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発明家たちの思考回路

奇抜なアイデアを生み出す技術

発明家たちの思考回路
発明家たちの思考回路
著者:
 エヴァン・I・シュワルツ
出版社:ランダムハウス講談社
出版日:2006/1/27

Amazon商品の説明より

『発明家たちの思考回路』

―奇抜なアイデアを生み出す技術


内燃機関、鉄道、電信電話、映画、白熱電球、自動車、飛行機、テレビ、原子力、コンピュータ、バイオテクノロジー、ナノテクノロジー……。発明は新しいものすべての本源である。どんな装置も仕掛けも道具も、あるとき誰かの頭のなかでひらめいたことから誕生したものだ。私たちが生きているのは、発明によって創りあげられた世界なのである。

ところが、とてつもない影響力をもつ発明がいたるところでないがしろにされている。その事実をよく表しているのは、テクノロジーに関する仕事がリサーチ&ディベロップメント(研究開発)、略して「R&D」という名でひとまとめにされていることだ。インベンション(発明)の「I」はどこへ行ってしまったのだろう?

発明にはマニュアルも教科書もない。だが、本書を読めば発明が生まれるプロセスを理解できるだろう。古今のすぐれた発明家たちの心に入り込み、発明にいたるまでの過程で彼らがどのように奮闘し、どうやってそれを実現させたかを知れば、あなたとあなたの組織が次の大きな一歩を思いきって踏み出すのに役立つヒントが得られるはずだ。
野心的で大胆な構想を抱くのに、いまほどふさわしい時代はない。

目次

プロローグ―発明の原動力は何か
発明は塗りかえられる
発明ゲーム
豊かな発想力を培おう
第1章可能性を創出する
内なる創造力に火をつける
初めの一歩
メンタルモデルをかたちづくる
発明の四タイプ
多くの可能性を一本の道に
現実と理想のギャップに目をつける
飛行機の新たな可能性
第2章問題をつきとめる
多面的な問題
エジソンの苦い経験
ゲームから学ぶ
形のない発明
ブレインストーミングで問題をしぼり込む
安全というスーパーフォース
第3章パターンを認識する
「なるほど!」
発想戦略のパターン
回転式シリンダー
データに見出したパターン
第4章チャンスを引き寄せる
落としたチップ
セレンディピティを活かす
成功との出合い
戸棚のなかに象がいた
偶然によって報われた研究
未来を引き寄せる
第5章境界を横断する
バイオロジーからテクノロジーへ
境界を越える
ヒトゲノム計画
第6章障害を見極める
ナノ世界の障壁
緑のエネルギー
ライト兄弟がぶつかった壁
障害の突破
さらに次の壁
第7章アナロジーを応用する
アートから盗む
生きものをまねる
歴史上のアナロジー
ビームとビーム
第8章完成図を視覚化する
視覚化を体得する
空想ゲーム
人体の想像図を描く
第9章失敗を糧にする
試して、試して、また試す
失敗はやる気の源
たくさんのカエルにキスする
幻を追いかけて
ヒーローとしての発明家
第10章アイデアを積み重ねる
混乱からイノベーションへ
特許に守られるアイデア
電話とコンピューターを会話させる
アイデアを形に、そして金に
第11章システムとして考える
システムにシステムを組み込む
巨大システムへの挑戦
越えがたい壁
水素エコノミー社会への転換をめざして
バイオロジーの未来システム
エピローグ―もっと上を、もっと外をめざして
倦まずたゆまず
模倣、便乗、省略
楽天思考でいこう
 
謝辞
訳者あとがき
原注

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