ドラッカーに学ぶマネジメントの真髄!機能する目標管理の条件
「人」と「組織」が成果を生み出す!
講師 | 森岡 謙仁 アーステミア代表取締役社長 | ||
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開催日 | 2011年9月8日(木) | 時間 | 10:00~17:00 |
費用 | 47,250円(消費税込み) | 会場 | 砂防会館(千代田区平河町) |
主催 | 株式会社マーケティング研究協会 |
「マネジメント」と言えば「P→D→C→A→・・・」で語られる事が多いですが、この「PDCA」は「デミング・サイクル」と呼ばれる本来、ものをつくる際の「品質管理」の考え方であり、そのまま「人」や「組織」のマネジメントに適応するには少し無理がある様です。
現在、多くの企業で取り入れられている「目標管理」の祖であり、現代経営論において今もなお神的にあがめられているP.F.ドラッカー博士は、「人」や「組織」のマネジメントについて、この「PDCA」とは少し違った考えを説いています。
本セミナーでは、そのドラッカー博士の「マネジメント」に関する著述や理論に立ち返り、現在の企業が抱える「目標管理」の問題点とその解決策、企業成果の実現や組織力の向上に結びつけるための具体的な改善の進め方について事例を交えながら解説します。
1.経営環境の変化がもたらす「目標管理」の現状と課題
1)業績評価制度、成果主義と目標管理の現状
2)間違った目標管理導入による弊害
・当事者任せの目標記述書
・放置される目標面接
・人件費削減の手段にして良いのか?
3)個々人のモチベーションの低下、組織力の低下と経営管理の最近の傾向
2.「組織」と「マネジメント」に対するドラッカーの考え方
1)企業の大前提となる「事業の目標」
・7つの目標と1つの条件
・マーケティングとイノベーション
2)知識社会と情報化組織論
・職能別組織
・チーム型組織
・連邦分権組織(事業部制、カンパニー制、等)
・情報化組織
3)マネージャーの役割と成果をあげる意思決定
・「マネジメント」とは何か
・「PDCA」は組織のマネジメントには通用しない
~マネージャーの5つの重要な仕事~
・誰でもリーダーに成れる!リーダーシップがリーダーを育てる
4)後に登場した様々な経営管理手法の誤解
・ナレッジマネジメントはITベンダーの幻想ではない
・バランススコアカード(BSC)が形骸化する理由
・SFAを活かすためのマネジメント革新
3.ドラッカーが提唱した『自己目標管理』とその効果的な運用
1)『自己目標管理』という概念
~"Management by Objectives and Self-Control"~
2)効果的な目標面接のやり方
~マネージャーズ・レターの活用~
3)各自のアクションプランをつくる
4)目標を達成するチームマネジメントの進め方
4.個人能力を引き出し組織成果に結び付けるマネジメントの具体策
1)経営戦略の落とし込みと進捗管理
2)顧客関係性の強化策 ~ 顧客創造と顧客育成のプロセス ~
3)全社マーケティングの強化策 ~ マーケティングプロセス ~
4)品質管理の強化策 【事例】全社的品質管理の強化策
・ISO9001(品質マネジメントシステム)の品質定義と活用の勘所
・BI:Business Intelligence(従業員が働きやすくなる情報)
の活用の勘所
5)人財育成の強化策
~「自己目標管理」できる従業員をどう育てるか~
・人財ビジョン策定
・組織の活性化とコミュニケーション計画
・モニタリングとコントロール
5.すぐに実行できる!行動習慣を変えるマネジメントの具体例
【事例1】 会議体のムダ取り
【事例2】ナレッジの共有活用で売上を伸ばす
【事例3】従業員の強みを活かすスキルズマップ(R&Dの技術マップなど)
【事例4】 4つの情報の種類とその活用法
Training Information
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