ダメだと思ったらぶっこわせ!
37すごいプロジェクトをやるには、すごい人たちが必要
37a笑いは地球を救う
38でっかいバインダーを用意しよう
39リスト作成は権力への道
40スケジュールの鬼になれ
40a最後の二パーセント
41会議はどんなに長くても15分
42小さな達成感があったら、すぐにその日は達成記念日
42a挫折に乾杯!
43初心を忘れ、そんなに急いでどこへ行く
44プロジェクトにだって、アイデンティティーが欲しい
45君子豹変
46ユーザー・コミュニティ―から目を離すな
47ざわめき管理プログラム
第4部退場
48餅は餅屋
48a後継者を探そう
49置き土産
50退場の美学
訳者あとがき

Training Information

おすすめ企業研修