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戦略論 1957-1993
戦略論 1957-1993
著者:DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー編集部
出版社:ダイヤモンド社
出版日:2010/5/14
Amazon内容紹介
『戦略論 1957-1993』
ハーバード・ビジネス・スクールの機関誌であるハーバード・ビジネス・レビューからは、多くの戦略論の名著論文が生まれている。ポーターの「ファイブ・フォース」、ハメル&プラハラッドの「コア・コンピタンス」など、現在も読み継がれている論文を収録した。主要な戦略論のコンセプトと歴史を学べるアンソロジー。
目次
| まえがき───戦略論の黎明 |
第1章 | 多角化戦略の本質 |
| 元 アライアント・インターナショナル大学 特別教授 H・イゴール・アンゾフ |
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| 企業の長期的成長には「多角化」が不可欠 |
| 製品—市場戦略の四分類 |
| トレンド予測と仮想予測 |
| 多角化の種類と目標 |
| 製品—市場の長期目標を具体化する |
| 投資に値する戦略を選択する |
| 多角化はビジネス・フィットと長期戦略に照らす |
第2章 | 競争の戦略:五つの要因が競争を支配する |
| ハーバード・ビジネススクール 教授 マイケル・E・ポーター |
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| 競争は産業構造に支配される |
| 五つの競争要因 |
| 競争戦略を形成するもの |
| 敵は目の前のライバル以外にも存在する |
| 【章末】経験曲線は参入障壁たりうるか |
第3章 | 競争優位の戦略:「企業戦略」を再考する |
| ハーバード・ビジネススクール 教授 マイケル・E・ポーター |
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| 企業戦略の本質を見極める時 |
| 企業戦略の成否はどのように評価すべきか |
| 企業戦略の前提条件 |
| 企業戦略が満たすべき三つの基準 |
| 企業戦略における四つのコンセプト |
| どの企業戦略を選択すべきか |
| 企業戦略における行動計画 |
| 目指すべき方向性を定める |
| 【章末】本調査に当たって |
| 【章末】ハンソン・トラスト:イギリスのリストラ巧者 |
| 【章末】マリオット:スキルとホスピタリティのプラットフォーム |
第4章 | 戦略クラフティング |
| マギル大学 教授 ヘンリー・ミンツバーグ |
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| 戦略プランニングか戦略クラフティングか |
| 戦略は未来の計画であり過去の踏襲でもある |
| 戦略は理路整然と意図され、計画された産物なのか |
| 戦略は試行錯誤しながら形成されていく |
| プランニングと創発の共存 |
| 思いも寄らぬ方法が戦略を転換させる |
| 量子的飛躍理論からの洞察 |
| 優れた戦略を創造するために |
| 安定性を統御する |
| 【章末】戦略形成プロセスの研究 |
第5章 | タイムベース競争 |
| ボストン コンサルティング グループ シニア・アドバイザー ジョージ・ストーク・ジュニア |
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| 何が聖域であり、何がそうでないか |
| 低賃金から多品種化戦争へ |
| タイムベースの競争優位 |
| プランニングのループを打ち破る |
| タイムベース生産 |
| タイムベースの販売・流通 |
| タイムベースの技術革新 |
| タイムベース戦略 |
第6章 | ストラテジック・インテント |
| 元ミシガン大学 スティーブン・M・ロス・スクール・オブ・ビジネス 教授 C・K・プラハラッド |
| ロンドン・ビジネススクール 客員教授 ゲイリー・ハメル |
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| 競合分析では見えない日本企業の強さ |
| ストラテジック・インテントとは何か |
| ストラテジック・インテントによって組織力を引き出す |
| 既存の競争ルールを塗り替える四つの手法 |
| 欧米流マネジメントの欠点 |
| 【章末】対照的な二つの戦略 |
| 【章末】敗北への道程 |
第7章 | 競争は戦略の目的ではない |
| ビジネス・ブレークスルー大学院大学 学長 大前研一 |
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| ライバルに勝つことは最優先課題ではない |
| 高級品市場か、低価格市場か |
| ほこりを被ったピアノの活用法を発掘する |
| 顧客ニーズを深耕し既存市場に新市場を見出す |
| 味の決め手を追求する |
| 撤退ではなく顧客満足度を高める |
| 制約条件のなかに活路を見出す |
| 頭痛薬を与えれば頭痛はすべて解決するのか |
第8章 | コア・コンピタンス経営 |
| 元ミシガン大学 スティーブン・M・ロス・スクール・オブ・ビジネス 教授 C・K・プラハラッド |
| ロンドン・ビジネススクール 客員教授 ゲイリー・ハメル |
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| NECとGTEの盛衰を分けたもの |
| 戦略アーキテクチャーとコア・コンピタンス |
| 競争優位のルーツは何か |
| コンピタンスの構築がグローバル競争を制する |
| コア・コンピタンスの三条件 |
| コア製品を定義する |
| SBUの弊害 |
| 戦略アーキテクチャーの役割 |
| コア人材を解放し流動化させる |
| 【章末】ビッカースの戦略アーキテクチャー |
第9章 | ケイパビリティ競争論 |
| ボストン コンサルティング グループ シニア・アドバイザー ジョージ・ストーク・ジュニア |
| ボストン コンサルティング グループ シニア・パートナー&マネージング・ディレクター フィリップ・エバンス |
| ボストン コンサルティング グループ シニア・パートナー&マネージング・ディレクター ローレンス・E・シュルマン |
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| ウォルマート成功の秘密 |
| Kマートとウォルマートの決定的な違い |
| ケイパビリティ・ベース競争の四原則 |
| ケイパビリティ競争企業に転換するための四段階 |
| ケイパビリティが成長の新しい道筋を描く |
| ケイパビリティ・ベース競争の未来 |
| 【章末】ケイパビリティとコア・コンピタンスの違い |
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