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自社で出来る!インサイトを探るインタビュー調査の進め方と実践ノウハウ

定性調査 モデレーター養成講座

講師 梅津 順江 株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシー
開催日 2011年6月14日(火) 時間 13:00~17:00
費用 39,900円(消費税込み) 会場 ベルサール飯田橋(東京都千代田区)
主催 株式会社マーケティング研究協会
インターネット調査の発展により、『定量調査』はより短時間、低コストで実施できるようになりました。一方で、実際に被験者へ問いかけ、その反応・回答から潜在的なニーズや仮説の導き出し・検証するなど、より生の情報が得られる『定性調査』が注目されています。 『定性調査』の成否はモデレーターの力量によって左右されます。しかしそのノウハウは人に蓄積されており、習得することは困難で、調査に取り組むハードルともなっています。 本セミナーではグループインタビュー、デプスインタビューなどの手法やその活用知識を分りやすく説明し、場の運営をする実践ノウハウとねらった情報を得るための技術を身につけていただくことを目的としています。独学だったインタビュー調査についてしっかりと基本を学びたい、調査業務を自社内で実施(内製化)したい方におススメです。

講師紹介

梅津 順江 株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシー

大学を卒業後、7年間化粧品メーカーの商品開発やマーケティング業務を経て、 株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシーに入社。グループインタビュー部のマネージャー兼ディレクターとして、定性調査のモデレーター、ファシリテーター、レポーティングを行う。2010年は、年間に約40プロジェクト、計650人へのインタビューを行った。現在は同社の新規事業・新手法開発にも従事している。理論や技術のみに傾倒せず、現場で気づき、悩みぬいて得てきたコツや対象者の息づかいなど、現実的で実践的なポイントも伝えることを育成方針にしている。

1.定性調査の使い方と調査設計

 1)定性調査を実施するにあたって、必要なこと

  ・調査目的と課題の設定

  ・課題の明確化をするには

  ・定性調査の結果をどのように活用するか

 

 2)定性調査の長所と短所

  ・定性調査が得意な領域と不得意な領域

  ・グループインタビュー手法と特徴

 

 3)事前の準備と調査設計

  ・リクルートの留意点

  ・業界とターゲットの理解

  ・調査対象者グループ設定の基本的な条件

  ・仮説に基づいたインタビューフローの構築法

  ・インタビューフローとタイムマネジメント

  ・アウトプット(分析)イメージを持つことの重要性

2.インタビューの実践と解き方

 1)モデレーターの心得

  ・モデレートの基本テクニック

  ・ノンバーバルコミュニケーション

  ・「聴くこと」と「聞くこと」

 

 2)<グループワーク> 予定テーマ

  「アンチエージングサプリメント」

 

 3)言葉の魅力と限界

  ・五感を刺激する

  ・発散と収束のテクニック

  ・投影法の活用

 

 4)対象者の発言からの解釈

  ・ホンネニーズとタテマエニーズ

   - ニーズを解釈する3つのテクニック

  ・ 上位概念と下位概念の理解

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