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ホワイトスペース戦略

ビジネスモデルの<空白>をねらえ

ホワイトスペース戦略
『ホワイトスペース戦略』
著者:マーク・ジョンソン
出版社:阪急コミュニケーションズ
出版日:2011/3/29

Amazon内容紹介

『ホワイトスペース戦略』ビジネスモデルの<空白>をねらえ


アップル、IKEA、アマゾン、ZARA、タタ・モーターズ……
勝者に共通する戦略とは?

「ハーバード・ビジネス・レビュー」誌で マッキンゼー賞(2008年)を受賞した注目の論文"Reinventing Your Business Model"が書籍化!

―― 『イノベーションのジレンマ』著者クレイトン・クリステンセンの盟友が示すイノベーションの新基準

アップルが成功しているのは、iPоdやiPhoneが革新的だからではない。製品やサービスでなく、ビジネスモデルそのもののイノベーションを成し遂げたことこそが、アップルが勝者たる所以なのだ。本書は豊富な事例を基に、ビジネスモデルの構成要素を割り出し、企業が市場環境の変化に対応して、飛躍的な成長を遂げるための戦略を明らかにする。企業が成功を収めるためには、中核となる事業領域「コアスペース」の外側にある「ホワイトスペース〈空白〉」に進出しなければならない。そしてそれは、非凡な経営者のひらめきや運ではなく、秩序だったプロセスを 通じて実行できることなのだ。

●クレイトン・クリステンセン: ハーバード・ビジネススクール教授
「多くの経営者は、新しいテクノロジーや製品を生み出すことが成長のカギになると考えているが、それは違う。次の成長をもたらすためには、破壊的な新しいビジネスモデルにイノベーションを組み込まなければならないことが多いのだ。それこそ本書が説得力をもって示していることである」

●アレックス・ゴースキー: ジョンソン・エンド・ジョンソン医療機器・診断機器部門ワールドワイド・チェアマン
「資金力のある大企業は、機敏な新興企業のようにはイノベーションを起こせないものなのか? 本書に従えば、それは可能だ。既存のやり方を脱し、中核事業の維持にも躍進的イノベーションの実現にも秀でるための現実的な方法を、本書は教えてくれる」

●馮国経(ビクター・フン): 利豊(リー&フン)会長
「今日の経済が変化するスピードは、大変革を引き起こす重要性を急速に高めている。企業が、新しいアイデアを見いだしてそこから利益を得る一方で、絶え間なく変化を続けていくにはどうすべきか。その答えを求めるビジネスリーダーにとって、本書は重要な指針となるだろう」

目次

序文 A・G・ラフリー〔P&G前会長兼CEO〕
第1部成長と企業変革を実現する新しいモデル
第1章ホワイトスペースとビジネスモデル・イノベーション
ホワイトスペースへの進出
ロッキード・マーチンの「未知の領域」
「成長ギャップ」を克服する
iPod成功の理由
ビジネスモデル・イノベーションを目指す
第2章ビジネスモデルの「四つの箱」
ビジネスモデルの四つの基本要素
顧客価値提案
利益方程式
 ■収益モデル
 ■コスト構造
 ■一単位あたりの目標利益率
 ■経営資源の回転率
主要経営資源・業務プロセス
ビジネスのルール、行動規範、評価基準
イノベーションの設計図
第2部新しいビジネスモデルが必要なとき
第3章内なるホワイトスペース──既存の市場を変革する
「競争の基準」の変遷
低価格帯の市場で勝つ──ダウ・コーニング社
利便性が問われる市場
コモディティ化をチャンスに──ヒルティ社
既存市場内の未解決のジョブを解決する
第4章かなたのホワイトスペース──新しい市場をつくる
商品とサービスを民主化する
農村の女性たちに力を──ヒンドゥスタン・ユニリーバ社
知識と理解を民主化する
第5章はざまのホワイトスペース──市場の地殻変動に対処する
市場の変化
テクノロジーの変化
政府の政策の変化
電気自動車のインフラをつくる──ベタープレイス社
第3部再現性のあるビジネスモデル・イノベーション
第6章新しいビジネスモデルを設計する
顧客のジョブを発見する
情緒的ジョブと社会的ジョブ
インターネットと顧客中心主義──スレッドレス社
新しい顧客価値提案をつくる
利益方程式を設計する
主要経営資源・業務プロセスを割り出す
第7章ビジネスモデルを導入する
育成期
 ■二つの格安航空会社の運命
 ■早期に収益性を実証する
加速期
移行期
新しいビジネスモデルを買う
第8章既存企業特有の課題
既存のビジネスモデルの抵抗
既存のルール、行動規範、評価基準という障害
 ■利益方程式の固定化
 ■既存事業の能力を活用する不合理242
ビジネスのルールを見直す
企業の経営陣が抱える問題
戦略とビジネスモデル
 
終章
謝辞
索引

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