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「ソーシャルラーニング」入門

ソーシャルメディアがもたらす人と組織の知識革命

「ソーシャルラーニング」入門
「ソーシャルラーニング」入門
著者:トニー・ビンガム/マーシャ・コナー
出版社:日経BP社
出版日:2012/1/6

Amazon商品の説明より

『「ソーシャルラーニング」入門』―ソーシャルメディアがもたらす人と組織の知識革命


ソーシャルメディアの根本的なインパクトは、何より「学び」にある。本書は新しいテクノロジーに対する正しい認識を与えてくれた――。ダニエル・ピンク氏が21世紀を生きる私たちに推薦する必読書です。

本書はソーシャルメディアをマーケティング手段よりも、個人が組織の中で、あるいは組織を超えて互いに学び合うための環境として捉え直すべきだと提言します。個人が互いに知をシェア(共有)することによって組織が生まれ変わり、競争力を磨いていくことができるのです。

元々、人類は社交的(ソーシャル)な生物です。私たちはほとんどの「学び」を人とのつながり、交流によって得てきました。ソーシャルメディア時代にあって、学ぶとは自分のネットワークの質を最適化することに他なりません。

本書はこれを「新しいソーシャルラーニング」と定義し、膨大な取材に基づく多くの事例とともに理論的背景から実践手法までを多角的に解説します。

たとえばCIA(米中央情報局)は複雑化する脅威に対抗するために、またメイヨー・クリニックは最高の医療を提供するために、どちらもセキュリティに気を遣う情報を扱う組織であるにもかかわらず、ソーシャルラーニングに積極的に取り組み大きな成果を上げています。ほかにもデロイト、IBM、インテル、EMC、シェブロン、ベストバイなど事例が満載です。

最終章では、イベントや会議の聴衆がツイッターで情報を交換し合う「バックチャネル」の普及と効用を説明し、ソーシャルメディアが学ぶ行為そのものを変化させていることを教えてくれます。

目次

序文
はじめに
第一章学びをめぐる変化の機運 
仕事の環境が変わった
「新しいソーシャルラーニング」とは? 
理論を実践に移そう 
なぜ今、事が起こっているのか?
それは学びなのか?
「研修」から次のレベルへ 
意思決定をプロセスとともに共有する
第二章オンラインコミュニティの流儀を取り入れる
コミュニティが可能にすること
つながることの効用
オンラインコミュニティの事例研究
第三章ストーリーを共有すると仲間が見えてくる
「絵」が進化を遂げる
人の心をつかむには
メディアシェアリングの事例研究
第四章マイクロシェアリングによる健全な文化
「最高の医療」の舞台裏
「超」早送り効果
ツイートの実践的研究
第五章国家インテリジェンスに学ぶ集合知の育て方
つながり合う複数の力
集合的なIQを高める
時間を共有せよ
過去との決別を
第六章熱中したコミュニケーションから学びが生まれる
バーチャルで一緒に始めよう
第七章ソーシャルラーニングが会議を共有知にする
リアルとオンラインのマッシュアップ
発表者、教師、聴衆、生徒
持ち帰りできるもの
 
おわりに
付録:ガバナンス
訳者あとがき
監訳者あとがき
参考図書リスト
参考文献

Training Information

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