グローバルリーダーの条件
グローバルリーダーの条件
著者:大前 研一 船川 淳志
出版社:PHP研究所
出版日:2009/4/21
Amazon商品の説明より
世界の国境が無くなったビジネスシーンで、現在の日本に最も不足している人材、それがグローバルリーダー。しかし、「世界」と聞くと、英語が話せない、素質がないからと、最初から諦めてしまう人がいる。しかし、それは違う。
著者は言う。「その答えは『先天的なもの』ではない。また帰国子女とか、海外で生まれ育っているとか、アメリカンスクールにいった、というような問題ではない」(「まえがき 大前研一」より)。
世界と相対できる人材になるため必要なのは、「まず、第一歩を踏み出す」ことなのだ。
本書は、グローバルリーダーに必要とされる資質や思考を考察しつつ、その一歩目の踏み出し方をも示す。アメリカ一極主義の崩壊しつつある世界の今後の潮流を分析しつつ、日本の企業・組織はどうあるべきか、個人が思考力や英語力を伸ばすためにはどうするべきかを示す。
あなたの人生を様変わりさせるチャンスがそこにある。次はあなた番だ――。
目次
| まえがき 大前研一 |
序章 | 求むグローバル人材! 船川淳志 |
| まだ「グローバル」に言い訳を続けるのか? |
| 「グローバル化再考着」だからこそ |
| チャンスをつかめ! |
| あなたも今日から始めよう! |
第一章 | AG25年―グローバル化の「これまで」と「これから」 |
| ITとパラダイム転換 |
| アメリカのシングル・ヘゲモニーの崩壊 |
| 謝らないアメリカ |
| 二〇〇八年は一つのエポックか? |
| 二〇二〇年の世界像を占う |
| 加速する全球化と出現する「世界村」 |
| 対立ではなく共通項に着目しよう |
| 「全球的なモザイク」のグランドデザインを |
第二章 | 日本企業のボトルネック |
| なぜ戦後の経営者はすごかったのか |
| 企業文化による負の同化作用 |
| グローバルへの道―まずは自分で見て、考える |
第三章 | 「個」を解放せよ!そして覚悟せよ! |
| 学歴よりも大事なもの |
| 負の再生産の連鎖を断ち切れ |
| 「超一流」の背後にも徹底したプラクティスがある |
| ヘッドギアに縛られるな |
| 突き抜けたアンビシャスと覚悟を持とう |
第四章 | 第四の波と『ハイ・コンセプト』誕生秘話 |
| リニアロジックとノンリニアな発想 |
| インタラクションは集団知を高める |
第五章 | たかが英語、されど英語 |
| 教育機関はアウトプットイメージを明確に |
| ニュアンスのわかる英語をマスターしよう |
| どうすればニュアンスが身につくか |
| 英語を学ぶにも危機感を持って |
| 英語屋はいらない |
| <コラム>提言:プロダクトアウト的英語教育に訣別を! 船川淳志 |
第六章 | 日本の組織は何をすべきか |
| グローバル人材の育成は一夜にしてならず |
| エリート教育ではなくリーダー教育を |
| 求められる「価値ある異才」 |
| 国が甘やかしても未来はない |
| <コラム>グローバル人材育成、課題は何か? |
第7章 | 全球化:もう一つの課題 |
| 日本が世界に貢献できること |
| 全球化とキャピタリズム |
| グローバル・ディシプリンを身につけよう |
| グローバルリーダーの条件 |
| 次はあなたの番だ! |
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| あとがき 船川淳志 |
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