新興国事業の戦略・推進のポイント

高橋 透　ニューチャーネットワークス 代表取締役社長／株式会社ニューチャーアジア 代表取締役会長／上智大学経済学部 非常勤講師

　1987年上智大学経済学部経営学科卒業後、同年旭硝子株式会社入社。セラミックの商品開発、消費財の商品企画、広告宣伝を行う。1992年大手コンサルティング会社を経て、現在は、ニューチャーネットワークスにて代表取締役を務める。 主なコンサルティング分野としては研究開発戦略、事業戦略などのコンサルティングに携わる。主な著書「事業戦略計画書のつくり方」「技術マーケティング」　「GEワークアウト」（共著）他

１．新興国をいかに取り入れるかが成否の別れ

　・新興国の取り込みが成否の分かれ目

　・海外で失敗する企業は、日本でも成功していない

　・失敗する企業はマーケティングを軽視する

　・これからの新興国市場への参入戦略

２．新興国と先進国のビジネスのバランスをいかに取るか

　・取引、貿易を超えて“ビジネスモデル”という発想が重要

　・ハイエンドとローエンドをいかにビジネスモデルに組み込むか

　・国際化ではなく“グローバルネットワーク”の発想

３．グローバルでの事業戦略の考え方

　・取引や貿易ではなく“グローバルビジネスモデル”という考え方が重要

　・観察、経験を重視したマーケティングリサーチの必要性

　・アライアンス、ジョイントベンチャーの重要性

４．【事例紹介】グローバルで成功するビジネスモデル戦略

　・ダイキンの中国市場でのジョイントベンチャーの成功例

　・ヤクルトのＢＯＰ市場でのマーケティング成功事例

　・サントリーの中国市場でのブランド戦略の成功事例

５．社内でのグローバル事業戦略の仕掛け方

　・理念（バリュー）、戦略ビジョンが重要

　・グローバル事業戦略ワークショップで経営トップを巻き込む方法

　・日本人マネージャー、現地マネージャーの人材育成戦略

　・現地で成果を達成するブレークスループロジェクト