ブランド戦略のベストプラクティスが大変貌！

最新版！ Ｐ＆Ｇのブランド成長戦略　セミナー

講師からのメッセージ

２００９年以降の「デフレ経済の克服」「新興国の成長」「ソーシャル・メディア対応」の課題に対応するためＰ&Gブランド戦略は大変貌を遂げました。

従来のP&G戦略から「ゲームの変更」と呼べる大変身をしました。そのため今回セミナーは、P&G新しいブランド戦略の真髄が理解できるよう、内容を一新しました。

世界一の消費財メーカーP&Gの新しいマーケティングとブランド戦略の最新知識と戦略発想法が学べる絶好の機会です。そのことから今回は、 P&Gと関連する企業に限ることなく、自動車、電気製品、情報サービス、小売業やサービス業など、広い分野の企業からの参加をお奨めします。（市橋和彦）

１．７兆円企業を毎年3%伸ばす、成長戦略の三つのポイント

・世界人口の７割（50億人）を２０１２年までにP&Gユーザーにする

・売上成長の継続－世界中の市場にブランド浸透させて、
　新興国での売上拡大を図る

・よりキメ細やかな、これまでにない高品質の提供により
　人々の心をときめかせる

２．ブランド戦略の大変化
　：　従来のマーケティングから「サービング」に変身させた

・消費者理解の根本は、生活に深く踏み入って
　「言葉にならないニーズを見つけ出す」

・地域ごとの生活に触れて「言葉にならない思いを探る」ための態勢

・言葉に依存しない調査手法とインサイトの獲得法

・「ビッグ・アイデア」が、新たな地球通貨になる

・消費者に売るだけでなく、
　「人々(People)の生活改善に向けて奉仕する」に変わる

　　○　人々の「心情」に訴える何かを備えているか?

・人々が一生にわたって忘れられない《感動》《嬉しさ》《楽しさ》を提供する

　　○　70歳ブランドに新たな息吹を入れた広告アイデア

・誰も商品化、サービス化を実現しなかった領域で
　最初にイノベーションを実現させる

　　○　過去一年間に市場導入された26のイノベーション事例

・地球上のあらゆる知恵が結集できる、
　進化したオープン・イノベーションの仕組み

・世界組織が一つの開発目的に向けて敏速に動く
　「リアルタイム」オペレーション

３．ブランド・ビルディング方法の変化

・ソーシャル・ネットワーク・サービスを中心的に組み入れる

　　○　多くの人々と、直接対話が交わせる価値

・すべての人々の心を打ち社会に広がる、関心の高い話題の提供

・社会共感性や感情移入など、感動を呼ぶブランド存在価値の創造

４．(国家レベルでの)世界的な企業市民としての生き様を示す

・地球市民としての企業: 社会から存在理由を認めてもらう

　　○　ナイジェリアの女子就学率を飛躍的に高めた「ウィスパー」

　　○　アフリカで４０億㍑の飲料水を提供して病気から２億人の命を救う

　　○　３億人の子供を生き延びさせ、学ばせ、豊かにする取り組み

・１０年間のオリンピック・スポンサーになった理由

　　○　インサイト:「選手には必ず母親がいる」

・世界中で遅れている地域の人々の生活を良くする取り組み

・地球環境に対するサステイナビリティのコミットメント

５．グループ実習　「言葉にならないニーズ」の探索とブランド開発のキモ