ナレッジワーカー
ナレッジワーカー
著者:トーマス・H・ダベンポート
出版社:ランダムハウス講談社
出版日:2006/4/27
内容紹介
『ナレッジワーカー』
ナレッジワーカーとは、企業の製品・サービスのイノベーション、デザイン、マーケティングを担当するものをさす。企業としては、ナレッジワーカーのパフォーマンスを最大限に高めることが何よりも重要になる。
ところが、どの企業もたいてい、ナレッジワーカーに対して非効率で画一的なマネジメント手法を採用しているのが実態だ。ナレッジワーカーは、モチベーション、態度、権限の必要性などの点で他部門とはまったく異なるため、その生産性を高める際には従来とは違った型破りなマネジメント手法が必要になるはず。そうでなければ、業績は低迷し、競争力は低下する一方である。
本書は、ナレッジワーカーのパフォーマンスを最大限に引き出すためのマネジメント手法を解き明かす。
目次
第1章 | ナレッジワーカーとは? |
| 重要性を増すナレッジワーカー |
| ナレッジワーカーとは? |
| ナレッジワーカーを区別すること |
| ナレッジワーカーに共通する属性 |
| ナレッジワーカーの属性が意味するもの |
| 本書の概要 |
第2章 | ナレッジワーカーの相違点 |
| 企業におけるナレッジワーカーの分類 |
| ナレッジワーカーの違いによる分類 |
| まとめ |
第3章 | 知識労働の管理・成果測定・実験 |
| 管理すべきか、せざるべきか |
| 知識労働を管理する目的 |
| パフォーマンスの測定 |
| まずい管理 |
| 実験についての注意事項 |
| まとめ |
第4章 | 知識労働のプロセス |
| プロセスと知識労働の分類―知識労働プロセスのマトリックス |
| 知識の創造・配信・応用 |
| プロセスをステップに分解する |
| 知識労働におけるプロセスとプラクティス |
| プロセス管理の種類 |
| まとめ |
第5章 | ナレッジワーカーとテクノロジー |
| 役割に合ったアプリケーション |
| 意思決定支援システム |
| 人工知能とエキスパート・システム |
| ナレッジマネジメント |
| 知識を業務に埋め込む |
| パフォーマンス支援システム |
| 役割を限定したポータル |
| コンピューターによる意思決定 |
| その他のナレッジワーカー管理ソフト |
| まとめ |
第6章 | ナレッジワーカーの能力強化 |
| ナレッジワーカーに必要な能力 |
| 個々のナレッジワーカーの情報・知識の管理 |
| インフォメーション・マネジャーからわかったこと |
| 個々のパフォーマンスの測定と改善 |
| インフォメーション・ユーザーについてわかったこと |
| 特定の媒体やテクノロジーに対する態度 |
| 情報を管理する戦略 |
| 人口統計学的分類による違い |
| 情報管理をマスターした個人ユーザー |
| まとめ |
第7章 | ナレッジワーカーのネットワークと学習への投資 |
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| ナレッジワーカーの情報探索・利用法 |
| 優秀なナレッジワーカーの実像 |
| マネジメント側の問題 |
| まとめ |
第8章 | 職場環境とナレッジワーカーのパフォーマンス |
| 職場環境についてわかっていること |
| 多くの実験、わずかな学習 |
| 職場環境改革にほかのパフォーマンス要因を組み合わせる |
| 新たな協働の必要性 |
| 細分化と選択―ナレッジワーカーの職場環境モデル |
| まとめ |
第9章 | ナレッジワーカーのマネジメント |
| 旧来のマネジメントの特徴 |
| 現代のマネジメントに必要なこと |
| ナレッジマネジャーを確保し引きとめることの難しさ |
| 知識時代の優れたマネジャー像 |
| まとめ |
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| 原注 |
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