ポストモダン・マーケティング
「顧客志向」は捨ててしまえ!
ポストモダン・マーケティング
著者:スティーブン ブラウン
出版社:ダイヤモンド社
出版日:2005/01
Amazon商品の説明より
『ポストモダン・マーケティング』―顧客志向」は捨ててしまえ!
あなたが信じてきた顧客第一主義からかけ離れた原理。マーケティングの真髄?それとも?実は過去のあまたの事実が証明していた。
マーケティングに精通し、売る側に“もっともっと”と要求しておきながら次の瞬間にはクルッと背を向けて他へ移動してしまう今の気紛れな消費者を、どう扱ったら良いのだろうか。「顧客志向」を更に更に徹底してお客様を引き付ける?その次は?更に更に更に?本書は今主流の、客を甘やかすばかりの、毒気を抜かれた、面白味のない、しかも効果が失われていることに多くの人が気づいているマーケティングではない方法を、まさにマーケティングの意味であり目的である「売る」を実現する手段として示す。
目次
| 訳者まえがき |
| フィリップ・コトラーに論戦を挑む |
| 顧客第一主義への反論 |
| ポストモダン・マーケティング実践の書 |
| 捕えどころのない消費者を捕まえる |
| はじめに |
LESSON1 | お客を憤慨させて売上を上げる方法 |
| わが神、顧客よ、あなたはどこにおられるのか? |
| 大きいことはいいことだ |
| 小さいぬいぐるみには小さいことが似合う |
| ムッとさせないでメロメロにさせる |
| タイ式ダイエット |
| エルメス化する |
| バーキン差別 |
| サンダーバード、発進準備完了! |
| フリーギフト1 |
| 非サービスとの遭遇 |
LESSON2 | アンチ・マーケティングの抵抗 |
| ロゴにさよなら |
| 一杯のコーヒーから |
| スターバックスの災難 |
| マーケティング反射 |
| イメージがなにさ |
| 顧客、ヤなやつ |
| フリーギフト2 |
| ホンモノであることの証明 |
LESSON3 | マーケティングのハウツー本を取り扱う方法 |
| リーバイスの旗艦店 |
| リベットでポケットを補強した最初のメーカー |
| フィルとテッドの終末への旅 |
| 楽に儲けるためのEマーケティング |
| ポストモダン・マーケティングの近視眼 |
| 古い話を売ってくれ |
| 全てのマーケティーズの祖先 |
| ハバ ハバ ハバード |
| フリーギフト3 |
| 私はターゲット・マーケティングを採用しない |
| ちょっと休憩。音楽のひととき。 |
| これこそ、マーケティングNo.1だ。 |
LESSON4 | 「トリック」●真実を誇張した仕掛けで売る |
| ドナルド・トランプの芸術的テクニック |
| ルイーズ、どーか、からかって |
| 魔法使いに会いに行く |
| 二人でタンゴを・・・・ |
| 爽やかにしてくれるティーズ |
| チープ・トリック |
| 最後のトランプ・カード |
| フリーギフト4 |
| エレファントマン |
| フリーギフト5 |
| アイルランドの詩人を使ったトリック |
LESSON5 | 「限定」●束の間と欠乏で狂乱させて売る |
| 未来の花嫁の戦場 |
| ウェディングマーチ |
| 消えてなくならなきゃ、価値がない |
| 「束の間」のドーナッツ |
| 「欠乏」についての講義 |
| 私のカルテルはどこに? |
| カルトブランドの選択 |
| できたてのカナリア |
| フリーギフト6 |
| 二つの教訓 |
LESSON6 | 「増幅」●ウワサになっていることをウワサにして売る |
| 宣伝上手な芸術家 |
| 芸術家のための芸術ではなく、市場のための芸術 |
| マーケティングのマーケティング |
| CEOのゴーストライター |
| 過激な説得者 |
| ブランド戦争 |
| 増幅の皮肉な結果 |
| フリーギフト7 |
| アブソルートの増幅 |
| フリーギフト8 |
| 憐れなオピウム |
LESSON7 | 「秘密」●誘惑し追い掛けさせて売る |
| スターリン・ワールドで自由を楽しむ |
| 謎のビジネス |
| 映画界の陰謀の天才 |
| 不思議なコロラド |
| 秘密は売れる |
| あんまり美味しくて指までしゃぶってしまう |
| 暴露―秘密のスパイスの秘密! |
| ナイキのブレスト・スニーカー |
| 誘惑をつくり出す |
| フリーギフト9 |
| 金のためなら |
| フリーギフト10 |
| 誘惑のマーケティング |
LESSON8 | 「エンターテイメント」●想像を超えた驚きと変化の素早さで売る |
| ボディ・エレクトリック売ります |
| 『クール・クールLSD交感テスト』を書いたトム・ウルフも真っ青の時代 |
| 三回のショックで退場 |
| 狂ったルナ・パーク |
| ラス・ベガス |
| フリーギフト11 |
| テキサス・ティングラー |
| フリーギフト12 |
| オラクルのCEOには何かある |
| ちょっと休憩。音楽のひととき。 |
| これこそ、マーケティングNo.2だ。 |
LESSON9 | 「ハリー・ポッター」する方法 |
| ジョアンと豆の木 |
| ハリウッドのためのハリー |
| バーナムじゃないことが信じられない |
| ニュース嫌いな有名人ほどニュース価値がある |
| ハリーの長寿を祈る |
| ハリーはその後、幸せに暮らしましたとさ |
| フリーギフト13 |
| ハリー文学を分析する |
LESSON10 | マーケティーズに失敗しない方法 |
| マジェスティック・マーケティング |
| おりがみの国のオガミ |
| イカレタ男からの質問状 |
| マドンナとケンカした高級店 |
| 自由というブランド |
| 客は聖人ではない |
| レトロマーケティング |
| 二〇世紀初めの疑似イベント |
| フリーギフト14 |
| デジャ・ビュじゃなくて、デジャ・ニュー |
LESSON11 | ネズミ捕りに上手に罠を仕組む方法 |
| オレ、興奮しちゃった |
| 最も偉大なマーケター |
| 紳士のジム |
| B級マーケティング |
| 何が市場を動かすか? |
| 上手に罠を仕組んだネズミ捕り |
| 全部読んだなんて信じられない |
| フリーギフト15 |
| ボーイングは素敵だ |
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